
離乳食のバターはいつから?中期・後期・完了期レシピ【管理栄養士監修】
バターは赤ちゃんに食べさせてもいいのでしょうか? いつからどのくらいあげたらいいのか、油って負担にならないのかなど気になりますよね。バターは実は離乳食につかってもいい食材の1つです。その理由や使い方などをお伝えします。
離乳食にバターはいつから?使用時期と量の目安
バターは油なので、離乳食に使うことが心配な方もいるかもしれませんが、油も1つの栄養であり、多くなければ問題はありません[*1]。
離乳食にバターは7ヶ月頃から

・中期の調理:少量を風味付け程度に
・後期の調理:多すぎない程度に調理に使う
・完了期の調理:多すぎない程度に調理に使う
離乳食にバターを使用する際の目安量
離乳食に使うバターの量に明確な目安はありませんが、だいたい1食あたり3g程度であれば使っていいでしょう。魚を焼くときにバターを使ったりする程度であれば問題はないでしょう。
また、他に油が多い食材などを使っているときは、バターを使わないか、使う量を量を減らすなどの工夫をしましょう。
離乳食のバター、おすすめの使い方


バターの約80%以上が乳脂肪分ですが、ビタミンAやビタミンD、ビタミンEなども含まれています。使う量が多くないのでそれほど多くのビタミン摂取は期待できませんが、油分は便の排出にも役立ちます。コツを知って上手に取り入れましょう。
食事の風味づけに使う
魚やいも類など、味が淡泊なものに調味料としてバターを使うことで、塩分だけではなく、油のコクやバター独特の風味をつけることができます。
ホワイトソースを手作りする

バターは風味があるので、ホワイトソースをおいしく仕上げることができます。
牛乳100mlに小麦粉(または米粉)大さじ1を加えてよく混ぜてから火にかけます。仕上げにバター小さじ1程度加えたらホワイトソースになります。大人は塩こしょうを足して味をととのえましょう。
離乳食のバターのよくある疑問
離乳食でバターを使用するときに気になる疑問について、解説します。
無塩と有塩どちらのバターでも大丈夫?
離乳食で使うバターは風味付け程度に使用するものなのでどちらでも構いませんが、選べるのであれば無塩バターでよいでしょう。有塩バターを使用する際には他の調味料は控えるなどして、塩分の取りすぎに気を付けましょう。
バターの代わりにマーガリンを使ってもよい?

バターは生乳から乳脂肪分を分離させて作られていますが、マーガリンは食用植物油脂を主な原材料として作られています。
赤ちゃんは、できる限り添加物を避けられるほうが安心なので、できたらバターを選べるといいでしょう。しかし、バターは高価だったりもします。そのような場合は他の油やマーガリンで代用してもいいしょう。
バターのアレルギーは?
バターは生乳から乳脂肪分を分離させたものを練り上げて作られますので、牛乳アレルギーの心配があります。鶏卵、牛乳、小麦は乳児期に多いアレルギーです[*2]。
今までミルクなどでアレルギーがあったような場合には注意が必要です。
バターの離乳食レシピ! 中期・後期・完了期
最後にバターを使った離乳食レシピをご紹介します。使う量は少しでも、バターの風味で赤ちゃんの食欲も刺激されるかもしれません。ぜひ試してみてくださいね。
<離乳中期のレシピ>グリーンマッシュポテト

材料(約2回量)
・じゃがいも 1個
・ほうれん草 2枚
・バター 5g
作り方
① じゃがいもは皮をむいて、やわらかくなるまでゆでて、つぶす
② ほうれん草はやわらかくゆでて水気を切り、食べやすい大きさにきざんでおく
③ ①②を合わせてバターを加え、よく混ぜる
<離乳後期のレシピ>さつまいものバター焼き

材料(約3回量)
・さつまいも 1本(約250g)
・バター 15g
作り方
① さつまいもはよく洗い、1cm角のスティック状に切ったら、10分ほど水にさらしてアクを抜く
② ①の軽く水けを切り、耐熱容器に入れてラップをかけ、電子レンジ(600W)で3分ほど加熱する
③ フライパンにバターを溶かし、②を炒めるようにしてバターをからめる
<離乳完了期のレシピ>鮭のホイル焼き

材料(約2回量)
・生鮭 40g程度
・ブロッコリー 20g
・バター 5g
作り方
① 生鮭は皮と骨を取っておく
② ブロッコリーを小房に分けてゆで、食べやすい大きさにしておく
③ アルミホイルに生鮭とブロッコリーを入れ、バターを乗せて包む
④ トースターで15~20分ほど焼いたらできあがり
まとめ

バターはいろいろな料理に活用できる調味料です。油や塩は含みますが、量に気を付ければ心配はいりません。赤ちゃんの排便には油分も必要ですので、料理にバターを使うことで油や風味をプラスすることができます。また、ビタミンEなども含まれるので、上手に使っていきたいですね。
(文:宗政祥子 先生、監修:川口由美子 先生)
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