第三子妊娠のSHELLYさんが事実婚を選択した理由
タレントで二児の母のSHELLYさんが、第三子を妊娠していること、子どもの父であるパートナー男性とは事実婚であることを発表。その理由を明かしています。
元夫とそのパートナーも祝福
SHELLYさんは2014年に結婚して2016年に長女、2018年に次女を授かり、2019年に離婚。その後、テレビ番組のお見合い企画で出会ったカメラマンの男性とパートナー関係になっているそうです。
自身のYouTubeチャンネルで第三子を授かったことを明かしたSHELLYさんは、「ちょっと前から今のパートナーと妊活を始めて、三人目を授かりたいねなんて話して頑張ることにしたんですけども、ほんとにほんとにありがたいことに授かることができて。いまなんとかここまでは順調に育ってくれています。まだ性別どっちかはわかりません」と経緯を報告。
入籍してはいませんが、「アクシデントではなく、望んでできた結果」といい、あえて事実婚を選択している理由を詳しく明かしました。
パートナーと子どもたちとは、ゆっくり家族の信頼関係を築いてきて、一年ほど前から一緒に住んでもいるといいます。子どもたちとコミュニケーションを取って、子どもたちが心地よく過ごせるようにパートナーと話し合っているというSHELLYさん。そこで、子どもをもう一人授かりたいけれども結婚しなくていいと決めた大きな理由は、子どもたちの苗字だったそう。
一度離婚したことで元夫の苗字からSHELLYさんの苗字に変わった娘たちを、入籍によってまたパートナーの新しい苗字に変えることを危惧して、SHELLYさんの苗字のままで生活することを選んだといいます。パートナーの家族も「いいじゃないフランスっぽくて」と寛容!結婚式はしていませんが、コミットメントセレモニーという事実婚を祝うパーティーをしたそうで、SHELLYさんは「私たちは家族と思って生活している状態です」と話しました。
お腹に赤ちゃんができたことを伝えると、4歳と6歳の姉妹が衝撃を受ける可能性もあると心配していたSHELLYさんですが、子どもたちは「びっくりするぐらい大喜びしてくれ」て、6歳のお姉ちゃんにいたっては荷物を全部持ってくれ、「お母さん大丈夫? 疲れてない?」と、体調を気遣ってくれるそう。
また、元夫にも現在は素敵なパートナーがおり、二人に妊娠を報告したところこちらも「良かったじゃん!」と大いに祝福してくれたそうです。元夫とそのパートナー、そしてSHELLYさんとパートナーという四人の大人が、子どもたちを大切な存在として見守っている今の形を「ずーっと続けなきゃいけないなと私は思ってる」と、SHELLYさんは語りました。
Instagramではすでにふっくらとした丸みがTシャツの上からでもわかるほどお腹が徐々に大きくなっているようですが、現在はつわりもあって体調が万全とはいえないといいます。出産は年内を予定しており、「これからまだ、つわりとの戦いが続くけど、子どもたちの『赤ちゃんが来るの楽しみだね』っていう言葉や顔がうれしい。パートナーとの時間も大切。仕事で受ける刺激も必要な時間。日々のポジティブなことにたくさん幸せを感じながら、今年中に元気な赤ちゃんを産めたら」と、明るく動画をしめくくっていました。
妊娠中の不調で仕事ができないとき、活用したい制度
つわりの原因は明確にはなっていませんが、妊娠によって起こる心と体の変化が複合的に影響していて、しばらく(多くが12~16週ごろまで)は不快な症状が続きます。SHELLYさんもそうですが、働いている多くの女性は妊娠中も仕事を継続することと思います。仕事で無理をしないために、女性が働きながら安心して妊娠・出産を迎えるために設けられている制度を知っておいてください。
厚生労働省は男女雇用機会均等法などの法律にのっとり「母性健康管理に関する企業の義務」を定めて、すべての職場と働く人(パートや派遣社員など就業形態を問わない)を対象に普及に努めています。その一環で活用が呼びかけられているのが「母健連絡カード(母性健康管理指導事項連絡カード)」です[*1]。
妊娠中または出産後の女性が健診などを受診した際に主治医に書いてもらうカードで、女性の仕事に関して対応が必要と判断する項目をチェックします。カードを女性が職場に提出することで次のような対応を受けることができます。
・勤務時間の短縮
・通勤緩和の措置(ラッシュ時を避ける時差通勤など)
・休憩に関する措置(時間延長や変更、回数を増やすなど)
・負担の大きい作業の制限
・長時間の立作業や同一姿勢を強制される作業、腰に負担のかかる作業の制限
・ストレス・緊張を多く感じる作業の制限
・長時間、作業場所を離れることのできない作業や寒い場所での作業の制限
・休業(自宅療養または入院加療)
つわりは妊娠によって起こる生理的な症状ですが、重症化すると「妊娠悪阻(にんしんおそ)」という病気に進んでしまうケースもあります。特に、おう吐を繰り返し、食事や水分を受け付けないときや、急激に体重が減った場合は早期に受診してください。
「つわりは病気ではないから……」と受診を迷わず、「しんどい」「つらい」と感じるときは、症状を軽減する生活上の工夫についてアドバイスを受けるべく、かかりつけ医に相談してみましょう。