
【部屋干しの裏技8選】臭い対策に需要なのは?
天候に左右されずにいつでも洗濯物を干せる部屋干し。しかし、適当に干すといや~な臭いが気になります。実は上手に部屋干しをするにはいくつかの裏技があるのです。臭いを付けずに、部屋干しするためのキーポイントとなるのは「乾かす速さ」!! ぜひ部屋干しのポイントをチェックしてみてください。
臭いをつけずに部屋干しするには、乾燥スピードが大切

部屋干しで発生しがちな臭いの原因は、洗濯しても落ちきらなかった汚れ。残った皮脂やアカは雑菌のエサとなり、どんどん増えていきます。
また、外に干すときと比べて、乾きが遅いというのも臭う原因に。外干しと比べて、通気性がどうしても劣ってしまう部屋干しは、乾きが悪く衣類に水分が長く残ります。そのため、雑菌が繁殖しやすい状況なのです。
つまり、雑菌が繁殖しないようになるべくはやく乾かしてあげることが臭いを防ぐポイント。
では、部屋干しの場合はどのような工夫をすればはやく乾かすことができるのでしょうか?
部屋干しの洗濯物をはやく乾かす裏技

部屋干しは時間勝負。乾くまでの時間が長ければ長いほど、臭いが気になってしまいます。でも、室内は限られたスペースのため、急いで乾かすのは至難の業ですよね。ここでは、省スペースでもスピーディに乾かせる方法をご紹介します。
アーチ干しをする
室内の限られたスペースで効率良く洗濯物を乾かしたいなら、アーチ干しがおすすめです。アーチ干しは外側にバスタオルやパンツ類などの長いものを干し、内側に向かって短いものを干すという方法です。ピンチに対し、左右対称になるように並べていくのがポイントです。
すぐに乾くものは内側に、乾きづらいものは外側に置くことで、通気性を良くして早く乾かすことができます。
脱水を2回かける
単純に考えて、洗濯物に含まれている水分量が少なければ少ないほど短い時間で乾かすことができるということになります。そのため、干す前にできるだけ水分を飛ばしてしまえば、通常よりもはやく乾かすことが可能です。
多くの洗濯機はコース選択ができます。すでに本体についている機能の他、自分でカスタマイズすることができるので、脱水を普段より1回多くしてみましょう。コースのカスタマイズが上手くできない場合は、いつもどおり洗った後、脱水だけ1回追加すればOK。
また衣類によっては、脱水をかけてしまうと型崩れや素材を傷めてしまう可能性があります。その場合は、洗濯機から出した後、バスタオルで優しく包んで水分をできるだけ吸い取ってから干しましょう。
新聞紙を床に敷く

部屋干しにすると、衣類から水分が蒸発するので湿気がたまっていきます。その湿気を吸い取って、なるべく室内の湿度を低くすることもポイントです。
そのために、新聞紙を床に敷くという方法も有効。新聞紙は吸湿性に優れているので、除湿剤代わりにすることができます。新聞を置くよりも1枚ずつ離して、くしゃくしゃにまるめて広げたものを置いてみてください。表面積が増えるので、効果がアップします。
裏返して干す
衣服は構造上、ポケットの部分や縫い目の部分は他の布地よりも分厚くできています。「乾いた!」と思っても、実際にはポケット部分が湿っていることってよくありますよね? この部分が生乾きとなって臭いを発生させる原因となってしまうかも。
分厚い部分を効率良く乾かしたいなら、裏返して干してみて。特にジーンズのような分厚い生地は、裏返すことによって乾く時間を大幅に短縮することができます。
逆さに干す
シャツの襟もとやパーカーのフードはハンガーにかけて干しても、乾きづらい部分です。そのため、トップスは逆さにして干すのがおすすめ。洗濯ばさみなどを活用して反対に干すことで生地同士の重なりを防ぎ、効率良く乾かすことできますよ。
部屋の中央に干す
家の中で風通しの良い場所はどこだと思いますか? 多くの方が窓際と答えるのではないでしょうか。確かに窓を開けていれば風通しがよくなるかもしれません。しかし、窓を閉め切っている場合は窓付近は行き止まりとなる場所です。閉め切ってる部屋の場合は、部屋の中心のほうが風通しが良く洗濯物を効率良く乾かすには格好の場所になります。スペースを活用できるのであれば、できるだけ部屋の中央に洗濯物を干すことをおすすめします。
扇風機の風をあてる
マンションなど建物が密集している場所は、風の通りが悪いことが多いです。風通しの良い環境を作るために活用したいのが扇風機。
特に気温の低い冬場は、洗濯物を乾かすのに多くの時間がかかります。そこで、エアコンを扇風機と一緒に使うのがおすすめ。扇風機が温かい空気を循環してくれるので、空気だまりを解消することができ、効率良く洗濯物を乾かすことができます。
お湯ですすぎをする
洗濯物の温度が高ければ高いほど水分がはやく蒸発するため、短い時間で乾かすことができます。そのため、最後のすすぎをお湯で行うことで、乾かす時間を短縮することができますよ。
ただし、お風呂の残り湯を使うと皮脂汚れがついてしまい、雑菌が繁殖しやすくなってしまうので、部屋干しする場合は避けるのがベターです。
部屋干しのときには「洗い」をしっかりしよう

なんといっても、部屋干しをするときに大切なのは「臭い」をどう防ぐか。臭いを付けずに清潔に仕上げるには、洗濯するときも対策が必要です。
汚れをきれいに落とす
部屋干しの臭いの原因は、雑菌が繁殖することといわれています。生乾きにより増え続ける雑菌は、衣服にこびりついたアカや皮脂をエサに増殖するため、汚れをしっかり落とすことが大切です。
食べこぼしのあるものは予洗いをしたり、漂白剤と一緒に洗って臭いの原因を排除したりと、時間がなくてもひと手間加えて汚れをきれいに落としましょう。
まとめ
部屋干しの臭いの原因は雑菌の繁殖です。雑菌は生乾きの状態が続けば続くほど繁殖していくので、できるだけ短い時間で乾かしてあげることが大切。お部屋の構造にもよりますが、部屋は中央部分が通気性が良く乾きやすいです。できるだけ窓を開けたり扇風機をつけたりして換気し、アーチ干しなど一工夫を取り入れて干してみてください。