慣れない抱っこ紐に悪戦苦闘、自転車をなぎ倒してしまい駐輪場で半泣きに…… #「ありがとう」を伝えたい
子どもを連れて移動するのに便利な抱っこ紐ですが、慣れないうちはなかなか動きづらいものですよね。30代ママSさんは、小柄な体格もあってか初めての抱っこ紐に悪戦苦闘。うまく歩けず、ついには駐輪場の自転車にぶつかってなぎ倒してしまい……。
慣れない抱っこ紐に悪戦苦闘
初めての子育てを控えて育児グッズを揃える中、複数の先輩ママたちから勧められたのが抱っこ紐でした。
「あるのとないのとでは全然ラクさが違うよ~」とのことだったので、早速購入。
しかし確かに両手が空くのは便利なのですが、私が小柄なためかうまくバランスがとれず、子どもが身をよじるとよろけそうになることも……。
それでもなんとか少しずつ慣れてきて、抱っこ紐で買い物も行けるようになりました。
よろけて駐輪場の自転車をガシャーン!
その日は、天気もよかったので抱っこ紐で子どもを抱え、散歩がてら買い物へ。
普段はあまり一気に買い物をしないのですが、スーパーでセールをやっていたため、ついつい買いすぎてしまい……。抱っこ紐に子ども、両手にはスーパーのレジ袋を持った状態で帰り道を歩いていました。
両手のレジ袋が予想外に重く、子どもも抱えているのでなかなかに大変。
悪戦苦闘しながら歩いていたとき一瞬よろめいて、止めてある自転車にお尻がぶつかり、そのまま自転車を7台ほどなぎ倒してしまったのです。
駆けつけ、手助けしてくれた男性
盛大に倒れた自転車。
通り過ぎる人たちが、「あらあら……」といった目で見てきます。
幸い、子どもがぶつかったわけではなく、私も怪我などはしませんでしたが、倒れてしまった自転車を立て直すのは容易ではありませんでした。
慌てて自転車を立て直し始めたのですが、子どもを抱っこしたままなので思うように力が入りません。
途中まで持ち上げてもまた倒れ、しまいには子どももぐずり出し、もう半泣き状態になりながら必死直していたそのとき、「大丈夫ですか」と声がしました。
声をかけてくれたのは、サラリーマン風の男性。
男性は倒れた自転車をすべて立て直してくれました。
お礼を伝えると、「大丈夫ですよ~」と笑顔で手を振って去って行きました。
どこの誰だかわからないけれど、あのとき助けてくれた男性はまさにヒーローのようでした。
====================
※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
エピソード募集中
妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。
あなたのすてきな体験談を教えてください。
投稿フォームはこちら