お弁当やキャラごはんに♪ かわいいいウインナーの飾り切りテク12選！

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

お弁当は適度に隙間を埋めておかないと、蓋を開けたら片寄っていた！ なんてこともありますよね。ウインナーは中途半端に開いてしまった隙間にもフィットしやすく、お弁当作りのお助け食材。

子どもが食べやすく、切ったり加工しやすい硬さがあり、単品でもほかの食材と合わせても使いやすいというメリットも。ウインナーの使い方をマスターすれば、かわいいお弁当やキャラごはん、子どもが喜ぶおかず作りはもっと手軽にできるようになります♪

ウインナーと言ってもサイズや色もまちまち。パリッとした食感のウインナーはおいしいですが、飾り切りすると皮がめくれ、切り口がきれいに仕上がりにくいので、実は飾り切りにはあまり向いていません。

どんなものを作りたいかに合わせてウインナーを選ぶと作りやすく、ムダも出ません。意外に商品によって長さが違うので、いつも使うウインナーがあれば、それに合わせて作ってみると感覚がつかめるようになってきますよ♪

また、「加熱食肉製品」と書いてあるウインナーは、そのまま食べることも可能！ 冷たいチーズや野菜などと組み合わせる場合は、加熱しないほうがよい場合もあります。加熱の有無は作りたい飾り切りやお好みで選んでみて。

ウインナーの飾り切りは、切れ目を入れてゆでて完成するものや、ほかの食材などを組み合わせて作るものもあります。ウインナーを細工する過程で細かいパーツを作ったり、つけていくこともあるので、それに適したアイテムを使うと作業がスムーズに。

抜き型
小さな抜き型があると便利。丸形や楕円形が揃っていると◎。

ストロー
使い捨ての丸い抜き型として活躍。大中小100均で購入可能。通常の抜き型と違ってつぶしたり、折ったり、切ったりできる。

乾燥スパゲッティ
パーツを固定するために活用。食材の水分を吸ってやわらかくなるので、時間が経過すればそのまま一緒に違和感なく食べられるように。

マヨネーズ
パーツを貼りつける接着剤の役割。つけすぎると見た目も悪くなるので、少量を薄く塗って貼りつける。

ピンセット
ウインナーに細かいパーツをつけるときに便利。

爪楊枝
ピンセットでつかみにくいような小さなものを、尖った先につけて移動（マヨネーズをちょっとつけるとくっつきやすい）。

パンチ
海苔のカットのために。ウインナーに使う場合は小さなパーツを切り出さないといけないので、パンチがあるととってもラク！

はさみ
海苔や食材のカット用。刃が真っ直ぐなものとカーブしているものの2本あると◎。

ワンポイントに♪ ドット柄のキャンディです。

材料
赤ウインナー1本、スライスチーズ、乾燥スパゲッティ

作り方
① ウインナーを3つに切る。
② 両端部分を反対向きにし、乾燥スパゲッティを刺して3つを固定。
③ 細いストローでチーズを抜き、薄くマヨネーズを塗って貼りつける。

隙間を埋めるにも使いやすく、簡単なのに華やかさも出るお花です。赤ウインナーで作ると、花弁の縁が赤いお花に♪

材料
赤ウインナー1本

作り方
① ウインナーの端に縦横3～4本ずつ切り込みを入れる。
② ゆでる。

切り込みを入れてゆでると花が開きます♪

パッと目を引くひまわりウインナーはこれひとつ入れただけで見栄えがUP！ 少し手間はかかりますが、お弁当に映えるので覚えておくと◎。

材料
ウインナー1本、乾燥スパゲッティ

作り方
① ウインナーを1/3の長さで切り、反対の端は丸い部分を切り落とす。
② 1/3のウインナーは端の丸い部分を縦横に3本ずつ切り込みを入れる。
③ 残りのウインナーは縦に半分にカットし、どちらも片側だけを2mm間隔で切り込みを入れる。（反対側の端まで切り落とさないように注意する）
④ ②③をゆでる。
⑤ ②を立て、③のウインナー2つを巻くように沿わせ、端は乾燥スパゲッティを刺して固定。

花弁部分の長さが余るようならカットして調整。切込みが深すぎると折れて切れたり、崩れたりするので注意。必要なら端以外の場所にも乾燥スパゲッティを刺して固定してください。

女の子ウケのよいメルヘンな雰囲気のバラも、実は簡単。隙間埋めとしても、彩りおかずとしても◎。

材料
赤ウインナー1本、カニカマの赤い部分

作り方
① ウインナーの端を三角に切り込みを入れ、内側部分を包丁の角を使って取る。
② カニカマの赤い部分を5mm幅程度割き、くるくると巻く。
③ ウインナーのくぼみに②を入れる。

どんぐりは秋らしい雰囲気を出してくれるのでオススメ。顔をつけても可愛いですよ♪

材料
ウインナー1本、しめじ、乾燥スパゲッティ

ウインナー1本で小ぶりのどんぐりを2個作ることができます。

作り方
① 使いやすい長さに折った乾燥スパゲッティを少量の油で揚げ焼きにする。
② しめじは笠の部分だけカットし、ゆでる。
③ ウインナーを半分にカットし、切り口にしめじをのせて、揚げたスパゲッティを上から刺して固定。

スパゲティは先が少し出ているようにして、どんぐりっぽくしてくださいね。

お花やどんぐりに負けずメルヘンな雰囲気を出してくるきのこ。作り方はいろいろありますが、今回は2種類のウインナーを使った方法で。

材料
赤ウインナー1本、ウインナー1本、乾燥スパゲッティ

きのこが2つできます。

作り方
① 赤ウインナーは3つに、ウインナーは半分にカット。
② ウインナーは切り口のほうを細くするため、両端を斜めに切り落とす。
③ 赤ウインナーは細いストローを浅く刺して、赤い皮部分を剥がし、ドット模様をつける。
④ ②と③の切り口同士を合わせて、乾燥スパゲッティで刺して固定する。

赤ウインナーよりも細いウインナーを使う場合は②の工程は省略してOK。

ウインナーの飾り切りの定番といえばタコウインナーですよね！ 愛嬌のあるタコさんはやっぱり可愛い♪

材料
赤ウインナー1本、スライスチーズ、海苔

赤ウインナー1本でたこ2つできます。

作り方
① ウインナーを斜めにカット。
② 切り口の長いほうの端に4本の切り込みを入れてゆでる。
③ 中小サイズのストローを使って、チーズをリング状に抜く。
④ 海苔をカットして目を作る。
⑤ チーズと海苔に薄くマヨネーズを塗って貼る。

海苔を黒ごまにしたり、チーズもはんぺんなどに代えてもOK。斜めにカットすることで、足部分が細くくるんとし、置いたときにも斜め上を向くので、装飾しやすくなります。

ウインナーで作る鯉のぼりは主役級のかわいさ♡ 海苔弁の上に置くだけでも映えます。

材料
赤ウインナー1本、スライスチーズ、海苔

ウインナー1本につき、鯉のぼりが2つできます。今回は2種類の模様の入れ方もご紹介しますね。

作り方
① ウインナーを縦半分にカットし、片端をV字に切り落とす。
② 2つとも丸い部分から1/3辺りに浅く切り込みを入れる。
③ まずは、片方の残りの2/3部分に2mm幅で斜めに交差する浅い切り込みを入れる。
④ ストローの先を半分切り落とす。
⑤ ④をもうひとつのウインナーに浅く刺して、鱗模様をつける。
⑤ ゆでる。
⑥ 海苔とチーズを丸くカットして、マヨネーズを薄く塗って貼る（目）。

鱗の模様は、お好みのほうでつけてくださいね。

ウインナーの端の丸い形をそのまま利用すると、パーツを変えるだけでいろいろな動物キャラが作れます。まずは王道のくまさん♪

材料
ウインナー1本、コーン4粒、スライスチーズ、海苔、乾燥スパゲッティ

くまが2つできます。

作り方
① ウインナーを半分にカット。
② コーン（耳）に乾燥スパゲッティを刺してウインナーに固定。
③ ストローでチーズ（鼻まわり）を抜き、海苔（目・鼻・口）もカット。
④ 薄くマヨネーズを塗って貼る。

ぶたさんはウインナーで耳も鼻も作って、あとは同じようにパーツをつけるだけ。鼻の穴は細いストローをつぶして楕円形にして抜くとイイですよ。

耳の形を変えればうさぎに。耳のつけ方は乾燥スパゲッティを刺してつける方法のほかに、頭部分のウインナーに切り込みを入れて、挿しこんで挟む方法もあります。

コロンとしたフォルムの通称コロコロウインナー。取り扱うお店は少ないのですが、これがキャラウインナーを作るのにはピッタリ。発見したらぜひ作ってみてください。

材料
コロコロウインナー1個、海苔、乾燥スパゲッティ

作り方
① コロコロウインナーのうち、1/3くらいの厚みを切り落とす。
② 落としたほうのウインナーを使い、ストローで2個抜く（耳）。
③ 乾燥スパゲッティを刺して②を顔のウインナーに固定。
④ 海苔をカットして目、鼻、口、縞模様を作り、薄くマヨネーズを塗って貼る。

お好みでケチャップでほっぺをつけてください。

耳や顔のパーツの形を変えればいろいろな動物が作れます♪

子どもが喜びそうなウインナーの飾り切りは、作ってみると意外に簡単なものがたくさん。ウインナーの色や形を上手く利用すれば、効率よく、手軽に作れる形も広がります。華やかさをプラスしてくれたり、隙間を埋めてくれたりと、なにかと重宝するので、作りやすいものからマスターしてみてくださいね♪