この発想はなかった!「子どもの時間割」がおしゃれインテリアに!生活感出ちゃうスペースを変化させる方法
リビングに子どものランドセル収納場所を作ったのはいいもの、学用品がどうしてもインテリアになじまない……。そんなときは、大人のインテリア要素を取り入れてみませんか? 今回は、時間割や支度ボードの見た目を大人顔に変えた事例をご紹介いたします。
こんにちは。4人の子どもと暮らす名古屋在住ライフオーガナイザー®︎中矢くみこです。
我が家の小4の双子の息子たちは、ダイニングテーブルを振り返ったところにランドセル収納を作っています。
そうなると、必然的に学校の準備に必要なものがランドセルまわりに集まることに。特に時間割やToDoリストなどは壁に貼りだしたほうが子どもにとってわかりやすく、効率的なのですが……そのまま貼ってしまうと、見た目にもカラフルで煩雑になってしまい、なによりインテリアになじまないんですよね。
そこで今回は、時間割をインテリアになじませるひと手間についてご紹介いたします。
カラフルな印刷物はモノトーンでシンプルに!
新学期にもらってくる時間割。ランドセルにも入れる場所がありますが、壁に貼っておけば「今日は何限目までかな?」と覚えなくても、すぐに確認ができるので便利ですよね。
ただ、かわいらしい色の画用紙に印刷されていることが多く、我が家のインテリアにはどうしても浮いてしまいがち……。
そこで、壁に馴染むようにモノトーンにコピーしています。
筆者は、画像の加工はAdobeのPhotoshopを使っていますが、ネットで「ネガポジ反転 画像」と検索すると、ブラウザ上で変換してくれるサイトや画像加工アプリなど、無料でできるものも紹介されています。画像を加工するのが大変なときは、壁紙になじむ色の紙やクラフト紙などにコピーし直すだけでも、落ち着いた印象になりますよ。
手書きで書いた「やることリスト」の紙も、時間割の見た目と同じ、黒の背景に白文字になるように「ネガポジ反転」しています。
ちなみに我が家の息子達は、なんでも「黒!」と言うほど黒が好き。そのこともあり、黒背景に白文字にしています。息子達は読みやすく感じていますが、お子さんによっては読みづらい場合もあるので、一番使うお子さんが読みやすい配色を意識して紙の色や文字色を決めてくださいね。
印刷物も額に入れれば立派なインテリア!?
色を揃えるだけでも、インテリアとして悪目立ちしない印象にはなりますが、あともう一歩! 額縁に入れて、さらにインテリアになじむように。
使用する額縁のサイズにもよりますが、必要であれば額の大きさに合わせて印刷する大きさを変えなくてはいけません。我が家の場合は調整しなければならない大きさなのですが、この手間も年に1回だけ。見た目に心地よく過ごせると思えば、新年度に一度、がんばろうと思えます。
もし、この手間を面倒に感じるようであれば、B5やA4などのコピーしやすいサイズの額縁も販売されていますので、それを使用するのもひとつの手です。
入替頻度が高い「献立表」! 死角を活かした場所に
時間割とは別で、子どもがいつの間にか壁に貼りはじめていたのが「献立表」。画鋲でギュっと留めた白い紙が、ちょうど上から吹いてくるエアコンの風でぴらぴら……。我が家はグレーの壁なので、白い壁よりも目立つのです。
額に入れることも考えましたが、毎月私が手を加えるのは手間ですし、できれば子どもたちが勝手に入れ替えてくれればいい。
そこで、貼る場所を変えてもらうことにしました。キッチンカウンターの側面です。
食事のときには目に入りにくい場所で、ランドセル収納からのアクセスも抜群。すんなり受け入れてくれました。
キッチンカウンターの横には、マグネットクリップがつけられるように、黒色のスチール定規を貼っています。これであれば、子ども達はマグネットクリップに挟むだけなので、入れ替えも簡単! ダイニングテーブルのすぐ側にあるので「今日はなに〜?」と会話をしながら、楽しそうに献立を見ています。
まとめ
リビングにランドセル収納スペースを作るときには、インテリアとのバランスが気になるところです。学校で使うものとはいえ、さまざまな色が溢れると、リビングがどうしても雑然とした印象になってしまいます。
① インテリアに色合いを合わせる
② インテリア小物を使う
③ 目につきにくい場所を探す
この3つのポイントを押さえれば、時間割や献立表などを貼りだしていても、生活感を抑えることができますよ。
今回の記事がみなさまのお役に立てれば幸いです。