
初めてのバードウォッチング! キャンプ場でよく見かける鳥の種類&鳥とおしゃべりする方法『キャンプでしたい100のこと』vol.5
子どもを連れて家族で行くキャンプ。自然の中でたくさん楽しい思い出を作りたいですね。キャンプ初心者だけでなく、キャンプにマンネリを感じている人やイマイチ楽しめていない人にもおすすめの書籍『キャンプでしたい100のこと』(西東社)から、子どもと一緒に最高にキャンプを楽しめるアイデアを連載でお届けします。
さえずりバードウォッチングを楽しむ
まずは耳を澄ますというところから
キャンプ場で寝泊りすると、さまざまな鳥の声を耳にします。でも、姿は見えないし、いったいどんな鳥なのかわからない……。そんなときはよくよく耳を傾けて、鳴き声の特徴をつかんでみましょう。 春先は恋の季節なので、特にたくさんの鳴き声を聞くことができます。キャンプ場近くで見られる鳥は、ここで紹介した以外にもたくさんいます。鳥の鳴き声を集めたウェブサイトやアプリもあるので、そういったもので確かめるのもよいでしょう。
また、鳥の姿を確認したいなら持っておきたいのはズーム倍率が8倍ほどの双眼鏡。動きが追いやすく、視野が広いので、初心者にオススメです。スポーツ観戦用のでも充分楽しむことができます。
山・森で見かける鳥
山や森にいる鳥は、好きな木が決まっているので、エサにしている実や木の種類から探すこともできる。
オオルリ(ヒタキ科)

森や渓谷沿いで見かけることができる夏鳥。オスの背中がきれいな瑠璃色をしているところからこの名前になった。
エナガ(エナガ科)

ブナやカラマツの林に住み、虫やクモを食べる。樹液を飲むこともある。小さな身体に長くて美しい尾がある。
キバシリ(キバシリ科)

山のコメツガやオオシラビソなど針葉樹林に住んでいる。木を螺旋状に歩いてのぼるので「木走」という名前に。
水辺で見かける鳥
エサを取りに来たり、水に浮かんで休む様子が観察でき、森にいる鳥より見かけるチャンスが多い。
アオサギ(サギ科)

田んぼや湿地、干潟などに住む。水中を歩いてカニや魚を探して取る。アオサギという名前だが身体は灰色。
ハクセキレイ(セキレイ科)

川岸や田んぼ、海岸などにも住んでいる。虫をつかまえて食べる。尾を上下に振っているのがセキレイ科の特徴。
ヤマセミ(カワセミ科)

渓流や湖に住んでいる。頭にある大きな冠羽が目立つ。水中に飛び込んで魚をつかまえ、丸飲みにする。
手作りバードコールで鳥とおしゃべりする
木に穴をあけるだけのシンプルさが◎
鳥笛とも呼ばれるバードコールは、鳥たちとお話できるツール。アウトドアショップや雑貨店でも見かけますが、木の枝とネジ、穴をあけるドリルがあれば作れちゃいます。
人差し指くらいのサイズに切った木の枝の中心にドリルで穴をあけ、ネジを差し込んでいきます。ネジを回すと簡単に音がでるようになりますよ。木の種類で音が変わるので、どんな鳥がくるか楽しみなところです。鳥の姿を観察できるよう望遠鏡もお忘れなく。
編集部注)ドリルで穴をあける作業は、安全のため必ず大人が行ってください。

(フィグインク・編『キャンプでしたい100のこと』(西東社)より一部抜粋/マイナビ子育て編集部)
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書籍『キャンプでしたい100のこと』について

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