第一子妊娠中の凛さん、カナダで出産間近の妊婦健診。赤ちゃんは安定に元気も「顔をちゃんと見せてくれない」
第一子を妊娠中の女子プロレスラー・凛さんが、出産前最後の妊婦健診についてブログに投稿しています。
赤ちゃんの顔はまだ見ることができず…
凛さんは元プロレスラーでタレントの北斗晶・佐々木健介夫妻の長男・健之介さんと昨年結婚し、現在は第一子を妊娠中。カナダで映像作家をしている健之介さんと一緒に暮らすために渡加し、出産に向けて過ごす日々をブログなどで公開しています。
いよいよ妊娠後期となり、「出産前最後のウルトラサウンド(超音波、エコー)」を受けるため病院へ。妊婦健診では超音波(エコー)検査で赤ちゃんの様子などを確認しますが、日本の産科では毎回行うことが多いのに対して、凛さんいわくカナダでは「エコーが出産までに2~3回しかない」といい、この日が出産前最後のエコー検査だったそう。
しかし医師から「お腹が小さい」と言われ、もう一度受けることになったそうで、凛さんはお腹の赤ちゃんの様子をもっと見たかったようで「2回受けれただけでもほんとに有難い」と綴りました。肝心の赤ちゃんは特に何も問題なく、「安定に元気」だったとのことでひと安心です。
ただ、元気ではあるものの、エコーの際「日本にいた時から顔をちゃんと見せてくれない」という赤ちゃん。「頑張って時間かけて見れたのはたったの1回だけ」「いつも手と足で顔隠してる…」だそうで、この世に誕生するそのときまでお預けのようです。
ちなみに健診には毎回夫の健之介さんが同伴し、医師たちの英語による説明を通訳してくれるのだそう。凛さんも頑張って聞き取ろうとはするものの、「ワーッて話されても受け答えができない」ため、とても助かっているそうです。すでに頼りになるパパですね。
妊婦健診のエコー検査では何を調べてる?
妊婦健診で行うエコー検査は、お腹の赤ちゃんの様子が見られる貴重な機会として楽しみにしている人も多いことでしょう。エコー検査では時期ごとに、下記のようなことを確認しています。
妊娠初期(妊娠15週ごろまで)
・正常妊娠かどうか
(子宮腔内に胎嚢を確認)
・胎児が生きているか
(心拍動を確認)
・胎児の数はいくつか
(双子などの多胎か、またその場合は赤ちゃんを包んでいる膜[絨毛膜、羊膜]や胎盤などの数も確認)
・妊娠週数はどうか
(胎児の大きさ[頭殿長:CRLや児頭大横径:BPD]から計測)
・胎児に大きな形態の異常はないか
(胎児の頭、頸、胸、腹、手脚を観察)
・母体の子宮や卵巣に異常はないか
(子宮・卵巣の形態、子宮筋腫や卵巣腫瘍などの疾患の有無を確認)
など
中期~後期(妊娠16週ごろから)
・赤ちゃんが正常に発育しているかどうか
・子宮頸管長の測定 ※経腟エコーで行う
・羊水の量
・胎盤や臍帯の確認
妊娠初期は、腟の中にプローブを差し込んで検査を行う経腟エコーになります。経腟エコーは周波数が高く、腟に近いところがきれいに見えるのが特徴です。
妊娠中期以降は、診察台などにあおむけに寝た状態でおなかにプローブを当てて検査する経腹エコーになることが多いですが、妊娠中期以降でも子宮頸管長測定や前置胎盤などの診察では経腟エコーを行います。
時期や観察部位などによって適した方で検査しますので、不明点があれば医師や助産師に尋ねてみましょう。