小中学生のクリスマスプレゼント事情、子どもの4人に1人以上が「なるべく安いものを頼む」と回答
今年の子どもへのクリスマスプレゼントは決まりましたか? プレゼントの内容はもちろん、予算をどうするか、サンタクロースとしてプレゼントするかなど、親としては考えることも多いですよね。そこで今回は、2023年の秋に行われた小中学生へのアンケート調査をご紹介。今どきのクリスマスプレゼント事情はどうなっているのでしょうか?
今年もクリスマスが近づいてきました。多くの家庭では子どもにクリスマスプレゼントを用意するのではないでしょうか。今回は小中学生を対象にした「みんなのホンネ調査レポート『クリスマス』」(ニフティキッズ)から、子育て世帯のクリスマスプレゼントの実情をご紹介します。
誰からクリスマスプレゼントをもらった?小学生のトップはサンタクロース
昨年のクリスマスに誰からクリスマスプレゼントをもらったかについて、小学生においては「サンタクロース」が最も多く72%、ついで「おうちの人」が51%となっています。
一方、中学生においては「おうちの人」が最も多く62%、ついで「サンタクロース」が42%となり、小学生とは逆転する結果でした。
サンタクロースからプレゼントをもらう場合を小学生と中学生で比べると30ポイントの差があらわれています。いつまで「サンタクロースからのプレゼントがもらえる」のか、多くの親が悩むところだと思いますが、中学生になると減ってくるようですね。
約8割の子どもは事前に欲しいものを伝えている
次に、プレゼントをもらった子どもを対象に、事前に欲しいものを伝えたかどうかを尋ねた結果を見てみましょう。事前に伝えた子どもが78%と多数にのぼりました。多くの家庭では、子どもの希望を考慮してクリスマスプレゼントを選んでいるといえるでしょう。
プレゼントの値段を気にする子どもが4人に1人以上
親からすると、子どもの欲しいものをあげたい一方で、現実的には値段も気になるところ。そこで興味深いのが、子ども自身に「欲しいものを伝えるとき、プレゼントの値段は気にする?」と尋ねたときの回答結果です。
意外に思う方もいるかもしれませんが、「なるべく安いものを頼むようにしている」という子どもが26%、4人に1人以上いることがわかりました。「何も気にせず欲しいものを伝える」が58%を占めるものの、値段を気にしている子どもも少なくないようです。
プレゼントのリクエストは「手紙」が主流
多くの子どもが事前に欲しいものを伝えいていますが、その方法はどういったものが多いのでしょうか? 小学生、中学生ともに「手紙を書く」が多数派であることがわかりました。小学生で68%、中学生で60%となっています。
また、中学生は小学生と比べて「おうちの人にお願いしてもらう」「特にお願いはしない」が多いこともわかりました。
今年人気のクリスマスプレゼントに「推しグッズ」
「今年1番欲しいクリスマスプレゼント」を聞いた結果、小学生は「自分の携帯電話(スマホ)」が19%でトップ、僅差で「推しグッズ」が17%となりました。一方の中学生は「推しグッズ」が20%でトップ、「まだ決まっていない」が14%で続く結果に。中学生はすでに自分の携帯電話を持っている子どもが増えているのでしょう。いずれにしても、推しグッズが人気といえます。時代を反映している結果ですね。
印象に残っているクリスマスの思い出は?
最後に、「印象に残っているクリスマスの思い出」をご紹介します。
✅1日前に手紙を書いたら、全く違うものが届いたこと
✅25日にプレゼントが楽しみで2時に起きた
✅3年生ごろからサンタクロースじゃないのに気付いて、でも親はサンタクロース信じていてほしい(?)だろうから信じているふりをしていた
✅クッキーを焼いたら食べてくれて紙に英語でお礼を書いてくれてた!!
✅友達とクリスマスパーティーでプレゼント交換したことが思い出です。
さすがに前日の手紙だと親も対応できませんね。なかにはサンタクロースを信じているふりをしていたという声も。いつから「サンタクロースからのプレゼント」をやめるかは、親としては本当に悩ましいかぎりです。
まとめ
今回はクリスマスプレゼントに関する小中学生のアンケート結果をご紹介しました。クリスマスプレゼントで欲しいものを伝える子どもが多いですが、4人に1人以上の子どもは値段を気にしてリクエストしていることもわかりました。これはサンタクロースを信じているか、信じていないかによっても変わってくるでしょう。また、いまやクリスマスプレゼントも推しグッズが人気のようです。クリスマスの大きな楽しみといえばプレゼントを開ける瞬間ですから、思い出に残るものにしてあげたいですね。
(マイナビ子育て編集部)
<調査概要>
■みんなのホンネ調査レポート「クリスマス」/ニフティキッズ
■アンケート実施期間:2023年9月26日(火)~10月23日(月)
■調査機関:自社調査
■調査対象:小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者
■有効回答数:1261件
■調査方法:インターネット調査