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2023年03月05日 07:06 更新

日本で一番多い苗字は鈴木? 渡辺? 佐藤? 該当人口は180万人以上!

小さい子どもはお友だちとも下の名前で呼び合うことが多いですが、小学校に入学すると苗字で呼ぶことも増えてきます。そんな苗字を意識し始めた子どもにぴったりの、苗字の雑学クイズ。日本で一番多い苗字はなんという苗字でしょう? 学校の友だち・先生の苗字を思い出しながら親子で考えてみましょう。

田中? 鈴木? 「日本で一番多い苗字」は?

普段生活している中で、私たちはさまざまな苗字の人と出会います。

その中で、「この苗字、よく聞くな」「同じ苗字の人がまわりにたくさんいるな」と感じる苗字はありませんか?
鈴木さん、渡辺さん、佐藤さん、山本さん、斉藤さん……
日本で一番多い苗字はどれなのでしょう。

日本で特に多い苗字は、統計データで公表されています。
「よく聞くな」と感じる、日本でも一番多い苗字とは……
















答えは、「佐藤」。

株式会社リクスタが運営する「名字由来net」の2022年の調査によると、日本で多い苗字1位は「佐藤」で、その人口は186万2,000人。
日本の総人口1億2,477万人(令和5年1月1日総務省統計局調べ)のおよそ1.5%に該当します。

続いて2位が「鈴木」で177万8,000人。3位が「高橋」で139万2,000人でした。


<日本で人口が多い苗字TOP10>
1位:佐藤 186万2,000人
2位:鈴木 177万8,000人
3位:高橋 139万2,000人
4位:田中 134万9,000人
5位:伊藤 108万4,000人
6位:渡辺 107万3,000人
7位:山本 106万5,000人
8位:中村 105万6,000人
9位:小林 103万6,000人
10位:加藤 89万2,000人

引用元) 名字由来net

日本に「藤」がつく苗字の人が多い理由

上記の「日本で人口が多い苗字TOP10」を見ると、1位の「佐藤」、5位の「伊藤」、10位の「加藤」と、下に「藤」がつく苗字が多いことがわかります。そのほか、「斉藤」「近藤」「後藤」なども、比較的よく見られる苗字ですよね。

これら「藤」がつく家系は、奈良・平安時代に大きな権力をもっていた藤原家の末裔といわれています。
平安時代、藤原一族は朝廷での摂政や関白といった地位を独占しました。
藤原一族がどんどん繁栄していく中で、家を区別するために、自分たちの領地や職業に関わる文字と藤原家の「藤」の字を組み合わせた苗字が生まれたといわれています。

じゃあ人口が少ない苗字は?

「名字由来net」には、人口がごく少ない苗字も掲載されています。
苗字の種類が多いため抜粋にはなりますが、例として、「荘厳(そうごん)」「左衛門三郎(さえもんさぶろう)」「自(いん・えん)」「臥龍岡(ながおか)」「一尺八寸(かまづか・かまつか)」など。

確かに、めったに見かけることのない苗字ですね。これらの苗字の人口はなんと約10人なのだとか。

まとめ

子どもは年齢を重ねると人間関係も広がり、名前を覚えるのもひと苦労。
今回のような苗字に関する雑学を日常会話の中に取り入れると、興味も高まり人の名前も覚えやすくなるかもしれませんよ。
ぜひお子さんと一緒に苗字の雑学を楽しんでくださいね。

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