賛否あるコストコのアーモンドミルクはまずい？ 口コミの真相を徹底調査

コストコアドバイザーのコストコ男子です。

コストコで売っているアーモンドミルクは、栄養価も高く低カロリーというポジティブな口コミがある一方で、味が薄いとかまずいといったネガティブな口コミがあったりします。

実際に飲んでみてどうなのか、本当のところを知りたいあなたに、徹底的に解説していきたいと思います。

アーモンドミルクって聞くと、アーモンドの風味が入っている牛乳なのかな？ って思っている人も多いと思いますが、実は牛乳は入っていません。

メーカーによって作り方はさまざまありますが、アーモンドをペースト状にして製品としてつくるものや、アーモンドをすりつぶして水を加えたものなどがあります。

いずれにせよ、牛乳よりもグッと低カロリーということもあり、アメリカのセレブなどにも人気のドリンクなんですよ♪

今回、調査しているコストコのアーモンドミルクと牛乳や豆乳とカロリーを比較すると、こんな感じです。

コストコで販売されているアーモンドミルクは2種類あります。

どちらもプライベートブランドであるカークランドシグネチャー（KIRKLAND Signature）のもので、ひとつは無糖タイプ、もうひとつはバニラ味でオーガニックのアーモンドを使用したものです。

それぞれ特徴が異なるアーモンドミルクですので、違いも含めてチェックしていきましょう。

946ml × 12本
価格：1,998円

こちらのアーモンドミルクは、糖分や乳成分などは入ってなく、アーモンドの香りがほのかに感じられるアーモンドミルクに仕上がっていますよ。

価格は12本で1,998円なので、1本あたり167円という計算になりますね。日本のメーカーのアーモンドミルクですと、ほぼ同じ1000mlのサイズで1本300～400円くらいするので、かなり安いですよね！

さすがコストコっていう感じです。

実際に飲んでみると、とても舌触りがよくて飲みやすいです。

あまりクセがないのですが、普通のスーパーで売っている「アーモンド効果」や「アーモンドブリーズ」などと比較すると、薄い味に感じられると思いますよ。

なので、元々、日本メーカーのアーモンドミルクに慣れている人が飲むと、薄くてまずいと感じられてしまうので、ネガティブな口コミになってしまっている可能性が高いみたいです。

また、よくありがちなのが、飲む前によく振らずにコップに注いでしまって、まずいと感じてしまうこと。

実は、アーモンドミルクって、成分が沈殿していることが多いので、その上澄みだけ飲んでしまうと、おいしく感じられないということがあるんですよ。そのあたりを注意して飲めばおいしく飲めます。

●原材料名：アーモンド、食塩／炭酸Ca、安定剤（増粘多糖類）、乳化剤、V.A、V.D、酢酸V.E、V.B2、グルコン酸亜鉛、V.B12
●保存方法：直射日光を避けて保存してください
●原産国：アメリカ

●栄養成分表示（240mlあたり）
熱量 30kcal、たんぱく質 1g、脂質 2.5g、炭水化物 1g、食塩相当量 0.28g、カルシウム 600mg、ビタミンD 5μg、ビタミンE 7.5μg

カークランドシグネチャー アーモンド飲料 オリジナルの特徴としては、カルシウムが豊富に含まれている点です。

また、パッケージのラベルには日本語で、それぞれの栄養素についての説明も書いてありますよ。

これだけの栄養素を摂れてカロリーが30kcalしかないというのは、ダイエット中には嬉しいですね！

946ml × 6本
価格：1,238円

コストコではもう１種類、オーガニックのアーモンドを使用したバニラ味のアーモンドミルクが販売されています。

価格は6本入りで1,238円なので、1本あたり206円です。さきほどのオリジナルのバージョンの1本あたり167円と比較すると割高に感じてしまいます。それでも、日本のメーカーの商品と比較するとかなり安く、しかもUSDAのオーガニック認証済み！ 安心して飲める点でも、コストコのオーガニックアーモンドミルク バニラ味は人気があります。

その名の通りバニラの風味が鼻から抜ける感じで、さきほどのオリジナルのアーモンドミルクよりも格段に飲みやすいですよ♪ はじめてアーモンドミルクを買うなら、こちらのバニラ味のほうがオススメです。

アーモンドミルクの色も、少し黄色がかったクリーム色をしていて、ビジュアル的にもいい感じ！ それでいて無糖ですし、有機アーモンドを使っているところも評価できるポイントです。

●原材料名：有機アーモンド、食塩／香料、安定剤（増粘多糖類）、乳化剤、V.A、V.D、酢酸V.E、V.B2、グルコン酸亜鉛、V.B12
●保存方法：直射日光を避けて保存してください
●原産国：アメリカ

●栄養成分表示（240mlあたり）
熱量 30kcal、たんぱく質 1g、脂質 3g、炭水化物 1g、食塩相当量 0.28g、ビタミンB12 2.9μg、ビタミンD 2.4μg、ビタミンE 14.4mg

オリジナルと唯一違う点としては、添加物に炭酸カルシウムが入ってなく、香料が入っている点だけですね。

カロリーもオリジナルと同じですが、カルシウムが含まれていない点が大きく異なる部分ですね。こちらの栄養素の説明では、ビタミンB12の説明もありましたよ。

ビタミンB12 ⇒ 赤血球の形成を助ける栄養素

コストコのアーモンドミルクは、1日に飲む量として240mlを推奨していますよ。

カークランドシグネチャーのドリンクは1本あたり946ml入りなので、大体4分の1くらいが1日分の量ということになりますね。

コストコのアーモンドミルクを240ml飲むだけで、1日に必要な量のカルシウムを88%、ビタミンDを91%、ビタミンEを119%摂ることができるというのも嬉しいですね。

1日にもっとたくさんの量を飲んだほうがいいのでは？って思うかもしれませんが、摂取のしすぎも体によくありませんので、240mlを目安に飲んでみましょう。

買う時期によって多少差がありますが、大体10ヶ月前後という感じです。

もちろん未開封で常温保存した場合の賞味期限ですので、開封したら冷蔵庫で保存するようにし、2～3日くらいで飲みきったほうがいいでしょう。

コストコのアーモンドミルクは、さっぱりとした味わいが特徴なので、あまり主張しすぎない特徴を生かしたアレンジがオススメです！

こちらにアレンジ例を紹介しておきますので、チャレンジしてみて下さいね♪

●コーヒーに入れる
●プロテインと混ぜる
●スープに加える
●スムージーに入れる（バナナやマンゴーなど）
●フレンチトースト
●ホットケーキ
●シリアル
●オートミール
●グラノーラ
●ミルクティー（紅茶）　ミルクの代わりに！

コストコで売っているアーモンドミルクの口コミの真相について徹底調査してきましたが、いかがでしたでしょうか？

確かにコストコで売っているアーモンドミルクは、日本メーカーのものと比較すると薄味で、さっぱりとした味わいになっていました。だからといって、まずいという訳ではなく、完全に好みの問題かなという感じでしたよ。薄く感じたときは成分が沈殿している可能性があるので、しっかり振ってみてください。

味も2種類あり、オリジナルはほのかにアーモンドを感じ、バニラ味はバニラの風味が抜けて、とても飲みやすい仕上がりに。はじめてアーモンドミルクを飲むのであれば、バニラ味がオススメです。

ぜひ、今度コストコに行ったら試しに買ってみて下さいね！