菊地亜美さんロケでパパ芸人の会話に感動「春日さんの第一声が『トイレトレーニング終わった?』で」「みんなパパやってんだって」
21日放送の『あちこちオードリー』(テレビ東京系)に、タレントで一児の母の菊地亜美さんが出演。昨年は芸人界のベビーラッシュで、業界内でじわじわ男性たちの意識に変化が起きていることを実感しているといいます。
「当たり前だけどみんなパパやってんだって」
仕事でバラエティ番組に呼ばれること多い菊地亜美さん。今まで「なんでもやります」と言っていましたが、「正直、今は仕事を選びたい。フルで働けなくなってきているので、効率のいい仕事を全力でやりたい」と本音を明かします。
たとえば「放送時間が1時間の番組で収録に2時間」だった場合は「全然行く」ものの、長時間のロケの場合は「1時間の番組で10時間ロケかぁ……」と逡巡してしまうそう。これを聞いたオードリーの若林さんは「ママだからそれはそうだよね」と理解を示しました。
そんな菊地さんの「最近グッときたニュース」は、パパ芸人たちの変化について。
昨年、東京03の角田晃広さん、バカリズムさん、モグライダーともしげさんに第一子が誕生し、フットボールアワー後藤輝基さんは双子が生まれて三児の父になるなど、お笑い芸人界はベビーラッシュにわきました。オードリーの若林さん・春日さんもそれぞれ一児の父です。
菊地さんは「芸人さんってネタとか回しの人が多いから、自分のちょっとした話(プライベートな話)を聞くことってなかなかないじゃないですか」と切り出し、つい先日、大勢の芸人さんとロケに出た際、彼らの「パパとしての一面」を垣間見て、感動したといいます。
待ち時間に「みんなゴルフするの?」という話になり、3歳と1歳のお子さんのパパである鬼越トマホークの金ちゃんに「金ちゃんもゴルフするんだっけ?」と質問がとぶと、金ちゃんは「あ、ちょっと俺いま子どもが3歳と1歳なんで、ゴルフ朝早いの無理なんですよね」と一言。すると他の芸人さんたちも「あ、それは無理だよ」「それは無理だね」と口々に言っており、ちゃんと子育てをしていればゴルフに行くのは難しいという共通認識がそこにはあったそう。
それを聞いていた菊地さんは「当たり前だけどみんなパパやってんだってすごい感動したの私」「金ちゃんとか全然そんなキャラじゃないじゃない?」と、大いに感動。
日頃、芸人さんたちがテレビ番組などで子育てや家族について語る場面は少ないものの、「みんな言うところがないから別に出さないし、それも別にネタにするわけじゃないから言ってないだけだけど、なんか私、そういうテレビでしゃべったら絶対カットされるような、どうでもいい話をしたいの、みなさんと」と熱く語りました。
また、春日さんともふとしたときにそういう話が出ることはあると言い、「だって春日さんと私が会ったときとかは、春日さんの第一声が『トイレトレーニング終わった?』ですもん」と明かした菊地さん。「テレビで話すようなことじゃないけど、みんな絶対聞きたいと思う、トガッてる芸人さんだけじゃなくて」と、もっと「当たり前の生活の話」を聞きたいと話していました。