紗栄子さん「離婚したくなかったから……」最初で最後の号泣事件を明かす
タレントで二児の母である紗栄子さんが、オフィシャルYouTubeチャンネルに投稿したインタビュー動画で、出産や育児、そして離婚について当時の気持ちを明かしています。
紗栄子さんが振り返る出産と離婚
タレント・モデルの紗栄子さんが芸能生活20周年を記念し、自身の公式YouTubeチャンネル「Sae Channel」で、これまで歩んできた道を振り返る「20周年トーク」を公開しています。後編にあたる「私生活編」では、ダルビッシュ有さんとの結婚と離婚、出産と子育てについても赤裸々に語りました。
2007年8月に、ダルビッシュ有さんとの婚約と妊娠6週目であることを同時報告した紗栄子さん。当時、ダルビッシュさんは北海道日本ハムファイターズに所属していたため、紗栄子さんは「北海道に嫁ぐ」つもりで、芸能活動も大学も辞めています。
2008年に長男、2010年に次男を出産。そこまで振り返ると紗栄子さんは、「で、そのあと、私はどっかのタイミングで離婚してるんだよ」「2012年? はんやっ! 4年? 結婚生活」と、自ら離婚について切り出しました。
一流アスリートと家族になり、彼を支える覚悟をしていただけに、離婚は望んでいなかったそうで、離婚が決定的になったときにはマネージャーの前で初めて「大号泣」したそう。
「離婚するってなったとき。私、したくなかったからさ。最終的にはもうするんだって思ってしたけど、え、したくないしたくない、なんでなんで、って思ってたから。でも、しなきゃいけないんだって察したときがあって。もう、そういう流れになってる、自分ではどうしようもできない、何も悪いことしてないのに……ってなったときがあって、そのときちょうど、お誕生日を山本さん(=マネージャー)がお祝いしてくれてて、ワンワン泣いちゃったんだよね」(紗栄子さんYouTube動画より)
若いころから感情が乱れているところを人前では決して見せず、常に自律していたという紗栄子さんの涙をマネージャーが見たのは、このときが最初で最後だったそうです。こうして冷静に振り返れるほど、今は完全に過去のこととして整理できているのかもしれません。
元カレのことも言及「私の大切な思い出だから」
子どもの選択を尊重
離婚時にはまだ幼かった二人の息子を、一生懸命育ててきた紗栄子さん。もともと出産や子育ての願望は希薄だったと言います。むしろ、自分は子どもが得意じゃないと思っており、妊娠中は「どうやって接したらいいかわからない」と不安な気持ちもあったそう。
ところが生まれてみればもちろん息子はかわいく、他人の子どももかわいく見えるように。我が子によってそれまでの価値観が大きく変えられ、「ちょっとそんな自分に動揺する。私の知らない私、みたいになってた」そうです。
そんな息子たちも、今は13歳と11歳。イギリスに渡り、全寮制の学校で学んでいます。紗栄子さんも14歳から芸能の仕事を始めていたと振り返り、「もう上の子は13歳だから、彼の選択を尊重しなきゃいけない」と、子育ての方針についても明かしていました。