育児で疲れが限界に……そんなとき、スーパーで見知らぬおばあさんがくれた言葉 #「ありがとう」を伝えたい
育児はうれしいことも多い反面、過酷でもあります。40代のママAさんも、2児の育児で疲弊していた時期があったそう。そんなAさんに、見知らぬおばあさんがかけてくれた言葉とは……。
5歳と0歳の育児に毎日くたくた
上の子が5歳、下の子が0歳だった頃のことです。
当時、私は2人の育児に相当疲弊していました。
0歳の子はまだ夜泣きをするので夜十分に寝ることができず、つねに寝不足状態。そんな中、5歳の子は外で遊びたい時期まっさかり。昼間は公園に行ったり土手に行ったり、幼稚園にも通っていたので送り迎えや毎日の準備も必須。
日々くたくたで、あの頃は子どもと一緒にいる喜びも薄れていたと思います。
スーパーで騒ぐ我が子に、疲れとストレスが限界を迎え
その日も疲れを引きずったまま、2人の子を連れてスーパーへ。
下の子を抱っこひもで抱っこし、上の子は手をつないでいたのですが、スーパーに入るやいなや、上の子が手を離してお菓子売り場へダッシュ。
さらにお菓子売り場で座り込み、「これ買ってー! 買ってー!」と大きな声で騒ぎ出しました。
私は大声を注意したのですが、それが気に入らなかったのか、上の子は余計に騒ぎ、その声で抱っこしていた下の子もギャン泣き。
周りのお客さんからもじろじろ見られ、私は疲れとストレスが限界に……。思わず涙ぐみそうになってしまいました。
見知らぬおばあさんのやさしい言葉
もう注意する気力もなくたたずんでいると、前から見知らぬおばあさんが近づいてきました。
おばあさんは騒いでいた上の子に「元気だねー」と声をかけると、一緒にお菓子を見ながら上の子と会話し、相手をしてくれました。おかげで上の子も機嫌が直り、にこにこ笑顔に。
さらにおばあさんは疲弊していた私にも、「今だけだから。もう少ししたらラクになるからね」と声をかけてくれました。私があまりに辛そうな顔をしていたので思わず話しかけてしまったそうです。
あの日以降、私は「今だけだ、がんばろう」と思えるようになり、子どもたちにも余裕をもって向き合えるようになりました。
育児の大先輩であるおばあさんの言葉が、本当に助けになりました。
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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
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