コンロ下の意外な場所にデッドスペース発見! つっぱり棚で収納量アップ
キッチンコンロ下の意外なデッドスペース、ここの使い勝手に悩んでいる人へ。つっぱり棚を取りつけて収納を増やしたことで、鍋ぶたの収納がぐんと使いやすく毎日の作業が楽になったアイデアをご紹介したいと思います。
こんにちは。ライフオーガナイザー®の前田梨絵です。
キッチンのコンロ下によくある深い引き出し収納。みなさんのお家でも、フライパンやお鍋などを収納しているということが多いのではないでしょうか。けれども、スペースの関係でなんとなく使いにくく感じていたのが、そこにしまっていた鍋ぶたの収納です。
そこであるとき、コンロ下収納の意外な場所にデッドスペースを見つけて活用してみたら、とても使いやすくなりました。その方法をご紹介します。
鍋ぶたがサッと取り出せないのがストレス!
鍋ぶたは、コンロ下の引き出しの手前に既に仕切るための棒を使って立てて入れてありました。けれども、スペースの関係上、とっても窮屈で、取り出すときには鍋ぶた同士がガチャガチャとぶつかります。
まったく使えないというわけではないけれど、よく使うものだけにサッと片手でスムーズに取り出すことができたり、鍋ぶた同士がガチャガチャとぶつからなければいいのになと思いつつも、限られたスペースに収めるには限界があるし、仕方ないのかなとも考えていました。しかし、あるとき……。
意外なところにデッドスペースを発見!
ふと、シンク下の引き出しを下から覗いてみると、なんと、上の方に広いデッドスペースがあるではありませんか! 普段はこんなところを覗き込むこともないので、引っ越して以来、10年近く知らずに過ごしていたデッドスペースでした。もちろんこれを使わない手はありません。
何か家にある収納グッズが使えないものか、考えてみました。
そこで、ピンとひらめいたのが、家においたままになっていた「つっぱり棚」です。これをデッドスペースに取りつけることで、新たな収納棚ができました。さっそく取り付けてみると、思っていたとおりにサイズもぴったりです。そこには、鍋ぶたと一緒に収まっていた、フライパンや油はねガード、卵焼き器にせいろを乗せる台など、厚みのないもの合計5点をうまく収めることに成功。
鍋ぶた収納は、1枚1枚が重なることなくゆとり持たせて収納することができました! 片手でもサッと出し入れできるので、他のものとぶつかるガチャガチャという音も気にならず、取り出しやすくしまいやすい! まさしくストレスフリー収納の完成です。
"見えなくて困った"は目印をつけてカバー
そんな突っ張り棚を使って増やした収納スペースですが、一つだけデメリットがありました。それは、しまうときに奥が見えないこと。立った状態でしまうので、隣に置いてある卵焼き器とぶつかってしまうんです。
そこで思いついたのが、だいたいこの辺にしまえばぶつからないという位置を知らせる”目印”でした。目印には、家にあったシールを使いました。この辺りにしまうという目安が立った状態でわかるようにシールを貼ることに。
シールを貼ってみると、わざわざしゃがんでつっぱり棚を覗き込まなくても、目印のシールあたりをめがけてフライパンを奥に突っ込めます。
慣れてくれば、見えなくても感覚でスムーズにしまえるようにもなってきました。
まとめ
スペースの関係で使いづらいと感じている収納。ものを減らすこともできないときには、じっくり見渡してみると、意外な場所にデッドスペースがあったことに気付くかもしれませんよ。
参考になればうれしいです。