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2019年03月18日 15:35 更新

赤ちゃんのミルク作りに!便利なウォーターサーバーの調乳法

ここ数年、一般家庭にもかなり定着しているウォーターサーバー。最近は赤ちゃんのミルクを簡単に作れる“調乳用ウォーターサーバー”が話題になっていることをご存知でしょうか。そこで今回の記事では、調乳用ウォーターサーバーを使った調乳の方法や、調乳ポットとの違いなどを紹介していきます!

ウォーターサーバーで調乳する3つのメリット

Lazy dummy

通常の水道水はカルキ(残留塩素)が含まれているため、赤ちゃんに飲ませるためには一度煮沸する必要があります。けれども、ウォーターサーバーの場合、すでに有害物質が除去された水が使われています。つまり、カルキも含まれていないため、煮沸せず、すぐに使用することができるのが特徴です。

お腹が空いて泣いている赤ちゃんを待たせて、お湯を沸かして、調乳して、さらにミルクを冷まして……と時間をかけるのは、ちょっぴりかわいそう。それにママの気持ちも焦ってしまい、ストレスにもなりますよね。サーバーの蛇口をひねれば、いつでも適温のミルクをすぐに作れるのは、なにかと忙しいママにとってうれしい限りです。

水の安全性

ウォーターサーバーのメリットのひとつは、なんといってもその安全性。日本の水道水はかなり高水準で安全といわれていますが、それでもママの心理としては、より安心な水を求める動きが強まっています。

ウォーターサーバーには有害物質を取り除けるROフィルターが使用されていたり、自然が豊かな山奥の水源から水を持ってきていたりするため、安全性という意味でも、赤ちゃんのミルク作りに適しているといえるでしょう。

ミルク作りの手間を削減

通常のミルク作りの場合、まずミルク作りのためにお湯を沸騰させ、そしてミルクを冷ますためにも一度沸かしたお湯を適温まで冷ましておかなければいけません。ウォーターサーバーを利用の場合、すぐに温水、冷水がサーバーからそのまま出てくるため、面倒な温度調節が簡単です。

混合の場合にも便利

母乳があまり出ない、乳首が傷ついてしまったなど、さまざまな理由でミルクの育児を選択するケースがあることでしょう。ミルクだけにしている方もいれば、母乳とミルクの混合を選択している方がいるかと思いますが、母乳を卒業して徐々に断乳させるために、少しずつミルクの割合を増やしていくという方法も一般的です。

このようにミルクを1日に1、2回だけ取り入れたいという場合にも、すぐにミルクが作れるウォーターサーバーは便利ですね。

ウォーターサーバーでの調乳方法

では、実際にウォーターサーバーを使った簡単な調乳方法をご紹介していきましょう。

調乳の手順

(1)手を洗い、哺乳瓶と粉ミルクを準備する
哺乳瓶と、月齢に合わせた分量のミルクを用意します。哺乳瓶は必ず消毒済みのものを用意しましょう。

(2)哺乳瓶に粉ミルクを入れ、お湯を注ぐ
目盛りを見ながら、ウォーターサーバーのお湯を出来上がり分量の半分くらいまでお入れましょう。

(3)ミルクを完全に溶かす
哺乳瓶を静かに回すように振り、ミルクを溶かします。冷ましてからではミルクが溶けにくいため、このときしっかりと溶かしましょう

(4)湯冷ましを入れ混ぜる
湯冷ましを完成量の目盛りまで入れ、ゆっくりと容器を回して全体を混ぜます。

(5)水道水をあてて人肌まで冷ます
哺乳瓶のふたをしっかり閉め、水道水を瓶にあててミルクを冷まします。ポイントは、あげる前に必ず温度を確認すること。自分の腕の内側などに1滴たらし、あたたかいと感じる程度、38~40度の間くらいがベストです。

育児中は、赤ちゃんが泣いていて、一刻も早くミルクを作りたい!という場面も多いため、わざわざお湯を沸かしたり、湯冷ましを作っておいたりする手間がないだけでも、ママにとっても赤ちゃんにとってもかなりストレス軽減ですね!

ミルク調乳にオススメな人気ウォーターサーバー

Lazy dummy

ウォーターサーバーでの簡単な調乳方法をご紹介しましたが、最近ではもっと調乳に適した、調乳用ウォーターサーバーが人気です。

実は粉ミルクを作る際に重要とされているのがお湯の温度。ウォーターサーバーの温水は80度~90度で保たれているものがほとんどですが、粉ミルクは70度以上でなければ雑菌が残る可能性があり、80度を超えるとミルクの成分が壊れてしまう可能性があるため、ミルク作りを第一に考えてサーバーを選ぶなら、温水が70度~80度で保たれているものが適しているといえますね。

ここでは調乳に適した温度の温水が出るサーバーをご紹介します!

FRECIOUS Slat(フレシャス・スラット)

・商品の特徴
水は富士山の上質な天然水を使用。2度のグッドデザイン賞を受賞しているこちらのサーバー。コンパクトでオシャレな見た目は、思わず部屋にずっと置いておきたくなりますね。また、サーバー内を新鮮に保つためのフレッシュ機能も付き、容器も小さく畳んで捨てられるため、回収の手間もありません。

・使用料金目安
価格は500ml当たり約81円~+サーバーレンタル料金972円(キャンペーンによってはサーバー代が無料になることも)。初期費用、送料、メンテナンス料も0円なので安心です。

・ユーザーの口コミ
「再加熱と弱冷水(常温)機能が重宝しています」「給水部分が広いので、カップ緬やミルクパンなども置きながら給水できてうれしい」

●フレシャス・スラット ホームページ
https://www.frecious.jp/slat/

サントリー天然水 ウォーターサーバー

・商品の特徴
水は南アルプスの天然水を使用し、2017年オリコン日本顧客満足度調査ウォーターサーバーで第1位を獲得。1日1回、使用者が指定した時間に熱水を循環させる「おいしさキーパー機能」により、サーバー内を清潔に保ち、いつでもおいしい水を飲むことができます。温度は4段階に調節可能。

・使用料金目安
価格は、500ml当たり約74円のほかは、サーバーレンタル料金、初期費用、送料、メンテナンス料も0円はありがたいですね。

・ユーザーの口コミ
「赤ちゃんのためにも、水とサーバーの品質がしっかりしているのが安心」「熱すぎずぬるすぎない、ミルク作りに適したお湯が出させるのでラクチンです」

●サントリー天然水 ウォーターサーバー ホームページ
http://www.suntoryws.com/

アクアアドバンス(アクアクララ)

・商品の特徴
こちらは天然水ではなく、安全、コスト、将来性でRO水を採用。RO水とは、原水をRO膜(逆浸透膜)でろ過して作る、限りなく純水に近い水です。

●アクアクララ「天然水ではなくRO水のウォーターサーバーを選んだ理由」
http://www.aquaclara.co.jp/about/reason.html

UV除菌ランプによるクリーン性能が、水を常にクリーンに保つだけでなく、サーバーの蛇口部分にも抗菌処理が施されているため、赤ちゃんのミルク作りに安心安全な水をと考えるママの強い味方ですね。

・使用料金目安
こちらの価格は500ml当たり約500円~+あんしんサポート料1,500円/月(※機種によって異なります)。価格で比べると上記の2点よりかなり割高に感じますが、水を選ぶうえで、環境汚染などに左右される天然水よりも安心だと感じる方もいるでしょう。

・ユーザーの口コミ
「子供がジュースより水を飲む機会が増えました」「不純物がない軟水なので赤ちゃんのミルクに安心して使えます」

●アクアクララ ホームページ
http://www.aquaclara.co.jp/

まとめ

今回は調乳に適した温度という点で3つのサーバーをご紹介しましたが、ミルク作りのために導入を考えているのであれば、まずは水の種類(軟水の天然水かRO水)、価格、機能を比較してみてください。

また、今回は、“調乳”に役立つものとしてウォーターサーバーをご紹介しましたが、実は卒乳後も大活躍します。離乳食にはお湯で戻すフリーズドライタイプもありますし、粉末のお茶やイオン飲料などもあるので、それら溶かすのにも便利です。

ご家庭に合った、納得のいくウォーターサーバーを見つけられると良いですね。

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  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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