【シンデレラフィットも叶う】ゴミ箱としても優秀！ インテリアに馴染む収納用品活用術

こんにちは。4人の子どもと暮らすライフオーガナイザー®の中矢くみこです。

キッチンでゴミを置く場所に悩まれる方は少なくありません。この場所にゴミ箱を置きたいんだけど、ちょうどいいものが見つからない……。そんなときには「ゴミ箱」として売られているものにこだわらず、収納用品まで範囲を広げて探してみませんか？

現在の我が家には、合計11個のゴミ箱があります。その中で、フタつきのほうがよいと感じているのは生ゴミ用くらい。ほかの場所ではフタの必要性は感じていません。

そうなると、「色・形・大きさ」の種類が多い収納用品をゴミ箱にするほうが、インテリアにも馴染みますし、収納場所にも収まりやすいことも多いんです。

こちらは、子どものランドセル収納スペースのゴミ箱。要らないプリントや工作などをその場で捨てられるようにしています。

フタがないゴミ箱なら、ゴミをサッと捨てられますし、子どもが自分でゴミを捨てる習慣をつけやすい気がしています。

ただし、小さなお子様やペットがゴミ箱の中を触ってしまう……など、衛生面での管理が難しい場合は、フタは必須かもしれません。

では、我が家がゴミ箱として使っているアイテム4つを紹介します。

奥行きがあって細長いスペースに、ちょうどいい大きさのゴミ箱を探して見つけたのが「IKEA」スクッブのランドリーバッグでした。

我が家では、「プラゴミ（プラスチック製容器包装）」と「缶・ビン・ペットボトル」を入れています。

使いはじめて3年になります。ゴミ袋を引っ掛け、クリップで留めていました。スクッブの生地は薄くて柔らかめなので、中にゴミを入れると、ふわっと形も変わります。

それでも問題なく使えていましたが、より四角い形をキープするために、現在はプラスチック段ボールで作ったインナーボックスを入れています。

不燃ゴミを捨てる場所は、シンク下収納スペースにある「無印良品」ポリプロピレンストッカーです。

お菓子の缶や割れた食器、電池など、わが家では不燃ゴミがキッチまわりに多いので、ゴミ箱もキッチンに。

「ゴミが出る場所＝ゴミ箱の場所」となると動線がスムーズになります。

私の地域では、不燃ゴミの収集日は月に1度。フライパンなどの大きな不燃ゴミは収集日前日に集めるようにし、日々出る小さめの不燃ゴミはこのストッカーに入れています。

シンク下には「紙ゴミ（紙製容器包装）」のゴミ箱も隙間に置いています。

使っているのは「IKEA」ティエナ マガジンボックスです。

紙製なので、置きたい隙間の幅に合わせて工作することもできますし、安価で捨てやすい。汚れても新しいものに交換すればいいので、子育てや仕事で忙しく、ゴミ箱を洗う時間の余裕がない方にもオススメです。

収納用品としても人気の「無印良品」ファイルボックスは、ゴミ箱として目立たせたくない場所にうってつけのアイテムです。

たとえば、このようにファイルボックスを並べれば、一見どれがゴミ箱かわかりません。（一番左がゴミ箱。ワイドタイプを使っています。）

ポリプロピレンファイルボックスシリーズは、幅や高さが異なるものが種類豊富に展開しているので、ゴミの量や置きたい場所に合わせて選びやすいという利点も。

ただ、見た目が同じゆえに「ゴミ箱ではないボックスに間違ってゴミを捨ててしまうかも……」という不安には、この3つのポイントを意識してみてくださいね。
・ボックスの上の空間を空ける（前に立てば中が見える）
・ボックスの数を少なくする（中身を覚えやすい）
・大人しか使わない

最近は、マスクのゴミを帰宅後すぐ捨てられるように、玄関にも置いています。

「無印良品」のファイルボックスには専用のフタも販売されています。こちらを使えば、フタつきのゴミ箱として使うこともできます。

ファイルボックスにゴミ袋をセットするときには、クリアファイルを中に入れています。背表紙にあたる場所をカットしたクリアファイル2枚をテープで張って、輪っかにするだけ。

袋をかぶせる分、ひとまわり小さい輪っかにするのがポイントです。

インナーボックスがあれば、ゴミ袋をセットしたときに外側にゴミ袋がでず、見た目もスッキリ。ファイルボックスの丸い穴からゴミが溢れてしまう心配もありません。

ゴミ箱を置く場所が限られているときこそ、収納用品がひと役買ってくれます！ さまざまな種類や大きさの中からピッタリのものを探してみてくださいね。