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2024年12月19日 12:31 更新

立ち合い出産で夫がやらかした残念エピソード12選「携帯でゲーム」「苦しむ私の隣で『これおいしい』」

立ち会い出産は、パパにとって新しい命の誕生の瞬間を見られる貴重な機会です。ママにとっても、信頼できるパートナーに支えてもらえる安心感があり、大きなメリットがあります。ところが、せっかくの機会にトホホな状態のパパもいるようで……。今回は立ち合い出産でがっかりしてしまったママのコメントをまとめました。

もっとサポートしてほしかった……

(※写真はイメージです)

●まったく役に立たなくて、助産師さんもイライラしていました。背中をさするわけでもないし、なんの支えになるようなことをしてくれないため、苦しみプラス怒りが込み上げて思わず「ここから出ていって」と言いそうになりました。逆にいないでほしかったです。(41歳/小売店/販売職・サービス系)

●何をしていいのかわからないような感じで、隣でじっと立っているだけでした。(40歳/医療・福祉/専門職)

●産婦人科医が怖い人だったので、壁際でそっと見守っていました。(36歳/医療・福祉/専門職)

立ち会い出産をする場合は、出産施設による事前のレクチャーや学習が大切。お産に立ち会うパパは、ただの見物人であってはいけません。主な仕事は出産に向かうママのサポート。腰をさすってあげたり、水分補給を手伝ったり、声をかけたり、ただ手を握ってあげるのも立派なサポートです。

でもそれができないパパもいて、期待していたママもがっかりしてしまったようです。頭で理解していても、いざ本番になると緊張して身体が動かない、ということもあるかもしれませんね。

結局ひとごと?

(※写真はイメージです)

●生まれるまで長時間かかったので、スマホゲームをしていました。長かったから仕方なかったと思う気持ちと、この日くらい我慢してくれたらよかったのにと思う気持ちで、今も複雑です。(33歳/情報・IT/クリエイティブ職)

●携帯ゲームをしていたり漫画を読んでいたのが、衝撃的でした。(39歳/コンサル・セミナー/経営・コンサルタント系)

●たまたま病院のすぐ近くで夏祭りが開催されている日で、私が陣痛で苦しんでいる中、夫はひとりで屋台や花火を楽しんできていた。(44歳/医療・福祉/専門職)

出産には、長時間かかるケースもあります。陣痛がきて数時間で生まれてくれれば、それは超安産。特に初めての出産の場合は、陣痛が間遠になったり、なかなか産道が開かなかったりとスムーズにいかないことも多々あります。

立ち会い出産をするパパも事前に学習していたはずなのですが、やはり人間は、他人の痛みには鈍感になりがち。分娩室に入るまではヒマですることがない、と誤認しているパパもいたようです。

そばにいてくれるだけで安心できるのに……。こうしたモヤモヤは、あとの夫婦関係に響きますよ!

もう! しっかりして!

(※写真はイメージです)

●具合悪くなったり、落ちつかなかったりして助産師に怒られていた。(36歳/医療・福祉/専門職)

●ずっと泣いていて私のほうが冷静だった。(43歳/医療・福祉/専門職)

●産まれてから家族に報告するのを忘れて、みんなから怒られていた。(34歳/学校・教育関連/事務系専門職)

「男性は血を見るのが苦手」とはよく言われていること。出産に至る過程は、渦中にいない人から見れば恐ろしいものかもしれません。大事な人がずっと苦しそうにしている姿を見るのはつらいですし、自分で体験できない分だけ恐怖感が増してしまうかも。

そうわかってはいるのですが、それでもパパにはもうちょっとしっかりしてほしい! 分娩室で気分が悪くなりそうなパパは、陣痛室までのサポートに専念するという方法もあります。決定的瞬間を見ていなくても、それまでにしっかりママの支えになってあげていれば、それは立派なサポートです。

思わずツッコミたくなるパパ

(※写真はイメージです)

●陣痛が痛すぎてあまり記憶にはないのですが、出産直後の産まれたての赤ちゃんを撮影したかったようで、私に一言も声をかけず赤ちゃんを撮ってる姿を見て「何か言葉欲しいよね」とは思いました。(40歳/医療・福祉/専門職)

●陣痛中私のための入院食が用意されたが、痛くて食べれない私の代わりに食べてもらった。苦しむ私の隣で「これおいしい」とうれしそうに食べていたこと。(27歳/食品・飲料/技術職)

●陣痛中ずっと、腰を押したり水を飲ませてくれたりサポートしてくれていたが、出産後「どれが陣痛だったの?」と言われました。
あんなに痛くて苦しんでいた私を目の当たりにしていたのに、立ち会いさせた甲斐がなかったと思いました。(44歳/小売店/販売職・サービス系)

パパにはまったく悪気がないようですが、思わず「なんでやねん」とツッコミたくなってしまいます。

出産後のママに、「がんばったね」「ありがとう」の一言すらかけてあげられないものでしょうか……。もちろん、誰かに頼まれて出産したわけではなく自分も望んでいたことで、がんばったのは赤ちゃんも同じ、とわかっているのですが、ママの心境は複雑。

医療技術が進んで、母子ともに健康なお産が増えてきたとはいえ、出産は命の危険を伴う大仕事です。パパは、もう少しママを労わってあげてほしいですね。

まとめ

事前に準備を重ねて挑む立ち会い出産で、思った通りの働きをしてくれないパパに対する「がっかりエピソード」をご紹介しました。

立ち会い出産を経験したパパは、出産後の育児にも積極的に参加しているという話をよく聞きます。出産当日にトホホな態度があっても、パパの今後の活躍に期待しましょう!

マイナビ子育て調べ
調査日時:2023年7月6日~7日
調査人数:172人(22歳~40代までのママ)

(マイナビ子育て編集部)

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