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2022年07月26日 15:30 更新

百日草(ジニア)の花言葉|百日草(ジニア)の名前の由来も解説

和名で百日草と呼ばれるジニアは、100日もの間、次から次へと新しい花を咲かせます。観賞期間が長いだけでなく、様々な種類があり、カラーバリエーションも豊富なことからガーデニングに大変重宝されています。ここでは、百日草の概要や特徴、花言葉、名前の由来などを詳しく解説します。

百日草(ジニア)の花言葉

『不在の友を思う』『遠い友を思う』『別れた友への想い』『絆』『古き良き時代』『いつまでも変わらぬ心』『幸福』『注意を怠るな』

鮮やかな花を咲かせる百日草ですが、花言葉は切ない言葉が多い印象ですね。
これは、長い間咲き続ける姿が「誰かを待っているように見える」ことが由来です。

また、長期間だからこそ最後まで気を抜かずに咲き続けなければならないという気持ちが「注意を怠るな」という花言葉に繋がっています。

百日草(ジニア)の色別、種類別の花言葉

カラーバリエーションが多く、赤やピンク、オレンジや黄色、白や緑、複色など様々な花がある百日草(ジニア)。色ごとの花言葉は決まっておらず、全ての色が上記と同じ花言葉になります。

百日草(ジニア)の花言葉に怖いものはある?

百日草に怖い意味の花言葉はついていません。しかし、花言葉にある「不在の友」というキーワードが、死を連想させるとして、怖い意味があると思われるようになったそうです。

実際に、亡友を表すことから、昔から盆花、供花、献花としてもよく使われているようです。

最近ではガーデニングの花としてもよく使われている人気の花ではありますが、花言葉を気にされるような方や年配の方への贈り物にするときは、少し気をつけた方がいいかもしれません。

百日草(ジニア)の特徴

百日草(ジニア)はキク科の一年草で、初夏から秋まで長い期間咲いていることからこの名前がつけられました。

春から秋にかけて次から次へと花を咲かせる一年草である百日草(ジニア)は、観賞期間の長さから「百日草」と名付けられましたが、実際は半年(180日)程度開花が楽しめます。

流通したばかりのときは仏花としても利用されていましたが、品種改良が盛んに行われ、現在は多くの園芸品種が生まれています。栽培難易度も低いので、花壇や鉢植えなどで育てられて、ガーデニング初心者に人気です。

百日草(ジニア)の基礎知識

・分類…キク科・ヒャクニチソウ属
・原産地…メキシコ
・別名…百日草(ヒャクイチソウ)、浦島草(ウラシマソウ)、長久草(チョウキュウソウ)、シャッポバナ
・開花期…5月~11月
・出回り期…7月~9月

百日草(ジニア)の誕生花

誕生花とは、生年月日にちなんだ花のこと。ギリシア・ローマの神話に由来するとされています。
百日草(ジニア)が誕生花となる生年月日は以下のとおりです。

10月3日、12月22日

百日草(ジニア)の花の名前の由来

「百日草」という花の名前は、長い期間花が咲き続ける特徴からつけられました。

最近では百日草の学名である「Zinnia elegans」が由来して、「ジニア」と呼ばれることも多くなりました。ちなみに学名は百日草を発見したドイツの植物学者の名前にちなんでいるといわれています。

ジニア(百日草)の育て方

百日草(ジニア)を丈夫に育てるには日当たりのよい場所と、水はけのよい土を用意しましょう。
多湿を嫌うので土が乾燥したのを見届けてから水やりをするなど、やや乾燥気味に育てるのが育て方のポイントです。

水やりの仕方は、土がしっかり乾燥したのを手や目で確認してからたっぷり水やりをします。
根元へゆっくり与えて鉢のそこから流れ出てくるのを目安に水やりを行ってください。

肥料の与え方は、培養土を使用しているなら、10日に1回の頻度で薄めた液体肥料を与えましょう。
土に栄養分がないときはゆっくりと効く緩効性化成肥料を1回混ぜてください。

まとめ

百日草(ジニア)は最近でこそ夏のガーデニングを彩る花としても活躍していますが、花言葉には故人を偲ぶような意味があるので、大切な方に贈るときは気をつけましょう。ポジティブな意味もあるので、そちらを強調して贈るのもいいかもしれません。

花色によってキュートにもポップにも印象を変える百日草(ジニア)。花壇や鉢植えはもちろん、寄せ植えにも向いているので、楽しんでみてはいかがでしょうか。

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