
このぬいぐるみ、1億円! 自作の童話から生み出したオリジナル、8歳のぬいぐるみ職人に脱帽
独自の世界観でぬいぐるみを手作りする8歳の女の子。自作の童話から生まれた新作ができあがりました。
ジビエ料理が好きなミステリアスガール
昭和レトロ玩具とヴィンテージ資材のお店の店主・オカアヤン(@sabachikubi)さんが、Twitterに投稿したオリジナリティあふれるぬいぐるみが話題です。
その作者は、8歳の娘さん。新作は自作の童話をもとに手がけたものだそうですが、その独創的な可愛さに目が釘付けです♡
星模様の「宇宙の布」を使い、タコ型宇宙人やクラゲのようなデザインに仕上がったこちらの新作。ミステリアスガールで、名前は「アマノガワちゃん」。独自の世界観がさく裂していますね!
背景になっているという童話も含めて、気になることがいっぱい。さっそく投稿主のオカアヤンさんにお話をお聞きしました。
――娘さんはいつからぬいぐるみを作るようになったんですか?
オカアヤンさん ちょうど1年前の7歳からぬいぐるみを作り始めました。現在まで18体の作品を作りました。
――最初はどんなきっかけだったんですか?
オカアヤンさん ぬいぐるみ作家をしている私の友人が、息子さんと一緒にぬいぐるみを作っているのを見て、娘も作ってみたくなったようです。それからすっかりハマッてしまい、夢中で作り続けています。
――ぬいぐるみそれぞれに背景があるようですね。
オカアヤンさん 生み出そうとしているぬいぐるみの性格や、どこから来たのか、何が好きで何が苦手なのかなど、細かなキャラクター設定や物語を話しながらニコニコ楽しそうに作っています。
――新作「アマノガワちゃん」について教えてください。
オカアヤンさん 娘が書き下ろした「suunuus(スーヌーズ)の宇宙旅行」という童話のなかで、suunuusたちが捕まえた宇宙の布から、タコ型宇宙人のような生命体のアマノガワちゃんが生まれたらしいです。娘のなかではお話はずっと続いていて、増えていくぬいぐるみたちも何かしらのストーリーでみんなつながりがあるようです。
――奥が深いですね。娘さんの「suunuus」というブランドも作ったそうですが。
オカアヤンさん 「おかあのお店みたく、ぬいぐるみのお店を作りたい」と言い出したのがきっかけです。ブランド名はあれこれ意見を出し合って娘の呼び名である「スー」とぬいぐるみの「ぬ」をいれて、suunuus(スーヌーズ)になりました。意味は「スーちゃんのぬいぐるみたち」。前から読んでも後ろから読んでも同じなところや、波線のような字面もとても気に入ったようです。お店は作ったものの、ぬいぐるみたちと離れたくはないらしく、値段は一億円になっています。
――好きなことに夢中になっている娘さんを見て、どんなお気持ちですか?
オカアヤンさん 娘は難病を持って生まれてきたので、生活面で多少不自由なところがあります。何度も入院や手術を繰り返してきました。ほかのお友達ができることが自分にはできないという場面が多々あります。そんな不自由なことで心が潰れてしまわないように、娘が意欲的にやりたいと言うことは、極力何でもやらせてみようという気持ちで見守っています。ぬいぐるみ作りと出会い、たくさんの方々に見てもらえ、評価していただいたことは、娘の自信につながっていると思います。そして、何かを生み出す作業ってこんなに楽しいことなんだよ!って教えられている気がしています。娘がこれからも楽しいことを見つけて笑顔でいられたらいいなと思います。
――これからも娘さんの新作を楽しみにしています! オカアヤンさん、すてきなお話をありがとうございました。
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投稿主 オカアヤンさん
Twitter @sabachikubi
suunuus https://suunuus.kawaiishop.jp/
ケダマヤ商店 https://minne.com/@kedamaya
(マイナビ子育て編集部)
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