カートに座るのを嫌がる息子と買い物へ。少し目を離した瞬間にベルトをすり抜けて…… #「ありがとう」を伝えたい
じっとしているのが苦手な子は、カートに数分座っているのも我慢できません。ほんの少し目を離しただけで転落などの事故につながってしまうと考えると、大変ですよね。今回は、40代女性が子どもと訪れたスーパーで血の気が引くほどヒヤヒヤした……というエピソードを紹介します。
3歳の息子と買い物へ。カートから少し目を離した瞬間に……
動き回るのが大好きな我が子が、3歳の頃の話です。
その日は息子と一緒に、スーパーで買い物をしていました。おとなしくカートに座っているのは嫌いですが、座らせないとゆっくり商品を見られないので、無理矢理カートに乗せていました。
しっかりベルトもして座らせていましたが、気になる商品があって一瞬目を離した時のことです。
息子がくねくねと体を動かしてベルトをすり抜けてしまい、頭から地面に落ちそうに……!
咄嗟に手を伸ばしたが間に合わない
あっ!と思って急いで支えようとしましたが間に合わず、「終わった……」と血の気が引いたその瞬間です。
その場にいた見知らぬ人が、息子をキャッチしてくれていたのです。本当に命びろいしました。
子ども自身もびっくりして、怪我はありませんでしたが大泣きしてしまいました。
「本当にありがとうございました」と急いでお礼を言いましたが、その人は「気にしなくていいよ。怪我がなくてよかった」とすっと去って行ってしまいました。
当時はきちんとお礼を言えなかったので、感謝を伝えたい
もし、あのまま頭から落ちていたらどうなっていたか、考えただけでも恐ろしいです。
とっさに助けてもらったのに、子どもが泣き出してしまったので、居心地が悪い思いをさせてしまってすみませんでした。
周りが見たら、あの方が泣かせたみたいに見えたかもしれません……。
もっときちんとお礼をしたかったです。本当にありがとうございました。これからは目を離さないようにします。
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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
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