【コストコ】間違いないおいしさ！ アメリカンビーフ最高ランク「プライム」の希少部位「チルドビーフ ミスジ焼肉」

コストコ歴17年目に突入したmarronroyです。初期は尼崎倉庫店、現在は神戸倉庫店に通うヘビーユーザー、コストコ商品を実際に使って食べてリアルな感想をお伝えしています。

ミスジは牛の肩甲骨内側のウデ部分にあり、1頭あたり2～3kgほどしか取れない希少部位のひとつ。コストコでは、ステーキカットと焼肉の2種類が販売されています。

コストコが日本に上陸してはや25年。会員数も増え、今では比較的知られるようになったアメリカンビーフのランク。全部で8等級ある中で、コストコでは上位2ランクのみを取り扱っています。

・プライム……アメリカンビーフの最高グレード
・チョイス……プライムに次ぐ高品質グレードで、プライムよりややサシが少なめ

プライムグレードは牛肉全体の約2～3%しか該当しないため、グレードそのものが希少と言えます。

〜特徴〜
・サシ（霜降り）が均等に入っている
・味わい・ジューシーさ・やわらかさを兼ね備えている
・シンプルな調理方法でも十分おいしく食べられる

ちなみに日本では、上位3ランクの「プライム・チョイス・セレクト」のみ流通していますが、そのほとんどがチョイスグレードのようです。

商品詳細
●名称：牛肉（ミスジ）
●正味量：1kg前後（購入パックによる）
●消費期限：購入日から2週間程度
●保存方法：要冷蔵4℃以下
●調理方法：スジ切り処理済。十分に加熱する。
●ランク：プライム
●購入時価格：438円/100g

ミスジ部位の大きな特徴は、木の葉のような見た目とセンターに入った筋。外見から一目で筋とわかるほどくっきりと入っています。

通常、運動量の多い部位は肉質がかたいと言われていますが、ミスジはウデ部分ではあるものの比較的動きが少ないため、サーロインやヒレとは違う食感とやわらかさを持っています。

ミスジのサイズは概ね揃っていますが、中には薄くて小さいものを含んでいる場合もあります。

加熱をすると縮む筋部分ですが、「ミスジ焼肉」は筋切り済。焼いてもほとんど縮むことはありません。

焼く前のミスジは、しっかり木の葉型。

そして、焼いても変わらず木の葉型。ほとんど縮んでいないことがわかりますね。

市販の焼肉用の肉よりもやや厚く、肉の厚さは5mmほどあり、断面は肉の繊維がわかるステーキ風。うっすら肉汁がにじんだ見た目は、食欲をそそります。

シンプルに焼くだけでおいしい部位のミスジ。口に入れるとジュワッと肉汁が広がり、香ばしさと肉のうまみを堪能できます。

食感は繊維を感じるヒレとは違い、弾力のあるロース風。見た目の霜降り感からは想像できないほど、実際は脂っこさもほぼなく、赤身のような味わいです。

一般的にはステーキや焼肉で食べられることが多いミスジは、牛肉のうまみが存分に楽しめる部位だと思います。

筆者のオススメの食べ方も、特別なアレンジをせずにただサッと焼いて味つけをするだけです。せっかくなので、お気に入りのソースを2種類ご紹介しますね！

この焼肉のタレ、コストコの売場で見かけたことはありますか？ 実は市販のものと少し配合が違う、コストコ限定商品なんですよ。どんなお肉とも相性がよいので、1本冷蔵庫に入れておくと重宝すると思います。

熱したフライパンで焦げ目がつくまで焼いたら、上下を返してタレを注ぎ入れて絡めるだけ。甘辛味でおいしいですよ。

長崎名物のレモンステーキ風の味つけも、やわらかミスジ部位と好相性です。こちらも熱したフライパンで焼き、先に合わせたタレを加えて絡めるだけで完成します。

〜タレのレシピ〜
・レモン汁……50ml
・しょう油……50ml
・すりおろしたまねぎ……中サイズ1/4個分
・すりおろしにんにく……大1片分

トッピングは、レモンの輪切りやオニオンスライスなどをお好みで。甘めの味つけにしたい場合は、砂糖を加えて調整してください。

生のお肉ですので、冷凍保存が可能です。1回に使う分ずつ小分けにしてラップで包み、ジップロックなどに入れて冷凍庫へ。食べるときは冷蔵庫で自然解凍してください。

コストコで購入できるアメリカンビーフの最高ランク「プライムグレード」の「ミスジ焼肉」は、適度に入った霜降りと弾力、やわらかさを兼ね備えた食感が楽しめるアイテムです。

牛肉のおいしいとこ取りをしたような部位なので、一度食べると虜になるかも。

実際に筆者は、ほぼ毎月のようにリピ買いして楽しんでいます。ときどき、ほかの部位も購入して食べますが、やはり「ミスジ」ファンはやめられません。

BBQにもオススメ！ やわらか牛肉、ぜひ味わってみてください。