電子黒板を保育現場で使ったら? 保育インフルエンサーが電子黒板の可能性を語る座談会を開催
ベンキュージャパンは9月29日、業界を知り尽くした保育インフルエンサー3名をゲストに招き「電子黒板BenQ Board×保育DX」をテーマにした座談会を、東京・ベンキュージャパンオフィスで開催しました。
iPadとの連携や、手のひらで消せる消しゴムツールに絶賛の声
座談会には、SNS総フォロワー数8万人で、3児の保育士パパである"でんちゃん"、保育士歴20年、延べ7,500人の親子に関わってきたグローバル保育士で、絵本の専門家"ちーちゃん先生"、保育業界20年以上、園長10年の経験を持つ乳幼児期の子育て専門家"祝吉美紀先生"の3名が登場しました。
座談会の前には、ベンキュージャパンの高見祐介プロダクトマネージャーが、「電子黒板BenQ Board」を紹介。同製品は、解像度の大画面、抗菌ペン、抗菌リモコン、IP5X相当の防塵機能を備えた電子黒板で、小さい子どもでも直感的に楽しめる英語の教育ゲームアプリなども内蔵しています。
高見プロダクトマネージャーは、でんちゃん、ちーちゃん先生、祝吉先生の前で、「端末の画面を共有する」「共有画面にメモ書きする」「ホワイトボードアプリ」という3つの機能を実演。iPadやパソコンとワイヤレスやケーブルで繋いで簡単に連携したり、ツールを使わずに手でこするだけで文字を消せる消しゴム機能などの実演に、3人から絶賛の声が挙がりました。
現在、保育現場ではICT化が進んでおり、タブレットなどの導入も進められていますが、その習得が保育士の負担になっているという一面も。その点についてでんちゃんは「上手く使いこなせれば、業務時間も短くなるし、効率の良い保育が実現できる」と前向きなコメントを寄せました。祝吉先生は、保護者への手紙や連絡事項がなかなか読まれないという現状を紹介しつつ、「電子黒板などでインパクトのある表示ができれば、目にしてもらえるのではないか」と語りました。
ICTやデジタルを上手く活用した保育について、「使い方によっては悪影響だが、デジタルイコール悪のような考え方も違う」とでんちゃん。すべてが紙の時代からICT化に切り替わっていく過渡期の時代を過ごし、「インプットが大変だった」と振り返るちーちゃん先生は、使い方だけでなく心得も含めた研修が必要であり、「ベテランも新人も関係なく、もういちど見直すチャンス」であることを強調しています。
デジタル化もICT化も「避けては通れない」と話す祝吉先生は、子どもの成長段階によってデジタルに触れる最適な時間があり、「その切り替えをしっかりと教えていくことが大切」と指摘。今後は「デジタルを使うことありきで、きちんと躾の部分も考えていかなければならないのでは」と提言し、座談会を締めくくりました。
ベンキュージャパン
https://www.benq.com/ja-jp/index.html
(マイナビ子育て編集部)