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2025年03月15日 16:16 更新

引っ越し当日、新居に大興奮の息子。動き回る息子に引っ越し業者さんが…… #「ありがとう」を伝えたい

何かとあわただしい引っ越しのシーズン。30代パパ・Sさんは、引っ越しにまつわる感謝のエピソードが届きました。

引っ越しの作業中、2歳の息子が新居で大はしゃぎ

(※写真はイメージです)

子どもが2歳の時にマイホームを購入しました。
新居が無事完成し、引っ越し業者さんとのやりとりも終わり、いよいよ引っ越しの当日。

元々住んでいたマンションから10分程度の距離ということもあり、私たち家族は自家用車で新しい我が家に向かうことに。まもなく新居に荷物を積んだ引っ越し業者のトラックも到着し、作業が始まりました。

2歳の息子は新しくて空っぽのお家に大興奮状態で大はしゃぎ。うれしいのはわかりますが、何度注意してもいたずらが止みません。私も妻も引っ越し作業で相手をしてあげられず、少し目を離すとちょろちょろ動き回ろうとしてしまいます。

引っ越し屋さんにとっても、危なっかしくてしようがないはず……ですが、その業者さんの反応は想像とは違っていました。

部屋中を走り回る息子に引っ越し屋さんがかけた言葉

(※写真はイメージです)

お兄さんはテキパキと作業しながら、「走り回ってたらぶつかっちゃうぞー」「ほら、荷物が通るからよけてよけて!」という感じで、叱るでもなく、朗らかに対応してくれました。

もともと人見知りで挨拶も全然できない子どもだったのですが、お兄さんに相手をしてもらってうれしかったのでしょう。それからは「それはこっちに置くんだよ」とか「じゃあ、こっちに持ってきて」などと指示を出すようなことも言い始めたのですが、そんな2歳児にも「ヘイ、親分! わかりました!」という感じで優しく対応してくれました。

さらに「こないだ僕の誕生日だったんだ」と息子が伝えると、「そうなんだ。ちょっと待っててね」と言い、トラックからキャンディーを持ってきて「誕生日おめでとう」と渡してくれたのです。息子は感激していました。

(※写真はイメージです)

すっかりお兄さんが気に入った息子は、搬入が終わって帰る引っ越し屋さんに「ありがとね」と自らご挨拶。すお兄さんは「ちゃんと挨拶してくれてありがとうね。これからもいろんな人に挨拶してね」と言って帰っていきました。

当時、2歳だったにも関わらず強い印象が残っていたのか、私が単身赴任する時も「また、青い引越屋さん来るの?」とお兄さんのことを記憶していて、その後は人見知りせずに「ありがとう」「さようなら」ときちんと挨拶ができる息子になりました。

引っ越し屋さんにとっては少しの心遣いだったのかもしれませんが、あのときのことは息子の成長につながっていると思います。本当にありがとうございました。

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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。

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