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2024年08月08日 11:50 更新

かまいたち、妻の出産は「スケジュールが合えば立ち会うのが当たり前」。「女として見られなくなる」は周囲で聞いたことなし

お笑いコンビ「かまいたち」の山内健司さんと濱家隆一さんが、YouTubeチャンネルで育児に関するお悩みに回答しました。

立ち会い出産で妻を「スーパーリスペクト」

山内健司さんは男の子2人のパパ、濱家隆一さんは女の子と男の子のパパ。そんな2人がYouTubeで視聴者から寄せられたお悩みに回答する中で、子育てに関する自身の経験を明かしました。

ともに「立ち会い出産した方がいい」派のかまいたち。「1人目はコロナ禍で立ち会い出産ができなかったものの、2人目は夫が立ち会いたいと希望。夫がいてくれたら心強いと思う一方で『女として見られなくなるからやめた方がいい』という男性の意見も聞くので悩んでいる」という女性からの相談を取り上げました。

濱家さんは、長女のときは妻が里帰り出産で、自身は東京で仕事だったため立ち会えませんでしたが、2人目となる長男のときは仕事を終えてギリギリ出産に間に合って立ち会うことができたそう。

山内さんも濱家さんも、立ち会い出産については「スケジュールが合えば立ち会うのが当たり前という感覚」と明言。身近で「女として見られなくなる」などという男性の声は聞いたことがないといいます。

濱家さんは立ち会い出産をしたことで、妻への「スーパーリスペクト」が生まれ、「神秘的っていうの?『命が今生まれた!』ってあの感じ」と、大感動。山内さんも同様に、「リスペクトが増すっていうのはよく聞くので、立ち会えるなら立ち会ったほうがいいんじゃないですか」とすすめました。

また、濱家さんは夫側の心境について「普段見ない奥さんの姿だから、それを見てこっちがちょっと怯えてまうところはある」と解説。その「動揺を出さない心づもり」が必要だといい、山内さんも「旦那さんには強い気持ちでいてほしい」とアドバイスしました。

「寝かしつけはマジで難しい」

1歳になる息子の寝かしつけについて悩んでいるママからの相談には、「寝かしつけはマジで難しい」と、かまいたちの2人も現在進行形で悩んでいる問題のようです。

相談者はスムーズな寝かしつけのために、たくさん遊ばせる、ルーティンを作るなどさまざまな対策をしていても息子がまったく寝てくれず、「一緒に寝られるのも今だけだからとわかっていますが、朝寝、昼寝、夜の寝かしつけが毎日あり、つらい」とのこと。寝かしつけは毎日のことですから、うまくいかないと本当に大変ですよね。

このお悩みに対して濱家さんは「まず、ご苦労様です」と相談者を労いました。2人とも寝かしつけには苦戦してきたといい、山内さんの次男は寝落ちしそうなギリギリの状態になっているにもかかわらず「ママは?」と気にしてなかなか寝ないとか。濱家さんの子どもたちも「目が固いタイプ」で、「いろんなルーティンやったけど効かん」といいます。

よく子どもが保育園や幼稚園に通い出すと疲れてぐっすり寝るようになるとも言われますが、濱家さんの子どもは「まだ寝るのに1時間かかる」、また山内さんの子どもはスクールで寝てしまうため、帰宅後は元気が有り余っていて寝ないという、これまた“あるある”状態。

そもそも寝かしつけには正解がなく、難しいからこそ、ママとパパで協力して取り組むべきだというのが、かまいたちの意見です。たとえば、まずはパパが寝かしつけを行い、1時間くらいして子どもがママを恋しくなったタイミングでママに替わると、「ママに替わった安心感で寝る」こともあるそう。「俺じゃ寝ないから~」とすぐ音を上げたりせず、「絶対に何が何でも俺が寝かしてやる」という気合いで臨むことも大事だと話していました。

「寝かしつけに1時間以上」実は珍しくない

子どもの寝かしつけに苦戦する親は少なくありません。博報堂がおこなった「子どもの睡眠・寝かしつけ」調査によると、寝かしつけに30分以上かかるのが6割、60分以上が15.6%となっていました。

なお、イギリスでバスルームの小売業者Better Bathroomsが実施した2,000人の親に対する調査では、親が3歳未満の子どもを眠らせるのには平均で90分かかっていたそうです(この調査では、入浴の時間も含めています)。

このうち平均22分は読み聞かせの時間で、寝かしつけで最も時間がかかると回答があったのは、読み聞かせと入浴。お風呂は入れるのも、あがらせることにも時間がかかっていました。

そして55%の親が、子どもを寝かしつけるのに時間を費やしたために、自分の夕食を食べ損ねたと回答したそうです。寝かしつけが大変なのはどこの国も同じようです。ママとパパで協力して、どちらかの負担が大きくなりすぎないようにしたいですね。

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