
泣き叫ぶ赤ちゃんを抱いて途方に暮れていたとき、老夫婦がくれた言葉に感動 #「ありがとう」を伝えたい
子どもの泣き声が、ときに苦しくなる日もありますよね。今回は、毎日泣く娘にストレスを感じていたという39歳ママHさんの体験談をご紹介。泣き止まない娘を気分転換で外に連れ出したところ……。
毎日大泣きする娘につらくなってしまった

娘が生まれて半年くらいの頃、とにかく毎日泣いて大変な時期がありました。
抱っこしても、おむつを替えても泣き止まない。泣き声も激しく、昼も夜も大声で泣くため、近所にも気を遣います。
小さい子はよく泣くものとわかっていても、あまりに頻繁。
同じくらいの歳の子や年上の子をもつママ友に聞いてみても、うちの子ほどひどく泣く話は聞きません。
毎日どうしたらよいかわからず、心身ともに疲れていました。
なんとか泣き止ませようと外へ

その日も、昼間から激しく泣いていました。
夜泣きもしていたため、私も寝不足であやす気力もありませんでした。
せまい部屋の中に娘の泣き声が響き渡ります。
なんでこの子はこんなに泣くの……もうどうしていいかわからない……
私は部屋にいるのも耐えられなくなり、娘の気分転換になればと、娘を抱っこして外に出ることにしました。
見知らぬ夫婦がかけてくれたやさしい言葉

しかし、表に出ても娘は泣き止まず、ただただ泣き続けるばかりでした。
あまりに激しく泣いているため目立つのか、通りすぎる人たちも視線をこちらに向けてきます。
悲しい気持ちになって、泣き続ける娘を抱きながらとぼとぼ歩いていました。
そのとき、向かいから年配のご夫婦が。
ご夫婦は、大泣きする我が子を見て「元気でかわいいねー」と言うと、私に「泣くのも赤ちゃんの仕事だよ。大変だけどがんばってね」と言ってくれました。
泣くのも赤ちゃんの仕事。このご夫婦の言葉で、苦しかった私の気持ちが少し軽くなったのを覚えています。
現在、娘は2歳。
1歳前くらいから少しずつ落ち着き、激しく泣き続けることもなくなりました。
いまはイヤイヤ期でまた大変ですが、「これも元気で育っている証拠」と前向きにとらえています。
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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
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