ニトリの二層鋼グリルパンがオススメな理由【時短キッチングッズ】
キッチングッズが豊富なニトリでは人気商品もたくさん! その中でも使いやすくて便利な「二層鋼グリルパン」がオススメです。今回はその理由を商品情報と共にご紹介します。
こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。
ニトリといえば家具、家電、キッチン用品など、お家にまつわるいろいろなものを取り扱っていますが、その中でも便利なキッチングッズが注目されることも多いですよね。手頃な価格で入手できることもあり、活用されている方も多いのではないでしょうか。今回はその中から、とっても便利! と人気が上がっているグリルパンに注目してみます。
グリルパンとは?
グリルパンはその名の通り、グリル(網焼き)ができる調理道具です。多くのものは波型の底になっており、きれいな焼き色を付けることができます。鉄やステンレスなどの金属製のものが多く、熱伝導の高さが特徴。素早く加熱し、保温性も高いことから、通常のフライパンでは得られない焼き上がりになると、料理上手な人たちから支持を得ています。波型の形状は焼き上がりの模様がおしゃれで、余分な油や水分が落ちるなどのメリットがありますが、その反面洗いづらいというデメリットもあります。
ニトリでは波型のグリルパンの他にも、底が平らなものなど多種多様に揃っていて、用途や好みに合わせて選ぶことができます。数年前から話題となっている「ニトスキ」はニトリのスキレット。スキレットは鋳鉄製品なので、フライパンとしてもグリルパンとしても使え、見た目のおしゃれさからも絶大な人気! 売り切れていて入手できないこともあるくらいです。
そんな人気商品がたくさんあるグリルパン。実はそれぞれに特徴があり、そのお手入れ方法もさまざま。使い方も違うため、購入時にはよく確認する必要があります。人気のニトスキは使い込むほど使いやすくなるため、「育てる」と表現する人もいるくらい、実は使い始めのお手入れが必要です。きちんとしたお手入れをしていけば、ずっと長く使用できると言われています。
どんな使い勝手なのか、手間はどの程度かかるのか、どんな調理ができるのか事前にリサーチしておくと、選ぶときの基準になりますよ。
ニトリの二層鋼グリルパンとは?
いろいろリサーチして、売り場でも確認し、最終的に私が選んだのはこちらの「二層鋼グリルパン」。ちなみに底は波型ではありません。我が家のオーブンのグリルパンが波型なので、必要なかったことと、決め手になったのは圧倒的な使いやすさ。続けて使い続けたいと思うにはここが重要なポイントです。
■材料
本体…アルミニウム合金、ステンレス鋼/取っ手:ステンレス
■サイズ(約)
16cm:幅23.8×奥行16.1×高さ3.9cm
20cm:幅28×奥行23×高さ4cm
■価格
16cm:740円(799円税込)
20cm:925円(999円税込)
■重量
16cm:約260g
20cm:約390g
■保障年数:1年
■ガス、IH、魚グリル、オーブン使用可
■食洗器、金属ヘラ、電子レンジ使用不可
価格は1,000円以下とお手頃価格。我が家はガスではなくIHなので、どちらでも使えることもポイントが高く感じました。実際に使う場所に適したものを選ぶことが大切です。
■お手入れ方法
鉄製のスキレットやグリルパンは使用をスタートする前のシーズニングというお手入れがあり、使用するたびに水分を完全に飛ばして油を塗りこむ通常お手入れも必須。それをしないと錆び付いたり焦げ付いたりしやすく使いづらい、といったデメリットが解消されません。使いこなすには多少の根気とマメさが必要な上級者向けのアイテムかもしれませんね。
それに比べて、こちらの「二層鋼グリルパン」は、ステンレスとアルミニウムが主な素材。どちらも錆びにくい性質を持っています。軽く拭く程度で錆びは出ません(我が家は洗いっぱなしで自然乾燥でも特に問題も起こらず)。
表面は凹凸がある、こびりつきにくい2層鋼。汚れもつるんととれるため、洗い上がりは良く、スポンジと食器用洗剤でほぼ問題なく汚れは取れます。我が家ではアクリル毛糸で編んだエコたわしを使っているので、軽い油汚れなら洗剤も不要です。
つまりこのグリルパンはお手入れらしいお手入れは不要! 通常の食器を洗うのと同じ程度の扱いでほぼOK。ただし金属ヘラでガリガリしたり、金タワシやクレンザーで磨いたりするのはNG。傷ができてこびりつくようになったり、寿命が短くなってしまいます。研磨剤の使用は控えてくださいね。
最初のお手入れももちろん不要で、購入してすぐに使いやすさを感じられること、使用後も特にお手入れはいらないこと、実はこの気楽に使い続けられる特徴がオススメなポイントでもあります。誰でも使いこなすことができそうな手軽さがいいですよね♪
持ち手は大き過ぎず小さ過ぎず。カーブが握りやすいです。加熱時間が長くなるとこの取っ手はかなり熱くなるので、鍋つかみを使用するなど対策が必要。やけどしないように気を付けましょう。
裏はつるんとしています。
別売りで蓋もあります。
16cm:370円(399円税込)
20cm:462円(498円税込)
ただの蓋としてだけでなく、グリルパンに被せてオーブン使用可。調理の幅が広がります。
ニトリの二層鋼グリルパンがオススメな理由
①焼き色がきれい
熱伝導が良いグリルパンはすぐに温まり、焼き色がきれいにつきます。初めて使ったときにはその早さに驚きました。お肉でも魚でも野菜でも、焼き上がりがパリッとしていると、素材の旨みが逃げず美味しさが増しますよね♪
②きれいに剥がれる
綺麗に剥がせると本当に気持ちがいいです。薄焼き卵を焼く度に感じるストレスにもサヨナラできました! ちなみにこの写真は、油も引かずに焼いたもの。端を菜箸でちょいちょいっとめくるだけでこんなにキレイに剥がせました。クレープだって焼くのが随分簡単になり、料理の腕が上達した気分になれます。
焼きおにぎりだってこんなにきれい。さっと短時間に焼けるので、崩れる心配も減ります。表面もこんがり焼けて、フライパンにこびりついてボロボロにならずひっくり返すのも楽々。
綺麗に剥がせるということは、片付け時には洗い流しやすいということ。ササッと汚れが落ちてきれいになるのであっという間です。片付けが楽だということは家事労働の中ではかなり重要です。
③使いやすいサイズ
このグリルパンはサイズは2種類。大きいほうを我が家では使っていますが、20cmはフライパンとしては小ぶりです。しかしこのサイズが、ちょっとお弁当のおかずを作りたい、朝ご飯の1品を焼きたい、副菜を作りたい、そんな時にちょうどいいサイズなんです。火の通りも早いので、忙しいときにはさらに重宝します。
④そのままテーブルに出してもOK
保温性の高さ、デザインの良さを生かしてそのままテーブルへ。スキレットの代わりにアツアツの料理を食卓に出すことができます。ワンプレートの朝食やランチにもおしゃれな雰囲気が出ます。こちらは薄焼き卵を焼いてオムライスにし、空いた隙間でウインナーやインゲンなどを焼いてからテーブルに運びました。冷めないうちに美味しく食べることができてオススメ。
⑤魚グリルで使える
フライパンとしてだけでなく、このまま魚グリルに入れて加熱することができます。コンロがいっぱいだけど、もう1つ加熱したいものがある、ちょっと焼き色を表面に付けたい、そんな時に便利です。料理をするときの段取りがよりスムーズに進みそうですね。グリルパンに入れて魚を焼けば、グリルの掃除は格段に楽になります。お餅もくっつかずに剥がせて焼きやすくなります。
⑥オーブンで使える
魚グリルだけでなくオーブンもそのまま入れられます。焼き色を付けたいときだけでなく、全体に火を通したい料理にはオーブンへ。オーブンだとほとんどの機種でタイマーがあるので、ほったらかし料理も夢ではありません。
金属なので、電子レンジには使えませんが、それ以外の加熱方法はほぼ使えるので活用の幅が本当に広いです。
⑦時短できる
グリルパンをオススメしたくなる理由は上記の通りいくつもありますが、それらの特徴を組み合わせれば、格段に家事の時短化につながってきます。ちなみにこちらのリンゴケーキは、魚グリルを使う以外の、紹介したオススメ理由を全部活用しています。
→フライパンとしてりんごを焼く
→そのままケーキの生地を流し込む
→オーブンで焼く
→テーブルに出す
全てこのグリルパン1つで調理を進めるので、洗い物も少なくなります。きれいに剥がせるので、盛り付けの時にはひっくり返してりんごを見える様にするのも簡単です。
ニトリの二層鋼グリルパンの活用レシピ
それではグリルパンをフル活用したこちらのケーキのレシピを公開! 簡単ですぐ作れるような材料と作り方になっています。作り始めてから焼きあがるまで30分かからず作れます。
「簡単♪ りんごのアップサイドダウンケーキ」
【材料(グリルパン20cm1個分)】
・りんご…1個
・バター…10g
・砂糖A…大さじ2
・くるみ…20g
・ホットケーキミックス(またはパンケーキミックス)…150g
・卵…1個
・牛乳…大さじ4
・砂糖B…大さじ2
・サラダ油…大さじ2
【作り方】
①グリルパンにカットしたりんご、バター、砂糖A、粗く砕いたくるみを入れて加熱。
②りんごが少し透き通るくらいになったら火を止める。
③残りの材料をよく混ぜ、②の上に流し入れる。
④180℃に予熱したオーブンに入れて15分程度焼く。
コストコのパンケーキミックスで作っていますが、一般的なホットケーキミックスを使用しても大丈夫です。パンケーキミックスの方は塩味が少し感じられます。
メニュー名のアップサイドダウンとは、「逆さま」の意味。りんごやパイナップルで作るものが有名ですが、どれも型の底にフルーツを並べてから生地を流し入れて焼き、あとでひっくり返すケーキです。今回はリンゴをキャラメリゼしたグリルパンをそのままケーキ型として使用しています。焼きあがってから逆さまにしてもきれいにひっくり返せますよ♪
まとめ
今回はニトリの中でも人気が高く、使いやすい「二層鋼グリルパン」をご紹介しました。熱伝導と保温性が高く、美味しく焼いたまま食卓に置くこともでき、ガスやIHだけでなく魚グリルやオーブンでも使用可能。調理の可能性が広がるアイテムとして使ってみると本当に便利。お手頃価格で、お手入れも簡単なことが使い続ける上でも魅力的。いろいろな特徴を組み合わせることでより家事の時短化も進みますよ♪