三児の母・滝沢眞規子さん「妊婦生活があまり得意じゃなかった」「なんで子どもに完璧を求めようとしたんだろう」子育てを振り返る
モデルの滝沢眞規子さんが46歳の誕生日を迎え、子どもたちの育児真っ只中だった20~30代をYouTubeで振り返りました。
「お母さんとしては仕方がなかったのかな」
滝沢眞規子さんは3人のお子さんがそれぞれイギリスに留学中。今回の動画ではマタニティライフについて振り返りました。
当時は今ほど無痛分娩が広がっておらず、第一子は自然分娩、第二子と第三子は和痛分娩だったそう。滝沢さん自身は「妊婦生活があまり得意じゃなかった」「嫌っていうか、苦しいが先にきちゃうタイプ」だったと明かし、もし妊娠生活をもう一度やり直せるとしたら「妊婦ライフを楽しめる人間」になりたいといいます。
その流れで、次女の1歳の誕生日は「入院先で迎えた」と回想。次女が川崎病を患い、子どもの病室につきっきりに。「すごい狭いところで付き添い入院」し、結果「自分も体を壊した」こともあったそうです。
エピソードを明かしながら「子育てっていろいろあるよね」と滝沢さんはしみじみ。長女はもう21歳で、末っ子次女も高校生になった今は「子育て、ひと段落してきたのかな?」「あっというまに育っちゃうな」と実感していました。
ちなみに現在はイギリスで暮らしている子どもたちが夏休みで帰国中。滝沢さんは子どもたちがイギリスに行く前まで、6年以上お弁当を作っており、夫の分も合わせて毎日お弁当を4つ作っていましたが、今は夫婦2人の生活なので気楽に料理しているようです。
夫婦だけの生活に慣れきっていた中、子どもたちが帰国し、「また私あんなに頑張れるかな?」と少しの不安も芽生えていましたが、実際には「(子どもたちが)なんでも美味しいって食べてくれるとやっぱ頑張れる。それが母親なのかな~なんて実感してる」と笑顔。「全世界のお母さん、お疲れさまです」と、頑張るママたちをねぎらいました。
そもそも誰もが一人目の育児は「初めて」だらけで、何もわからず手探り状態。初めての子育てでは子どもの成長について些細なことが気になってしまうことも珍しくありませんが、滝沢さんも身に覚えがあるそう。子どもを寝かしつけた後、他の子どもと比べて「だって! あれが出来ないんだよ、これが出来ないんだよ」と夫にこぼしていた時期もあったと明かします。
子どもたちが大きくなった今では「ああいうの無駄だったなって」と一蹴しつつ、「お母さんとしては仕方がなかったのかな」と不安な気持ちも肯定。「それだけ真剣だったんだから、おつかれ! って思う気持ち」「ヤキモキしなくても、子どもは勝手に成長してくれる」という気持ちが半々だといいます。
また、「自分も立派な子どもではなかった」にもかかわらず、「なんで子どもに完璧を求めようとしたんだろう」という反省も。現在は年齢を重ねて心の余裕ができ、「楽しく育ててあげられたらいいな」という結論に落ち着いたようです。
そんな滝沢さんが「子育てでひとつ成功したな」と感じていることは、姉・兄・妹の仲がいいこと。長男は次女に優しく、また長女が弟妹をまとめてくれているそうです。夫もすごく優しい人であるとし、子どもたちは「パパに似たのかな」と話していました。