インターナショナルスクール入学後、65%が途中で退学していたことが判明! 退学理由2位は「学費が高かった」、では1位は?
じゅけラボOnlineインターナショナルスクールJOIは、子どもをインターナショナルスクールに通わせていたことがある保護者を対象に実施した「インターナショナルスクールを辞めた理由に関する調査」の結果を発表しました。
通っていた期間、55%が「2年未満」と回答
子どもはインターナショナルスクールを途中で辞めたか、卒業したか尋ねたところ、65.1%が「途中で辞めた」と回答しました。
途中で退学した子どもの保護者に、子どもをインターナショナルスクールに通い始めたときの年齢について聞くと、最も多い回答は「5歳以下」(23.5%)でした。次いで「8歳」(17.0%)、「6歳」(14.5%)、「7歳」(11.0%)となり、8歳までに入学した割合は合計で66.0%でした。
一方、「13歳以上」と中学生以降に入学した割合は、10.5%と低くなっています。
インターナショナルスクールを途中で辞めた子どもたちの当時の年齢を尋ねると、最も多いのが「8歳」(14.5%)、次いで「9歳」(14.0%)となり、合計で28.5%が小学校の2年生・3年生の時期に退学しています。また、途中で辞めた子どもの84.5%が中学校入学前の小学生の時期に退学していることもわかりました。
インターナショナルスクールに通っていた期間について聞くと、最も多い回答は「1年以上2年未満」(32.5%)でした。「6ヶ月未満」(6.5%)、「6ヶ月以上1年未満」(16.0%)を合わせると、55%と過半数が2年未満で辞めています。
インターナショナルスクールを辞めた理由について尋ねたところ、最も多かったのが「学校に馴染めなかった」(23.5%)でした。多くの子どもたちが、言葉や文化の異なる新しい環境に適応するのに苦労している現状が見て取れます。
調査概要
調査名:インターナショナルスクールを辞めた理由に関する調査
調査期間:2024/6/12~2024/6/14
調査方法:インターネット調査
対象者:事前調査で「過去子どもをインターナショナルスクールに通わせていた経験がある」と回答した保護者
サンプル数:307人
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(マイナビ子育て編集部)