
【専門家オススメ】 インテリアにも便利な透明フックは収納がぐんと広がる!
昨年より家で過ごす時間が増えました。それに伴い、家事の負担も増えたのではないでしょうか? 少しでも早く取りかかれるように、よく使う道具がすぐ取れる所にあるといいですよね。今回は、壁面や壁につけてもインテリアを邪魔しない、透明なフックをご紹介します。
こんにちは。ライフオーガナイザー®︎の佐藤美香です。
家で過ごす時間が増え、それと同時に家事時間も増えました。食事を作る・食器を洗う回数が増えただけでなく、洗濯や掃除の回数も増え、消毒のためのアルコールボトルなどの物も増えたと感じています。そのため、家事のやり方や収納方法を見直したいと思っている方も多いのではないでしょうか?
「少しでもラクにしたい!」と思っている方達に向けて、今回はよく使う道具がすぐ取れる・戻せるように、大活躍しているフックをご紹介したいと思います。
エプロンのちょい掛け収納に! シール型フック
食事を作る回数が増えたことで、エプロンの登場回数も増えています。小さな子どもがいると、ずっとキッチンに立っているのも難しいため、エプロンを1度外して、またつけ直すなんてことも、少なくありません。ついついクシャっと丸めて、あちこちに置いてしまいがちなエプロンですが、専用フックがあると安心です。

フックにかけておけば、エプロンを探す、クシャクシャになったエプロンをつける、なんてこともしなくて済みますよ。透明のフックなら、使っていないときに悪目立ちすることもありません。使っているのは、小久保のシール型フックのクリアタイプです。

私はそのまま貼って使っていますが、こちらの商品は、シールの上にホワイトボードマーカーで描いたり消したりすることも可能です。家族と共有で使う場合には用途を書いておく、仮置きが慣れるまでの間用途を書いておくなど、ご自身やご家族の都合に合わせた使い方ができますね。貼り直しもできるので、使ってみてから位置を調整し直すことも可能。安心して使えます。
ボトル類の収納に! マルチフック
「汚れが軽いうちに掃除したほうがラク」と分かってはいても、掃除道具を取りに行くのさえ面倒に感じて、ついつい後回しにしてしまいがち……。そうならないよう、掃除道具は小さなものを分散して収納しています。自分にも家族にも、「面倒と思う隙を与えない」ことがカギ。気がついたときに、サッと出してラクに戻せることが、とても重要なのです。

キッチンのシンク横に、洗剤を入れたボトルを引っ掛けるようにしています。ちょっと床を拭きたいときなどに便利です。すぐ近くに、ほうきやチリトリ・ウエス(古布)もおいていて、子どもが飲み物をこぼしたり、床を汚したときは、ここから掃除道具をとって、自分で掃除ができるようにしています。こちらは、ダイソークリアマルチフック(両面テープタイプ)です。

約1kgまで引っ掛けることができます。わざわざ収納スペースを設けなくていいので、狭い玄関などでも使いやすそうです。アルコールスプレーを使う機会が増えているので、場所ごとに設置してもいいですね。
髪ゴムを一括管理! 仕組みづくりにも便利な粘着フック
わが家には3人の娘がおりますが、髪ゴミもそれぞれで好むものが違います。また、朝は洗面所の鏡の前で髪を結び、夜お風呂に入る際に髪ゴムを外すため、洗面所のあちこちに髪ゴムが置かれていました。そこで、それぞれの下着などを入れた引き出しの前に、小さなフックをつけました。

こちらは、エプロンに使っていた粘着面が広いタイプのものではなく、フック部分だけの小さなものを使っています。水がかかったりすることはありませんが、洗面台・お風呂の近くなので、ダイソーの耐水性粘着フック(クリア)を使ってみました。

フックのおかげで、髪ゴムを探す手間がなくなりました。パッと見て、ゴムがかかっているのが「すぐわかる」って、大事ですね。使っていないときに、フックに存在感があるのはイヤなので、気にならないクリアタイプで小さなものを使っています。
ただ、衣類の出し入れの際に、髪ゴムがたまに外れてしまうのが難点です。輪ゴム用のフックのように、ゴムが外れにくいタイプのフックもあるので、試してみてもいいなと思っています。
壁にしっかり取りつけたいときに! ピンフック
フックがあれば便利と思っても、シールや粘着タイプのものは使えない場所もありますよね。部屋の壁に飾りたいものがある場合には、ダイソーのクリアピンフックを使っています。

小さな子どもがいると、行事ごとにクラス写真を撮る、絵や工作を持ち帰る、など飾りたいものも多くなります。以前は、画鋲で止めていたのですが、画鋲が外れてしまい、慌てて探すことも……。そこで、ダイソーのクリアピンフックに変更したのです。画鋲に比べ、ピンが長いので、壁にしっかりと取りつけられて安心です。フックに引っ掛けるほうが、子どもも扱いやすく、自分で好きな写真や絵に交換しています。

まとめ
小さな子どもがいると、使っている物の量も多くなりますし、カラフルなものも増えがちです。ちょっとした収納に使う道具をクリアなものを選ぶだけでも、少しゴチャつき感が抑えられるな? と感じています。ムリなく続けやすい方法で、日々の暮らしをラクにしていけるといいですね。