おでかけ
0円で遊べる穴場！【県民健康福祉村】には、子どもの挑戦心をメラメラにするアスレチックがいっぱい（埼玉・越谷市）
清々しい青空のもと、子どもには思いっきり体を動かして遊んでほしい。有り余る体力も消費してくれたら……。そんな家族のおでかけには、アスレチックのある公園がぴったりですよね。そこで今回は、入場無料のあるアスレチックがある埼玉の【県民健康福祉村】をご紹介。我が家のわんぱく8歳児もトリコになったアスレチックの全貌とは……!?
【県民健康福祉村】ってどんなところ？
埼玉県越谷市の緑あふれる豊かな環境の中に、県民の健康増進を目指してつくられた【県民健康福祉村】。屋内施設には温水プール（※）やトレーニングジム、屋外にはテニスコートやソフトボール場を備え、気持ちのよい空間でスポーツやトレーニングが楽しめます。
※温水プールは2024年現在休止中
なかでも入場無料の公園エリアは、家族連れに大人気。
約1.8㎞のジョギングコースとウォーキングコース、その外周には2㎞のサイクリングコースが設けられ、野鳥の池や芝生広場、全16種類のアスレチックがある冒険広場、ローラスケート場など、親子で楽しめるスポットが点在しているんです。
木々の生い茂るコース沿いは、春には美しい桜並木となるなど、四季折々の美しい景色を楽しめるのも魅力。週末には貸自転車（有料）が人気です。
入場料に加えて、駐車料金も無料なのが嬉しいところ。“完全0円”で遊べるスポットして人気を集め、埼玉県内からはもちろん、わざわざ県外からやってくる家族連れも多いんですよ。
県民健康福祉村 基本DATA
■所在地：埼玉県越谷市北後谷82
■TEL：048-963-7111
(受付時間：平日・土曜9:00～21:30、日曜・祝日9:00～18:00）
■利用時間：［公園エリア］常時開放
［貸自転車］土曜日・日曜日・祝日の10:00～17:00（最終受付は16:00）
※貸自転車は悪天候の場合、8月・年末年始はお休み。
※ときめき元気館（屋内施設）、屋外施設の利用時間は公式HPを参照
■休館日：ときめき元気館は月曜日（祝日･振替休日･県民の日･夏休み期間は開館）、年末年始（12/29～1/3）※その他、臨時に休館する場合あり
■料⾦：
◎［公園エリア］無料
◎［貸自転車］1人乗り250円/1時間、2人乗り400円/1時間
※ときめき元気館、屋外施設の利用料金は公式HPを参照
■アクセス：
◎［電車の場合］
JR武蔵野線・埼玉高速鉄道の各線「東川口駅」から徒歩約25分
◎［電車＋バスの場合］
東武伊勢崎線「越谷駅」の西口から「県民健康福祉村行き」のバスに乗り、終点で下車。バスの所要時間は約20分
■駐⾞場：あり（581台分あり、無料）
■トイレ：あり
■⾷事：なし
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※以上情報は変更がある場合がありますので、詳しくは公式HP等でご確認ください。
【公式HP】▶県民健康福祉村
いざ【県民健康福祉村】へ！ 見たことのないアスレチックに息子も大興奮
週末のたびに家族であちこち出かけて、レジャー費がかさみがちな我が家。【県民健康福祉村】なら出費も抑えられ、しかも小3の息子の大好きなアスレチックがあるということで、遊びに行ってみることにしました。駐車台数にゆとりがあるのも、車移動派の我が家にはうれしいポイントです。
到着してさっそく向かったのは、アスレチックのある冒険広場。緑豊かな広場のあちこちに、遊具やアスレチックが点在しています。
まずは、広場内で圧倒的存在感を放っているロングローラー滑り台に挑戦する息子。
見晴らしのよい広場を眺めながら滑り下りるから、気持ち良さそう！
何度か滑るとお尻が痛くなるので、芝ソリ用のソリや段ボールなどを持って行くのがおすすめですよ。
お次は、サーカスの空中ブランコのようなアスレチック。
ほかでは見かけないめずらしいアスレチックに、息子の目もキラキラ。
バーにぶら下がって振り子のように揺れながら、前方のなるべく遠くに飛んで楽しみます。
バーにぶら下がったと思ったら、足を前後に振って揺れを大きくする息子。
4往復ほどして揺れがMaxになったところで、手を離してジャ～ンプ！ 記録は2メートルほどでした。 お見事!!
続いて息子が挑戦したのは、ロープをのぼり、ネズミ返しにタッチするアスレチック。
ところどころに輪っかのつけられたこのロープは、よく公園の遊具などでも見かけますが、のぼった先にネズミ返しがあるのは初めて見ました。これは挑戦せずにいられないですよね～。
小さな輪っかに足をかけるのが難しく、何度も落ちてはのぼってを繰り返していた息子ですが……
ようやくネズミ返しにタッチすることができました！
アスレチックの定番「ターザンロープ」は、2種類あります。こちらは長いタイプで、小学生以上にぴったり。
ビューーーン！
想像以上にスピードが出て、スリル満点です。
短いタイプのターザンロープは、未就学児のお子さんにもおすすめ。
パパの助けを借りずに自分で飛び乗りやすいこちらのほうが、息子はお気に入りのようでした。
「え!? これどうやって進むの？」思わず、家族3人で顔を見合わせてしまったアスレチックがこちら。
サスケジャンプのような斜めの板を進んで渡るのですが、ところどころに設置された黒いステップを踏んで進む必要があり、さらに難易度が高そうです。しかも2枚の板の間がけっこう開いている……。
パパが「こうやってやるんだよ～」と息子にお手本を見せようとしたらズコッ！ あやうく転倒するところでした。上半分は木目になっていて滑りづらいのですが、下半分のステップ以外のところはかなり滑りやすくなっているので、ご注意を。
小柄な息子には足が届かないし危ないのでは……？と思っていたら、もうスタートを切っていました。
木目のところを左右交互に飛び移り渡りながら、前進。
おーっと！ バランスを崩して落ちそうになりましたが……
板のフチにしがみついてセーフ！ なんとか最後まで渡り切りました～。見ている筆者はハラハラしっぱなしでしたが、息子はとても楽しそうでした。
ぶら下がったロープをつかみながら進むこちらは、この公園のアスレチックの中でも最難関。
うんていが得意な息子ならできるんじゃないかな？と期待したのですが、全然要領は違うようですね。残念ながらクリアならずでした。
今や公園でもすっかりおなじみとなった「ボルダリング」は、スイスイとのぼっていき、余裕の表情でクリア。
「赤だけ」「黄色だけ」などと決められたホールドだけを使ってのぼっていくようにすれば、レベルアップも楽しめますよ。
ネットの吊り橋は、渡るとゆらゆら揺れてスリリング！
息子は吊り橋をわざと大きく揺らして、揺れを楽しんでいました。
最後に挑戦したのは、そり立つ壁のような見た目が挑戦心をかきたてるアスレチック。
滑り止めに手足をかけてのぼっていき、上のボードにタッチしたらクリアです。手強そうな見た目でしたが、意外にも速攻でクリアし得意げな息子でした。
広々とした芝生広場は、ボール遊びや簡易テントOKが嬉しい
アスレチックをほぼ制覇し、ヘトヘトだった息子。「このあとキャッチボールはどうする？」と聞くと、「ちょっとだけやりたい」との答え。ということで、冒険広場の隣にある多目的大芝生広場へ移動しました。
広々としたこちらの芝生広場では、ボール遊びもOK。簡易テントも使用できるから、小さな子ども連れでも1日ゆったり滞在できますよ。
パパといっしょに大好きなキャッチボールをした後、筆者といっしょにバトミントンを楽しんだ息子。
余力を残すことなく限界まで遊び尽くし、もちろん帰りの車では爆睡でした。
まとめ
おでかけ先での渋滞を避けたいから、普段から早めに出発し、早めに帰宅するスタンスの我が家。【県民健康福祉村】には朝8時台に到着したのですが、朝早くても常時開放の公園エリアで、すぐに遊び始められるのが良かったです。
とくにこれからの季節は熱中症が心配なので、早朝から遊べるのは嬉しいですよね。早い時間だからか、アスレチックもほぼ待たずにがで利用することができましたよ。
そして何より嬉しいのは、これだけアスレチックが充実していながら、入場料0円ということ。出費のさかむ贅沢なおでかけはできないけれど、子どもを思いっきり遊ばせたいし、家族で楽しい休日を過ごしたいという方は、ぜひ【県民健康福祉村】に行ってみてはいかが？
（文・撮影：あゆーや/アソンデミエータ）
