
「悲しい現実…」舟山久美子さん“産後ボケ”にショック、1歳の息子が頼りに
昨年9月に第一子を出産したモデルの“くみっきー”こと舟山久美子さんが、産後一年が経過してなお戸惑っている変化について明かしています。
「毎日がジェットコースターのよう」

舟山久美子さんは2019年に結婚し、昨年9月に男の子を出産。一歳を過ぎた長男は最近唐突に歩き出したところだそうで、一歳児健診では「最近の息子は少しずつ強くなってすぐ泣き止むようになった姿を見て成長したなぁ。そしてわたしもメンタルがやられなくなってきたので成長したんだなぁ。と思いました(笑)」と、感慨を綴っていました。
一方で、やや本調子でないところもあるよう。「悲しい現実…」と題して、最近の悩みを明かしました。
それは“産後のボケ”だといいます。
たとえば、約束の時間を1時間まちがえて記憶していたり、仕事中になぜか「お仕事終わった! と思って勝手に帰宅していたり」……といったミスが相次いでいるそう。
舟山さんは「自分に驚くことの連続で本当に毎日がジェットコースターのようです。笑」といいますが、そんな彼女にとって、言葉を理解しはじめお手伝いもしてくれるなどしっかり者の長男は、とっても「頼りになる息子くん」なのだそうです。
産後の不調……これってマミーブレイン?
産後、集中力が低下したり、物忘れがひどかったりする状態を指して「マミーブレイン」と呼ぶことがあります。医学用語ではなく、きちんとした定義があるわけではありませんが、一般的には産後の女性にみられる、おもに脳の働きからくると考えられる変調を指して使われることが多い言葉です。
出産した女性全員に起こるわけではありませんが、具体的には、産後に「記憶力の低下」や「集中力の欠如」「ぼんやりすることが多くなる」などといった変化を感じる人が多いようです。原因についてはホルモンの影響など諸説ありますが、明確なものはわかっていません。
マミーブレインの症状がいつごろ改善したかについて聞いたアンケート(※マイナビ子育て調べ 調査期間:2022年2月7日~2022年2月14日 調査人数:105人/23歳〜40歳以上の出産経験のある女性)では、39.7%の人が産後一年未満で回復したと回答。また、気づかないうちに回復していたという人も25.4%いました。一方、睡眠不足や疲労感が続くような場合は症状が長引いてもおかしくなく、産後一年以上が経っても症状が残っているケースもあるといえます。
出産は女性の体に大きなダメージを与えます。また、頭の働き含め、妊娠中に心身には大きな変化が起こっており、出産したからといってすぐに妊娠していないときの状態に戻るわけではありません。
そもそも寝不足の時や疲れが溜まっている時は誰でも頭がぼーっとしてしまうものですが、産後は慢性的に睡眠不足になるもの。慣れない育児で精神的にも肉体的にも負担が大きく、仕事復帰すればなおさら余裕がない状況でしょう。いずれにせよ、マミーブレインはずっと続くものではありません。「どうしてダメなんだろう……」と気に病まず、「産後のあるあるだね!」ぐらいの気持ちで受け止められるといいですね。