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2023年06月30日 06:15 更新

新幹線LOVEの子どもと行こう! 東京・北区の【飛鳥山公園】は、走る新幹線を見ながら1日中遊べる0円スポット

男の子が夢中になる新幹線。走る新幹線を子どもに見せてあげたいけれど、どこに連れて行けばいいか迷っている方も多いのでは? そんな親子に絶対行ってほしいスポットが【飛鳥山公園】。

高台から走る新幹線がバッチリ見えるうえ、ミニモノレールや個性的な遊具、じゃぶじゃぶ池などがあり、1日中遊び尽くせるんです。我が家も3回訪れるほどハマった理由と、その魅力を詳しくご紹介しましょう!

王子駅からアクセス抜群!人気の新幹線ビュースポット【飛鳥山公園】

飛鳥山公園
東京―金沢間を結ぶ北陸新幹線

JR京浜東北線・地下鉄南北線の「王子駅」から歩いてすぐの場所にある【飛鳥山公園】は、古くからお花見の名所として親しまれる北区NO.1の人気スポット。緑豊かな園内には、 “東京一低い山” と言われる標高25.4メートルの「飛鳥山」があり、その頂からすぐ目の前を走る新幹線が見えることから、新幹線ファンの間ではおなじみのビュースポットです。

公園から見える新幹線の種類も豊富。東北新幹線、山形新幹線、秋田新幹線、上越新幹線、北陸新幹線などが見られます。

児童エリアには、個性的な遊具がたくさんあるほか、都電や機関車なども展示してあり、子どもたちに大人気。児童エリアの西側の階段を下りたところには、大きなじゃぶじゃぶ池があり、5月から9月中旬(5・6月土日祝日のみ運転、7・8月は毎日運転、9月は土日のみ運転)の長い期間楽しめます。

飛鳥山公園 基本DATA

■所在地:東京都北区王子1-1-3
■TEL:03-5980-9210
■開園時間:終日(一部閉鎖区域あり)
■休園日:なし
■アクセス
・JR京浜東北線「王子駅」(中央口か南口)から徒歩すぐ
・東京さくらトラム(都電荒川線)「飛鳥山」「王子駅前」から徒歩すぐ
・東京メトロ南北線「王子駅」(一番出口)から徒歩3分
・北区コミュニティバス【Kバス】王子・駒込ルート[8][20]飛鳥山公園下車すぐ
■駐車場:あり(無料、普通車19台分)
 ※台数に限りがありますので、お出かけの際は公共交通機関をご利用ください
■トイレ:あり
 ※園内のトイレにはすべて多機能トイレを設置しており、そこでオムツ替え可
■食事:「れすとらん館」にカフェとテイクアウトのお店あり
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※変更がある場合がありますので、詳しくはHP等でご確認ください。
▶︎飛鳥山公園公式HP

【飛鳥山公園】に行ったら、まずはミニモノレールに乗ろう!

新幹線が良く見えるのは、飛鳥山の山頂。標高もそれほど高くないので歩いてのぼれるのですが、無料モノレール「あすかパークレール」を利用すると、子どもが喜ぶのでおすすめです。

飛鳥山公園
車両がカタツムリの形に似ていることから、愛称は「アスカルゴ」

ベビーカー利用のご家族や高齢者、障がい者の方が気軽に【飛鳥山公園】を利用できるようにと誕生したモノレールですが、一般の方も利用できます。

「あすかパークレール」の乗り場はこちら

土曜日ということもあって待ち列ができていましが、一回見送ったらすぐに乗ることができました。

飛鳥山公園
定員は16名。ベビーカーはお折りたたまずに、そのまま乗車できます

しかも、一番に乗り込めて特等席を確保できたからラッキー!

飛鳥山公園
まるでアトラクションのような楽しさ!

いざ、飛鳥山の山頂に向けて出発~!座席とは反対の進行方向を向いて、山をゆったり登るモノレールを楽しむ息子。

公園すぐそばを走る路面電車の「東京さくらトラム」

のぼっていく途中に、すぐ隣りを入る路面電車「東京さくらトラム(都電荒川線)」も見られ、頂上まで2分間、あっという間の乗車でした。

園内のあちこちが新幹線ビュースポット! しかも頻繁にいろんな車両が通るのがいい

山頂に到着してモノレールを降りると、さっそく目の前に走る新幹線が見えました。

飛鳥山公園
走行する新幹線を真横から見ることができ、眺めもバッチリ

鮮やかなグリーンのボディが特徴の「はやぶさ」(東北新幹線E5系)です。息子も「あ、はやぶさだ!」と、さっそく大興奮。都内なので騒音対策などもあってあまりスピードは出てないようですが、だからこそじっくり見られるのもうれしいポイントです。
「行ってしまったね~」と息子と余韻を楽しんでいたら、次の新幹線がやってきました。

連結車両もたくさんやってきます!

赤いボディの「こまち」(秋田新幹線E6系)と「はやぶさ」の連結車両です。プラレールにもなっている名コンビなので、ちょっとテンションが上がります。

その後も10分もしないうちに頻繁に新幹線が通過。やってくる車両も、じつにさまざまです。まだまだ見ていたそうな息子でしたが、2023年にリニューアルされたという「展望ひろば」が気になったので向かってみることにしました。

飛鳥山公園
段差の少ない園内は、ベビーカーでの移動もしやすそう
飛鳥山公園
しっかりとした柵があるので、小さなお子さまと見るときも安心

展望ひろばに到着すると、以前あった食事処の「さくら亭」がなくなり、新幹線や電車がよく見えるデッキが広々としたスペースになっていました。写真には写っていませんが、ベンチが増設され、ゆったりとくつろげるようになっています。

3度目の来園にして初めて見る連結車両

さっそくやって来たのは、「つばさ」こと山形新幹線E3系と、「やまびこ」こと東北新幹線E2系の連結車両。

続いて「はやぶさ」が通過! 

先ほどのモノレール駅すぐの場所よりも、新幹線の距離が近くに感じます。

京浜東北線や湘南新宿ラインなどが見えます

こちらのデッキからは、新幹線のすぐ斜め下を走るJRや在来線がよく見えます。新幹線を待っている間に電車を見られるので、子どもが飽きないのが嬉しいところです。

このほか、園内のいたるところから新幹線が眺められます。緑豊かな園内をお子さまと一緒に散策しながら、お気に入りのビュースポットを見つけてみてください。

大型遊具に機関車展示にじゃぶじゃぶ池に…楽しみ方いっぱいの【飛鳥山公園】

息子が3歳・5歳・7歳のときに訪れた【飛鳥山公園】。わが家が3回も訪れるほどにハマった理由は、園内の施設がとても充実していて、無料で1日中遊べることにあります。

まず注目したいのが、児童エリアにそびえ立つメルヘンチックなお城!

飛鳥山公園
高さ7メートルを超える3階建ての遊具

いろんなところからのぼったり、すべったりして遊べます。なかでも一番上から地上まで直通のすべり台は、スピード満点! 着地のところで転びやすいので気をつけてくださいね。

飛鳥山公園
ゾウさんの背中に乗ったみたいで楽しそう!

こんな巨大なゾウのすべり台もあります。ゾウさんの鼻にまたがっているお子さんも見かけました。

飛鳥山公園
蒸気機関車「D51」
飛鳥山公園
かつて荒川線を走っていた都電車両

デゴイチの愛称で親しまれていた蒸気機関車「D51」や、かつて荒川線を走っていた都電の車両も展示されていて、中に乗り込むことができます。

飛鳥山公園
夏の期間になると開放されるじゃぶじゃぶ池は、小さなお子さまの水遊びにぴったり
飛鳥山公園
水が滝のように落ちてくるスポットもあって楽しさ全開!

3回目の来園にして、初めて訪れたじゃぶじゃぶ池。噴水のところと、その周りにもぐるりと流れがあり、想像以上の広さでした。オムツをしていてまだプールには遊びに行けないお子さまの、夏の強い味方になってくれそうです。

まとめ

以前、新幹線を見るために東京駅に息子を連れていったことがあります。たくさん新幹線を間近で見ることができ、とても喜んだのですが、もともと体を動かして遊ぶのが大好きな息子には、どこか物足りないようにも見えました。

もっと遊びながら気軽に新幹線を見られるスポットはないのかな~と探していたときに、近所のママ友に教えてもらったのが【飛鳥山公園】です。

大好きな新幹線がバッチリ見られるうえ、ミニモノレールに乗ったり、遊具で遊んだりできるので、公園をあとにするときはいつも満ちたりた表情の息子。心も体も大満足の、まさに我が家の理想形とも言えるスポットです。

駅のホームと違って間近で見るのとは違いますが、小さなお子さまと一緒でもハラハラせず、ゆったりと新幹線を見れるのが魅力。新幹線好きのお子さまと、ぜひ一度訪れてみてください。

(文・撮影:あゆーや/アソンデミエータ

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