医療が進歩したおかげで、多くの女性が安全に出産できるようになりました。しかし、油断は禁物。安全安心なお産をするためには、妊娠中から気をつけておきたいことがあります。そこで、先輩ママに、妊娠中はどんなところに気を付つけていたのか、アンケートを取ってみました。妊娠中の過ごし方の参考にしてください。
体調管理は大事!
体重増加に気を付けた
必要以上に太らないように気をつけた。
(36歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
甘いものや、カロリーが高いものを食べ過ぎない。
(38歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)
体重が増えすぎないようにする。
(32歳/生保・損保/秘書・アシスタント職)
お医者さんから、「あまり体重が増えすぎないように」と言われていた人が多いようです。もちろん、赤ちゃんのためにはある程度の体重増加も必要なのですが、増えすぎるのも問題。妊娠中の体重管理は大変ですが、お医者さんに相談しながら上手にコントロールできるといいですね。
栄養を摂るようにしていた
葉酸の摂取。
(28歳/自動車関連/秘書・アシスタント職)
鉄分摂取。
(40歳以上/団体・公益法人・官公庁事務系/専門職)
栄養の摂取。
(35歳/ソフトウェア/クリエイティブ職)
妊娠前より食べるものを意識したり、栄養素を気にしたりしていたママが多く見受けられました。元気な赤ちゃんを産むためには、バランスのいい食事が欠かせません。ママとお腹の赤ちゃんのためにも、必要な栄養をしっかり摂取したいものです。
お腹を守る!
転ばないように気をつけた
歩くとき、転ばないようにした。
(30歳/金融・証券/事務系専門職)
かかとが高くない、歩きやすい靴をはく。
(33歳/小売店/販売職・サービス系)
自転車に乗らない。
(40歳以上/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)
赤ちゃんがいるお腹を守るように気をつけた、という声が多く挙がりました。「妊婦は、かかとの高い靴を履かないようにしなさい」という注意はよく聞きますね。特に、お腹が大きくなる中期以降はバランスを崩しやすいので、かかとの高い靴は避けたほうが無難です。
刺激のあるものに気をつけた
刺身など、生ものを食べないようにしていた。
(34歳/医療・福祉/販売職・サービス系)
お腹を壊しやすかったので、刺激の強い物は食べなかった。
(34歳/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)
「生ものを食べないようにした」という回答が目立ち、食中毒などに気を使っていたママが多かったようです。紹介したコメント以外に、「塩分」を挙げていたママもちらほらいて、妊娠中は塩分控えめの優しい食事を心がけていたママもいました。
自分を大事に!
リラックスを心がけた
できるだけゆるい洋服。
(33歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
胸元が苦しくない服にして胃に負担をかけないようにしている。
(32歳/金融・証券/専門職)
ストレスをためないようにした。
(40歳以上/小売店/販売職・サービス系)
妊娠中は、ホルモンバランスが大きく変動し、ママの気持ちも不安定になりがちです。出産間際まで働く人も多く、職場や通勤でストレスを感じることもあるでしょう。着るものや心の持ち方を意識して、なるべく楽に、リラックスできる状態で過ごしたいですね。
体によくないことは避けるようにした
身体を冷やさないように冷たい飲み物は控えたり、腹巻きをしたりしていた。
(28歳/アパレル・繊維/事務系専門職)
カフェインの摂取量。
(34歳/機械・精密機器/事務系専門職)
「体を冷やさないようしていた」という回答が多く挙がりました。腹巻でしっかりお腹を温めていたママもいたようです。
もし風邪を引いたとしても、妊娠中は薬の服用に注意が必要です。いつも飲んでいる薬でも、医師に服用してもいいかどうか確認するようにしましょう。
まとめ
妊娠中に気を付けていたことについて、先輩ママの声を聞きました。「ヒールは履かない」という意見のほかにも「生ものを避ける」「体を冷やさない」など、昔からよく言われる注意を守っていたママが多く見られました。栄養の摂り方や、薬の服用など、不安があれば医師に相談してみましょう。心も体も整えて、安心して出産に望めるよう、長い妊娠期間を楽しく乗り越えてください。
マイナビ子育て調べ
調査日時:2020年10月27日~11月11日
調査人数:144人(22歳~40代までのママ)
この記事の執筆者
保育の現場で働いています。子ども達はみんなかわいくて教えられることばかり。パパ&ママの楽しい子育てのお手伝いができればいいなと思います。