イモトアヤコさん、産後のメンタルは「今思えばなんで……」はるばる手伝いに来てくれた母を泣かせてしまったと反省
一児を育てるタレントのイモトアヤコさんが15日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演し、壮絶だった自身の出産を振り返りました。
自然分娩の予定が急遽、帝王切開に
人気バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の珍獣ハンターとして一躍有名になったイモトアヤコさんは、同番組のディレクターである石崎さんと2019年11月に結婚。2021年12月に長男を出産しました。
妊娠がわかったときは「うれしい」という感情でいっぱいで、その先の大変さは想像していなかったというイモトさん。妊娠するまでは食生活に気を使って健康を意識していましたが、つわり中は無性に食べたくなったフライドポテトをLサイズで毎日食べ、18㎏も体重が増えたそう。出産しても2㎏くらいしか減らず、体重を戻すには産後1年弱かかったといいます。
出産は思い通りの展開ではなく、自然分娩で産む予定がスムーズに進まず緊急帝王切開に。通常、帝王切開の場合でも麻酔は下半身のみで母体の意識がある状態で赤ちゃんを取り出しますが、なぜかイモトさんは麻酔が全然効かず、緊急事態なので全身麻酔に切り替えて手術をしたといいますから、相当緊迫した状況だったことが伺えます。
眠っていて産声を聞けず、思ってもみなかった出産方法でしたが、麻酔から覚めて赤ちゃんと対面すると、瞬間的に「あっ、我が子だ!」と感じたといいます。
イレギュラーなお産を経て退院したイモトさんですが、今度は情緒不安定な状態になり、実家から手伝いに来てくれた母にひどい態度を取ってしまったと振り返りました。「お皿を洗ったスポンジをシンクに置いた」など、普段ならまったく気にならないようなちょっとしたことも気になって、お母さんを泣かせてしまったことも……。「今となってはなんであんなことで」「本当に母には申し訳ないと思う」と反省しきりです。
仕事復帰は産後5ヶ月のとき。以前は月に2~3回は海外ロケに行っていたのが、今は数ヶ月に1回の頻度になり、そのときは石崎さんの実家に息子を預けているといいます。一応石崎さんは日本にいていつでも動けるようにはしてくれているそうですが、ケータイに連絡が入ると「息子になにかあったのか」とドキドキしてしまうそう。働くママパパは痛いほどその緊張感がわかるのではないでしょうか。
2歳になった長男は「父ちゃん、じいじ、ばあば」は発語するのに、頑なに「母ちゃん」だけは言ってくれずショックだというイモトさん。「母ちゃん」は言いにくいのかと「ママ」に変えてみたところ、すぐ言えるようになりビックリしたそうです。
最近はイヤイヤ期に突入し、「オムツ替えるのも、服着替えるのもイヤイヤ。ごはんもバナナ以外はイヤ。もう勘弁してほしいですね」と手こずっているようですが、お菓子が欲しかったり好きな動画を見たかったりするときだけ「おかしちょうだい♡」などとおねだりしてみたり、「ギューとかチューとかそういうときだけしてくれるから、ついついあげちゃう」と頬がゆるみ、可愛くて仕方がない様子でした。