第三子出産のギャル曽根さん「全然安産じゃない!」と猛抗議。家族全員で出産に立ち会い
タレントのギャル曽根さんが第三子の出産をYouTubeチャンネルで振り返り、「地獄だった」「全然安産じゃない!」と熱弁しました。
「私『安産』って言葉嫌い!」
ギャル曽根さんは2011年7月にテレビディレクターの男性と結婚、2012年11月に第一子、2016年1月に第二子を出産。11月9日に第三子の妊娠と産休入りを生放送で報告しましたが、それから10日も経たないうちに無事、元気な女の子を出産したといいます。
27日、自身のYouTubeチャンネルに赤ちゃんを抱いて登場したギャル曽根さんは、「11月18日に第三子が生まれました」と報告。スタッフが「産後とは思えないですね。曽根さんから、陣痛きたってメール来てから、生まれたって来る(時間の)短さ。もう⁉ めちゃめちゃ安産」と言うと、「もう? って思うじゃん、こっちは地獄だから」「全然安産じゃないから、ちょっとやめて、本当につらくて!」と猛抗議です。
産んだ時の痛みは忘れると言いますが、ギャル曽根さんもすっかり忘れていたといい、「(1人目を)産んで痛かったけど忘れて、2人目も自然分娩でまた痛くて、でももう忘れてたから大丈夫っしょと思って3人目。途中で、本当にもう麻酔打ってくださいってお願いしたけど誰も打ってくれない」と、何度経験しても出産は悶絶だったといいます。
出産には夫・長男・長女も立ち会い、「痛すぎて夫には暴言を吐くよね(苦笑)」というものの、赤ちゃん誕生の瞬間まで長男がずっと付き添って「頑張って! あともうちょっと!」と声をかけてくれたそう。その模様も動画に残しており、家族みんなにとっての感動的な瞬間ですね。お兄ちゃん・お姉ちゃんはすでに妹にメロメロで、抱っこやオムツ替えなど色々手伝ってくれて助かっている、とギャル曽根さん。
そんな家族の手助けもあってか、体の回復はとても順調で、産後すぐから爆食モードに。入院中の病院食ではまったく足りないので売店でパンやおにぎりを買い、ずっとUber Eatsのメニューばかり見て食べたいものをメモしていたそうです。母乳がたくさん出て赤ちゃんもいっぱい飲んでくれるといい、退院のときには「体重が1日20~30g増えてたらいいですよ」と指導されたのが、すでに100g近く増えていて驚いたといいます。
そこでスタッフが「(母乳がたくさん出るのは)めっちゃ食べるから。安産だし」と言うと、ギャル曽根さんは再び「安産じゃない!」と抗議。「本当に苦しかったの! やめて、私『安産』って言葉嫌い!」と、安産という言葉の持つイメージとは裏腹な出産経験を苦い表情で思い出しているようでした。
「安産」の定義はない
「安産」や「難産」は一般的によく使われる言葉ではありますが、実は、医学的にそのようなお産の定義はありません。
一概には言えませんが、お産にかかる時間は初産婦(初めての出産)と経産婦(二度目以降の出産)で大きく違い、初産婦は時間がかかる場合が多いことから「お産が大変」というイメージがあるでしょう。
具体的には、1時間に6回以上・規則的な陣痛が始まる「分娩開始」から、赤ちゃんが生まれた後、子宮から剝がれた胎盤が出る「胎盤娩出」までの目安は、初産婦で12~15時間程度、経産婦で5~8時間程度とされます[*1](時間の幅は生理的な差や個人差によるもの)。
ただ、医学的に根拠を示して「〇〇したら必ず安産になる」といえるようなことはありませんから、さまざまな方法で備えても分娩が長引くことはあります。
また、「運動していれば安産」「太ったら必ず難産」というわけでもありませんが、妊娠に気づいてから出産まで、全期間を通じて心身ともに健やかであることは、とても大切なことです。そのためには、一般的な健康づくりにも通じる「運動・栄養・休養」と、健康状態のチェックができる「妊婦健診の受診」が重要となります。