【夫婦別姓】女性の4割が「あり」の一方で男性は2割にとどまる、男女間の温度差が顕著に
会員数・成婚数ナンバーワン*¹の結婚相談所ネットワークを運営するIBJは、婚活中の男女1,682人に「結婚観の多様化」についての意識調査を行いました。
*¹日本マーケティングリサーチ機構調べ(成婚数:2022年実績、会員数:2022年12月末時点、大手結婚相談所・連盟を対象)
令和の婚活男女が考える“夫婦別姓”とは?
昨今、「選択的夫婦別姓」について様々な議論が交わされています。
そんななか行われた、法務省の「家族の法制に関する世論調査(令和3年度)」では、夫婦の名字の在り方に関する設問において「現在の制度である夫婦同姓制度を維持した方がよい」と答えた人の割合が27.0%に。
「現在の制度である夫婦同姓制度を維持した上で、旧姓の通称使用についての法制度を設けた方がよい」は42.2%、「選択的夫婦別姓制度を導入した方がよい」が28.9%ということが明らかになりました。
そこで今回は、婚活事業を複合展開する株式会社IBJが、“夫婦別姓”についての考え方を調査し、令和の婚活男女が考える“結婚の本音”を探っています。
女性は、“氏名変更”に負担を感じている!?
婚活中の男女に「夫婦別姓をどのように思いますか?」と聞くと男性20.1%、女性44.5%が「あり」と回答し、男女で2倍の認識差があることがわかりました。
特に夫婦別姓について「あり」と回答する20代女性は53.7%と半数を超える結果に。「あり」と回答した女性の意見として「氏名変更の手続きが面倒だから」「仕事に影響があるから」などの声が多く、結婚後も仕事を続ける女性にとって“氏名変更”は負担に感じるのかもしれません。
諸外国に比べて“結婚文化”を重んじる傾向にある日本において、婚姻数の増加につなげるために、“夫婦別姓”については議論していく必要がありそうです。
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:IBJネットワークで活動する男女1,682人(男性1,018人、女性664人)
調査期間:2023年7月24日〜8月7日
※小数点第二位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
婚活事業を複合展開する、株式会社IBJ
http://www.ibjapan.jp/
(マイナビ子育て編集部)