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2025年08月18日 06:30 更新

脇役じゃない!風味も彩りもアップする「青のり」オススメ活用レシピ5選

料理の仕上げに使われる青のりは、一度に使う量が少ないこともあって、なかなか使い切れない食材のひとつ。限られた料理に使うイメージかもしれません、手軽に風味や彩りが加えられ、相性のよい食材も多い便利なものなんです。子どもにも大人にも人気のメニューも多いですよ♪

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

和食の彩りや風味づけに使われる青のりは身近な食材ですが、なかなか使い切れずに残ってしまうことはありませんか? そのうちに風味も色も落ちてしまい、使い切れずにさよなら~なんてことも……。そうならないためにも、青のりを活用したレシピを増やせるとイイですよね。

実は青のりはさまざまな食材との相性がよく、幅広く使うことができ、料理の仕上がりや味わいを底上げしてくれる存在として活躍してくれるんです。今回は作り方もシンプルで、すぐに作れるような青のり活用レシピをご紹介します。青のりが残っているときにはぜひ作ってみてくださいね。

青のりの特徴

青のり, あおさ, レシピ

青のりは、アオサ科アオノリ属の海藻を乾燥させたもので、糸状だったり、粉末になった状態で販売されています。

青のりと似ているものに「あおさ」と「あおさのり」があります。「あおさ」はアオサ科アオサ属、「あおさのり」はヒトエグサ科ヒトエグサ属の海藻で、粉末になってしまうと見た目はどれも似ているものの違う海藻です。

青のりは鮮やかな深緑色で磯の香りが強く、価格が高いのに対し、あおさは磯の香りは青のりより劣り、手軽な価格で販売されています。厳密には違うものの、見た目も味もとても似ているため、同じように使ったり、価格の高い青のりの代用として安価なあおさが使われることは多いですよね。

今回は、一般的によく使われている粉末の青のりに限定して使い方をみていきましょう。

青のり, あおさ, レシピ

青のりは海藻ということもあり、食物繊維もミネラルも豊富です。大量に摂ることはあまりありませんが、風味や彩りだけでなく、栄養価も高い食材なんです。

粉末の場合、開封すると酸化しやすく、日光に当たれば色も劣化してしまいます。保管は湿気を吸わないように密閉したり、日の当たらない冷暗所が向いています。家庭用商品は容量が少ないものの、一度に使う量はさほど多くありません。なかなか使い切れずに余りがちなので、積極的に活用できるようになると◎

青のり, あおさ, レシピ

使い方としては、仕上げの彩りとしてふりかけたり、風味づけに使われることが多いと思いますが、生地に練り込んだり、まぶしたりして使うこともできます。ただ、難点としては、食べたときに歯や口のまわりにくっついて取れないという問題が……。

海のものなので、同じ海の食材である魚介類と相性がよいのは当たり前かもしれませんが、肉や野菜、ごはんやパン、餅や麺類など、比較的なんにでも合わせられる使い勝手のよさが魅力です。

青のり活用レシピ

青のり煎り大豆

青のり, あおさ, レシピ

磯の香りをまとった青のり煎り大豆は、その手軽さとおいしさからつい手が伸びてしまい、気がついたらなくなっていた! なんてことも。今回は青のりの風味を活かすためにシンプルに塩で味つけしましたが、お好みでブラックペッパーを足したり、カレー粉を加えてもおいしそう。

材料(3~4人分)
・青のり……大さじ1
・大豆水煮……200g
・片栗粉……大さじ2
・ごま油……大さじ1
・塩……小さじ1/3

青のり, あおさ, レシピ

作り方
① 大豆に片栗粉をまぶす。
② フライパンにごま油を引き、大豆を入れてじっくり炒る。
③ 塩と青のりを混ぜ、炒った大豆を入れてまぶす。

青のり, あおさ, レシピ

ホクホクとした大豆の食感にのり塩の味がよく合います。青のりや塩の量はお好みで増減してください。青のりをたっぷりまぶすと、色もキレイでおいしいけれど歯にくっつくのは覚悟して(笑)。食べた後にチェックしましょうね!

チーズ入り♪ もっちり青のりいももち

青のり, あおさ, レシピ

もっちり食感のいももちに、青のりを練り込んで香り豊かにしました。中にはとろけるチーズを詰めてさらにもっちりとろ~り感をプラス。家族全員においしい! と言ってもらえたレシピです。

材料(10個分)
・青のり……小さじ1
・じゃがいも……中2個(300g程度)
・とろけるチーズ……50g
・片栗粉……大さじ3
・バター……10g
・牛乳……大さじ1
・塩……小さじ1/2
・油……小さじ1

青のり, あおさ, レシピ

作り方
① じゃがいもの皮を剥いて8つに切り、やわらかくなるまでゆでる。
② ゆであがったら、熱いうちにつぶす。
③ 青のり、バター、塩を加えて混ぜる。
④ 粗熱が取れたら片栗粉を加えてよく混ぜる。
⑤ 10等分にし、中にチーズを入れて丸く平らに形を整える。
⑥ 油を引いたフライパンで両面を焼く。

青のり, あおさ, レシピ

青のりの色と香りが効いたいももちは、もっちりホクホク。じゃがいもの甘みに青のりとバターの香りも加わって、大人も子どもも好きな味です。中に詰めたチーズもいい仕事をしてくれますよ♪

青のりのほかにも、いももちの味つけはいろいろできるので、いろんな種類を作って食べ比べても◎。2~3色並べると青のりの色も映えます。

のり塩チキン

青のり, あおさ, レシピ

唐揚げやカツの衣に青のりを混ぜるのも間違いないおいしさですが、ちょっと作るのが面倒。そんなとき、もう少し気軽に作れるのり塩チキンが◎。淡白な鶏むね肉でもしっとりやわらかに仕上げるコツも紹介。

材料(4人分)
・青のり……小さじ2
・鶏むね肉……2枚
・マヨネーズ……大さじ2
・片栗粉……大さじ2
・水……大さじ2
・ガーリックパウダー……小さじ1
・塩……小さじ1/2
・ブラックペッパー……適量
・油……大さじ1~2

青のり, あおさ, レシピ

作り方
① 鶏肉をそぎ切りにして食べやすい大きさにする。
② 青のり、マヨネーズ、片栗粉、水、ガーリックパウダー、塩、ブラックペッパーを加えて揉み込む。
③ フライパンに油を入れてよく温めてから焼く。

青のり, あおさ, レシピ

鶏むね肉はそぎ切りにすると繊維が切れて、やわらかな食感になります。マヨネーズにも肉をやわらかくする効果があり、衣に包んで焼くことで保水効果もうまれ、しっとりパサつかずに仕上がります。冷めてもおいしいのでお弁当おかずにもオススメ。

れんこんの青のりチーズ焼き

青のり, あおさ, レシピ

青のりは和の食材ですが、洋の食材との相性も意外に合います。特にチーズなどの乳製品との相性は抜群。シャキシャキ食感を残して焼いたれんこんに、カリカリベーコンとチーズをのせて焼き上げ、青のりをたっぷりふりかけました。

材料(3~4人)
・青のり……小さじ1~2
・れんこん……300g
・ベーコン……80g
・とろけるチーズ……60g
・ガーリックパウダー……適量
・塩……適量
・油……小さじ1

青のり, あおさ, レシピ

作り方
① れんこんは皮をむいてから1.5cm幅の輪切りにし、酢水に浸けてアク取りする。
② 1cm幅に切ったベーコンを油を引いたグリルパンでこんがり焼く。
③ ベーコンをいったん取り出し、水を切ったれんこんの両面を焼く。
④ れんこんに焼き色がついたらベーコンを戻し、チーズ、青のり、ガーリックパウダー、塩をかける。
⑤ チーズが溶けて表面がカリッとするまでグリルで焼く。

青のり, あおさ, レシピ

れんこんは火の通り具合で食感が変わりますが、厚みのある輪切りにすると、焼き上がってもシャキッとした味わいが楽しめます。ベーコンやチーズも青のりとよく合い、もう一品欲しいときにパパっと作れるレシピです。

グリルパンで作ればこれひとつで仕上げることができますが、無い場合はフライパンで焼き色をつけてから、グリル対応の耐熱容器に入れて焼いてください。

長芋のり塩から揚げ

青のり, あおさ, レシピ

長芋に片栗粉をまぶしてからりと揚げて、のり塩味に仕上げました。「カリッ」「ホクホク」「ネバトロ」と、食べ進むにつれて食感が変化していきます。火の通り方によっては「シャキ」っとした食感も。同じ芋でも、じゃがいものフライとはまた違う味わいです。

材料(3~4人分)
・青のり……大さじ1/2
・長芋……300g
・片栗粉……大さじ3
・塩……小さじ1
・揚げ油……適量

青のり, あおさ, レシピ

作り方
① 長芋は皮をむいてから乱切りにする。
② 片栗粉をまぶす。
③ 青のりと塩を混ぜておく。
④ ②をからりと揚げ、③をふりかける。

青のり, あおさ, レシピ

のり塩って何にかけてもおいしいですよね! 自家製のかき餅やポップコーン、おにぎりやパンにも合います。魚や肉、野菜にも使える万能調味料なので、さまざまな料理の仕上げにかけてみてください。

まとめ

風味づけや彩りを加えてくれる青のりは、栄養価も高く使い勝手のよい食材ですが、一度に使う量が少ないのでなかなか使い切れません。開封後は酸化して香りも色も劣化していくので、積極的にいろいろな料理に活用していくようにしましょう。磯の香りと彩りを手軽に加えられるので、いつもの料理にプラスしていくだけでも使う幅が広がりますよ♪

(よんぴよまま)

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