【整理のプロが実践】お弁当作りはもっとラクできる! 我が家の時短のコツ6選
夫のランチ状況や子どもたちの学校によっては、毎日作らなければならないお弁当。特に忙しい朝は、朝食作りや出かける準備も重なり、時間的にも精神的にも緊張感が出るものです。忙しい朝のお弁当作りをもっとラクに、そして時短を図り、節約に繋がったらうれしいですよね。今回は我が家で実践している方法を紹介します。
こんにちは。整理収納アドバイザー、ルームスタイリスト・プロの佐々木弓子です。
思い起こせば、子ども達の幼稚園時代に週2回のお弁当から始まり、中学では土日や長期休み、高校に至っては毎日、大学生になっても週3……。今なお、お弁当作りが続いています。
夫の分は不要、食べ盛りの男子もいないのでその分ラクなのかもしれませんが、ある程度のマイルールを決めて、簡単にできることとしてメンタルを救うように努めています。
お弁当作りはもっとラクしていい! そんなお弁当作りの時短ラクポイントをお伝えしてまいります。
コツ1)グッズ収納
お弁当作りに必要なモノは、パッと取り出しやすい状態にしておくことで時短につながります。引き出しに収納しているおかずカップやピックなどは外包装を取り払い、そのまま収納しています。楊枝や竹串もフタをはずして収納。冷蔵庫内の食材についても同様で、お弁当食材はある程度ゾーンを決めて配置をし、探さないようにしております。
お弁当完成後もまだまだ油断はできません。お弁当袋や保冷剤、水筒や飲み物配置も重要です。各自がやってくれるように期待を込めて、ダイニングテーブル脇にお弁当袋や水のペットボトルを収納して準備しやすいようにしています。
毎日のことなので、美収納より効率が勝っています。
コツ2)事前のひと手間
お弁当に欠かせない出番の多い食材は、事前にひと手間をかけておくことで時短ができます。私の場合は大葉やサニーレタスをバラン代わりに使うので、あらかじめ洗っておき、すぐに使える状態にしておきます。
また、おにぎり用の昆布は容器の開閉が地味に大変なので、扱い慣れた保存容器に移し替えています。海苔は自分でカットしたほうが断然コスパがいいので、あらかじめカットして冷凍庫に収納しております。
お弁当でも朝食でもよく使うベーコンを三等分にカットして、保存容器に入れています。
コツ3)お弁当箱選び
2段弁当や保温弁当、わっぱ弁当など、さまざまお弁当箱を持ち合わせておりますが、一番ラクで格好がつくのは平たい1段のお弁当箱によるのっけ弁です。
ご飯を半分くらい敷き詰めておかず上にのせたり、おかずの横に白米を詰め、昆布や鮭を少しのせるだけでも十分イイ感じになる……というのが個人的な意見です。
シンプルな形状やお手入れがしやすいお弁当箱を選ぶことは、洗いやすい、乾きやすいなどの時短に繋がります。次の日もお弁当の場合は、収納場所にはしまわず、カウンター上で乾かしたままにしておく、週末に収納するなど動線面でもラクしていきましょう。
コツ4)前日から準備
まずは、お弁当の有無確認はなるべく早くしておきましょう。
「ある」となったら、前の晩のおかず決めから勝負です。前の晩のおかずから一品だけでも翌日のお弁当に入れるおかずを確保できれば、かなりメンタルが救われます。あとはお弁当の定番食材の確保さえしておけば、何とかなりますよ。
お米研ぎですが、夜寝る前に研ぐことが肉体的にきついことも……。そのため、夕飯準備のときに多めに炊いておき、そのまま朝まで保温でもよしとしています。今の炊飯器は長時間保温しておいても味が落ちないものが多いです。
コツ5)おかずのマイルール化
朝の忙しいとき、調理に手間をかけたり考えたりしないでいいように、マイルールを作っておくのもオススメです。
たとえば、前日のおかず一品に加えて、定番として卵焼きとウィンナーは入れる、冷凍食品は一品までOKにする、などです。最近、我が家では焼き芋をカットして冷凍しておき、隙間を埋める食材として活躍しています。おかずが少ない場合でも、のり弁やのっけ弁、鮭フレークや昆布があれば十分だと思いますよ♪
幼稚園がキャラ弁禁止だったのと苦手という理由もあり、凝ったことは一切しません! イベント時のお弁当では、おかずだけは全てリクエストに応える、フルーツ多めにする、かわいいピックを使う……。ちょっとした特別感を出す程度です。
ほどほどに手を抜きながら、お弁当作りを長年やっています。
コツ6)残り物がないときの対処法
昨夜の残り物がない! おかずがない! 大ピンチ!!
そんなときでも、意外と何とかなるものです。魚の切り身を焼いてご飯にのせるだけで、救われたこともあります。肉みそやそぼろなどのひき肉料理で、何とかしたことは数えきれません。
また、スープジャーにスープやみそ汁、カレー、おでん+おにぎりで十分、ということもあります。小さくカットした唐揚げをおにぎりの具にする、それだけでも十分ですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
朝の忙しい時間に朝食作りのほかに、お弁当も作るのは大変ですよね。物価高なので、節約としてお弁当を作る機会が増えている方もいるでしょう。
「残り物だ」「冷凍食品だ」そんなことは関係ありません。お弁当作りは、もっと自由に、簡単でいいのです。こうでないといけないというお弁当概念を見直して、ラクして取り組んでいきたいですね。