南明奈さんの真面目すぎる子育てに藤本美貴さん驚嘆「どうでもいいルールじゃんそんなの」
5月11日放送の『夫が寝たあとに』 (テレビ朝日系)に、1歳9ヶ月の男の子を育てる南明奈さんが登場。夫でお笑いコンビ「よゐこ」の濱口優さんのVTRメッセージに涙をこぼす場面がありました。
「え! 私より真面目な方初めて」
南明奈さんは2022年7月に男の子を出産。番組では「真面目すぎる」南さんが抱えるたくさんの悩みが明かされました。
MCの藤本美貴さんは以前、南さんと仕事で共演した際に「お昼寝をさせるからランチとかあんまり行ってない」と聞いたといい、「なっちゃん(=MCの横澤夏子さん)も、3人目でまだそれやってた。“3人目でそれ!?”って衝撃。(2人は)似てます、だから」と、横澤さんと南さんの共通点を指摘。南さんは「お昼寝もおうちでお布団でしっかりさせないと夜の睡眠に響くって見ちゃった」ため、忠実に守っているといいます。
また、「離乳食とかも、豆腐ゆでるのにレシピ本に50秒って書いてあったら、タイマーできっちり測ってやっていた」と事例をあげると、同じ真面目タイプの横澤さんすら「え! 私より真面目な方、初めて」と驚くほど。一方、藤本さんは「ぐつぐついってりゃいいんだよ」とアバウト派です。
そんな南さんが今いちばん大変なのは、1歳9ヶ月の息子がイヤイヤ期にさしかかっていること。
食事のため椅子に座らせたら「まず何が何でもイヤー!なんですよ。まずスタートに時間がかかる」そうで、「家にイチゴがあるってわかっているので、『これを食べなさい』ってご飯を出すと、『イチゴを出せ!』って冷蔵庫を指さす。イチゴを一度をまず出して食べさせるべきなのか、『いやご飯の後だよ』ってすべきなのか。これはどっちですか?」とアドバイスを求めました。
すると藤本さんは「私はイチゴ食べていいと思う」とキッパリ。横澤さんは「え~嘘、斬新、何で!? 絶対ダメじゃん、ご飯食べられなくなっちゃう」と驚きますが、続けて「イチゴをいっぱい食べるんじゃなくて、とりあえず、イチゴを1個あげたらいいじゃんと思う。『1個だけね。これ食べたらご飯食べるんだよ』って言って。目的は何なのって言ったら、何かしら食べて欲しいから。デザートは食後って感覚は子どもにはないじゃん。いいんだよ、食べれば。イチゴもご飯も」と説明すると、納得の様子です。
子どもがおとなしく椅子に座って食べられないのは仕方がないため、藤本さんが「座らなきゃあげないとかやってるときもあったけど、もういいや、みたいな。『1周走っといで!』みたいな。ちゃんと座って自分で落ち着いてこぼさず食べるってのは、いつかできるわけじゃないですか」と続けると、「うわーすごい!」「やっぱ違いますね」「説得力がありますよね」と感嘆の声が上がりました。
「菌が飛ぶかもって……」
南さんの悩みはまだまだあります。そのひとつが「解禁日どうする問題」。
南さんは「これは教えてもらいたいです。いろいろあるんですけど、たとえばお砂糖の入ったお菓子をまだ食べさせてない。あげたら喜ぶのはわかるけど、いつなんだ? って。ジュースをあげたら、水やお茶や牛乳を飲まなくなるんじゃないかと思って」と告白。
これにも「お茶しかなければ飲む。だってこれしかないもん、喉乾いてるんでしょ? 悩んだことない」という藤本さんですが、それでも1人目の離乳食では「いつ調味料入れたらいいんだろう?」と悩んだといいます。
しかしある日、レトルト離乳食のパッケージ裏面を見て「めっちゃ調味料入ってるじゃん」と気づいて「もうやーめたって普通に入れるようになった」のだそう。
また横澤さんも長女の甘い物解禁には慎重派でしたが、2歳になる頃はじめてフードコートへ行き、ほぼ同じくらいの月齢に見える子どもがソフトクリームを食べる姿「えっ、あれ食べていいんだ、って。それで子どもも食べたそうにしてたから、食べてみる?って」と解禁。第二子以降は「1歳こえたらもういいだろう」と考えるようになったそうです。
さらに南さんが子どもの食事を冷ますのに「口でふうふうしない」「菌が飛ぶかもって見たから、ハンディ扇風機でやってる」と明かすと、藤本さんは「ええっ!?」と悲鳴。
もし何かあったときに「ふうふうしなければこの菌はいかなかったかもしれない」と考えてしまうため、細心の注意を払っているという南さんに、横澤さんは「子どもは無菌状態ってイメージがあるじゃないですか、でも保育園の参観をしたときに、うちの子めちゃくちゃ砂食べてた」、藤本さんも「そうだよ、落ちてたものとか全然食べるんだから」と現実を伝えます。
その他にも、南さんが禁じているにもかかわらず「電気のリモコンをいじってしまう」といった行動を濱口さんが叱ってくれないという不満を、藤本さんは「でもどうでもいいルールじゃんそんなの」「アッキーナが細かいんだよ」とバッサリです
「任せて甘えてほしい」
非常に真面目な態度で子育てに向き合っている南さんですが、夫・濱口さんに「うまく甘えられない」という悩みも……。
濱口さんは産後まもない時期にYouTubeの生配信で、子どもにつきっきりで休めない南さんについて「一日中家におりながら、ずーっと子育てやってくれてるわけやん」「(自分は仕事があるから)子育てからリセットできるというか、(妻は)リセットできひん状態でずっとおると思うと、めちゃめちゃ大変やぞ」「ほんと、一日好きにしてもらう日とか作ったほうがええなとは思う」と、心配を吐露していました。
しかし南さんは夫から「1人でお出かけしておいで」と気遣われたとしても、「マッサージに行っても、『優さんに大変な思いをさせてまで私はこのマッサージを受けなきゃいけないのか?』と思ったりしちゃうんです」と、子どもを1人で見る大変さがわかるがために「申し訳ない」という罪悪感がどうしても拭えないといいます。
すると番組では濱口さんからのサプライズ・ビデオメッセージを用意。濱口さんは、南さんが1人での外出を申し訳なく思っていると聞かされると、「僕に任せてほしいですけどね。心配っていうのもあると思いますけど。(出かけるときは)すごいメモを残してくれる、何時何分にこのごはんをあげて、おむつをチェックして、もし寝なかったら散歩に行ってあげて、って。事細かな指導まで全部してくれますね」と、実際の様子を明かしました。
そのうえで、「明奈、僕に任せて、好きなアイドルのコンサートに行くとか、1人で映画観るとかの時間を全然作ってもらっていいんで。美容院はバンバン行っていいんで。任せて甘えてほしいですね。子ども連れて(仕事の)お笑いの現場行ってみようかな」と、夫として妻に語りかけた濱口さん。
温かいメッセージに、南さんは「泣いちゃう、涙出ちゃう」「最近、1年9ヶ月の疲れが出てきちゃってたので……ちょっと甘えてみようかな。ちょっと肩の力が抜けたかな……」と、涙を拭います。すると横澤さんも思わず涙をポロポロこぼしてもらい泣き! 「だって嬉しいじゃん、すごい嬉しい」「なんて素敵な夫婦なんだ。甘えることって大事なんだって」と大感動です。
南さんは「人には『甘えた方がいいよ』って言えるけど自分には難しい」「ちょっと固くなりすぎてたかな」と振り返り、藤本さんも「第一子のときは、あれこれパパに指導しちゃうけど、パパが自信をつけるためにも思い切って任せてみたらいいっていうのはすごく思う」「パパの思い出が増える。大変だからこその思い出もある」とアドバイスを送りました。
「甘いもの」いつから食べさせる?
アイスやチョコレートなどの「甘いもの」を子どもにいつから与えていいのか、悩む親は多いでしょう。
まず、お子さんのアレルギーがないかどうか確認している段階である離乳食の時期には、卵や牛乳などを原材料に含む嗜好品は避けたほうがいいです。アイスを与えるのは早くても1歳以降、チョコレートに関しては食べる頻度や量を守ったりできる3歳以降にほんの少しから、が一つの目安になるでしょう。
また、生後半年以降は乳歯が生え始めてくる時期であり、乳歯は永久歯と比べてエナメル質や象牙質の厚みが半分程度と薄く、むし歯になりやすいため、砂糖を多く含んだ食品を頻繁に与えるのは注意が必要です。
同様にチョコレートも砂糖を多く含む嗜好品ですが、チョコレートの場合は砂糖が多く含まれていないものもありますね。ただ、カカオがふんだんに使われ、砂糖が控えめで甘みよりも苦みが強い高カカオチョコレートは、虫歯にはなりにくい反面、テオブロミンやカフェインが甘いチョコレートと比べて多いのです。
テオブロミンとカフェインはカカオ豆に含まれる生理作用のある成分で、これらのはたらきの1つに興奮作用があるため、カカオを含む割合の多いチョコレートをたくさん摂取すると、睡眠への影響が出ることが懸念されるため、子どもにはあげないほうがいいでしょう。
しかし「アイス」「チョコレート」は絶対に食べさせてはいけないというわけではなく、あくまでも程度の問題です。毎日のように高頻度で甘いものを食べすぎれば体に良くないのは誰でも同じだとわかりますよね。家庭でお子さんとのルールを決めてみてください。
(マイナビ子育て編集部)