レゴブロックがつないだ創造力のバトン! 息子のスケッチが未来へと羽ばたいた【日本科学未来館】の胸アツ体験(東京・江東区)
親子で学べる【日本科学未来館】の公式HPで見つけたのは、紙に描いた“未来の乗りもの”のアイデアを、レゴブロックで形にするワークショップ。クルマ好きでレゴブロック歴6年の息子にぴったりだと思い応募してみたところ、まさかの選出。大阪大学レゴ部の協力でそのアイデアが形になる瞬間を取材できることになったのですが、どんな結果に⁉
「未来のモビリティをつくっちゃおう! アイデアを形にするワークショップ」とは?
2026年2月21日(土)、お台場の【日本科学未来館】で「未来のモビリティをつくっちゃおう! アイデアを形にするワークショップ」が開催されました。
事前に紙に描いて応募した子どもたちの未来のモビリティ(乗りもの)アイデアを、レゴ社にも認定された「大阪大学レゴ部」のメンバーといっしょにレゴブロックで形にしていくという、ワクワクする内容です。参加費無料(入館料のみ)で、午前・午後ともに各4名ずつで実施されました。
応募の壁を乗り越えて踏み出したら……届いたのは最高にうれしい知らせ
まずは、息子が発案した未来のモビリティをご覧ください。その名も「空飛ぶ車図書館」。スケッチからすでに“物語”があふれ出す、彼らしい大胆で自由な一枚です。
ここに至るまでには、実はちょっとしたドラマがありました。
今回のワークショップは息子にぴったりだと直感した一方で、応募の前で思わず足が止まりました。未来のモビリティは“変形すること”が必須条件で、さらにそのアイデアを紙に描いて提出しなければならないという、なかなかの難関が待ち構えていたからです。
それでも息子は迷うことなく、「車と図書館を合わせた“車図書館”にしたい。できれば空も飛べたらいいな」と夢のあるアイデアをひらめかせました。昨年11月に取材したジャパンモビリティショー2025のアウトオブキッザニア体験が、どうやらヒントになったようです。
問題は、それをどう絵にするか。親子で頭を抱えた末、以前の取材で触れたAdobe Expressの生成AIに相談してみることに。AIと対話しながらイメージを固めていくうちに、息子の頭の中で未来の世界がどんどん立ち上がっていきました。
途中、息子がぽつりと「これ、どうやってレゴブロックで再現すればいいの?」と不安そうに聞いてきましたが、「大丈夫! それは大阪大学レゴ部の人が考えてくれるから!!」と背中を押すと、再び目を輝かせてスケッチに向かっていきました。
そして完成したのが、冒頭の「空飛ぶ車図書館」。AIの提案をそのまま採用してしまうのでは?という不安もありましたが、仕上がったのは息子らしさが息づく完全オリジナルのスケッチ。そのスケッチが見事当選し、ワークショップに参加できるといううれしい知らせが届いたのです。
ワークショップ開幕! 展示会場で出会った「トヨタミライドン」に胸が高鳴る
ワークショップ当日は、レゴブロックを組み立てる前に「ものづくりってなんだろう?」を学ぶ時間からスタート。【日本科学未来館】のスタッフといっしょに展示会場に向かうと、未来のものづくりをテーマにした期間限定展示「未来のモビリティつくっちゃおう! ~ものづくりすごろく~」が迎えてくれました。
「こんな乗りもの、あったらいいな」という小さな空想が、仲間や技術を集めて形になっていく──そのプロセスを可視化した展示です。
その一角に並んでいたのが、子どもの描いた1枚の絵がトヨタ自動車のエンジニアに渡り、ものづくりの力で現実の姿へと生まれ変わった「トヨタミライドン」。
“夢の実現”の象徴として、会場の中央に堂々と展示されていました。
モビリティショーで見たあの姿を、今回は360度どこからでも眺められて、親子で思わず胸が高鳴ります。
しかも、これからつくる作品はこのトヨタミライドンの前に飾ってもらえるとのこと。
午前の部の子どもたちの作品がすでに並んでいて、期待がぐっとふくらみました。
レゴブロック製作がついに始動! 大阪大学レゴ部と形にした「空飛ぶ車図書館」に感激の嵐
お部屋に戻ると、子どもたちは自分のアイデアを発表しました。「最初に発表できる子いる?」と声がかかった瞬間、息子はちょっとだけ戸惑いながらも、誰も手をあげない空気を感じ取ってスッと手をあげました。
おぉー、えらい! 緊張しつつも、自分のアイデアをしっかり言葉にして発表できました。
ほかのお子さんの発想も、とっても個性的でおもしろいんです。お城が好きな子は“城汽(じょうき)”機関車を考えたり、消防車好きの弟からアイデアをもらって水陸両用のウォーター・スプリンカー車をつくろうとする子がいたり、空と海を行き来できるデュアルモードのモビリティを発想した子もいたり。どのアイデアも夢いっぱいで、聞いているだけでワクワクが止まりません。
全員の発表が終わると、そのまま大阪大学レゴ部の方と製作へ。なんとすでに、子どもたちのアイデアをもとに試作品をつくり、完成形の写真まで用意してくださっていて、作品のイメージが一気に広がりました。
「うわぁー、あのスケッチがこんなふうに形になるんだ」。その瞬間、鳥肌が立つほどの感動が走りました。
レゴブロックの製作は、まず屋根づくりからスタート。
大阪大学レゴ部の方の説明を聞くやいなや、息子はすぐに手を動かし始めます。
理解の速さは大人顔負け! さすがレゴブロック歴6年の実力です。
続いて、車の土台や作品の目玉と言える本棚づくりへ。
「おー、そう来たか!」と思わず声が出るようなアイデアがいっぱいで、息子も目をキラキラと輝かせています。
息子がとびきりうれしそうだったのは、会場にずらりと並んだ豊富なレゴブロックのパーツ。
普段、自宅でレゴブロック作品をつくるときは同じ色のブロックがそろわず、別の色で代用することも多いのですが、この日は“そろった色”でつくれることが本当に楽しそうでした。
作業中の息子は、終始まっすぐな目線。
家ではレゴブロックを扱う後ろ姿ばかり見ていたけれど、夢中になる時ってこんな顔をするんだと気づかされました。
制限時間いっぱいまでつくり込み、「空飛ぶ車図書館」がついに完成!
図書館が必要な人のもとへ飛んでいき、到着すると本棚がスッと現れる仕組みです。
完成後は、自分の手で作品をトヨタミライドンのもとへ。
並んだ作品を見つめる息子の表情は、達成感でいっぱい。その姿を見た瞬間、胸の奥がじんわりと熱くなりました。
まとめ
ひとりの創造力には限界がある。けれど、誰かの手が加わることで、その創造は思いもよらない未来へと伸びていく──。創造とは、ひとりで完結するものではなく、まるでバトンのように受け渡されながら育っていく力なのだと感じました。
今回のワークショップは、その“創造のバトン”が息子の手に確かに渡る瞬間を見せてくれました。きっと息子にとっても、忘れられない貴重な経験になったはずです。
ご協力くださった大阪大学レゴ部の皆さま、そしてこの素敵な企画を用意してくださった【日本科学未来館】の皆さまに、心から感謝しています。
完成した作品は、【日本科学未来館】3階にて2026年3月31日(火)まで展示されています。もし足を運ぶ機会があれば、ぜひのぞいてみてください。
(文・撮影:あゆーや/アソンデミエータ)
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