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2018年02月26日 16:52 更新

汚バッグから卒業! 散らかりやすいバッグの中身を綺麗に片付けるコツって?

荷物が多い女性にとっては、バッグは底なし沼状態になってしまいがち。そんな状態から卒業するために、ここではバッグの収納術を紹介します。バッグブランドのプロデューサーが語る、きれいなバッグの中身を保つための秘訣とは? ごちゃごちゃになってしまう原因を見直してみましょう。

バッグの中身が散乱する原因とは

こんにちは、GIRLSBAGというバッグブランドのプロデューサーのゆきねえです。突然ですが、皆さんは自分のバッグの重さが一体どれぐらいかご存知ですか?

キャンバス・革・ナイロン・ポリエステルと、素材によって異なりますが、働く女性がよく使うA4サイズのバッグであれば、だいたい800g前後が基準となる重さ。そこから荷物を入れるわけなんですが、私が以前、働く女性が使いやすいバッグをテーマにバッグをデザイン・企画していた頃、調査するとだいたい4〜5kgぐらいの重さが平均でした。5kg!!!! まるでお米です。そんな重いものを毎日肩に抱えて通勤しているわけですから、そりゃあ肩だって凝りますよね。

そんな重いバッグでも、中に入れるモノを工夫したり、整理方法を変えてみるだけで、一気に使いやすさが向上するんです。まずは、なぜバッグの中が散らかってしまうのか? その理由を解説します。

そもそも荷物が多い

先ほど、バッグの平均的な重さが4〜5kgと書きましたが、働く女性はそもそも荷物が多い。以前バッグ制作過程で働く女性50人にバッグの中に入れているモノに関してインタビューをし、普段持ち歩いているモノについて調査をしました。その回答がこちら。

・ A4書類
・ メイクポーチ
・ 長財布
・ 鍵やパスケース
・ スマホ
・ ハンカチとティッシュ
・ ペットボトル
・ ノート
・ ちょっとつまむお菓子
・ ペン
・ デジカメ

他にも、パソコン、退社後遊びに行く時につけるネックレスやピアス、イヤホン、アロマスプレーや香水、自撮り棒などスマホやカメラ周りの関連グッズなどなど……。とにかくたくさんの荷物を入れていました。人によっては「え、今日どこかに泊まるの?」と疑いたくなるほど大量の荷物を持っている方も。このように、たくさん荷物を入るとバッグは重くなり、中身も散らかりやすくなります。

ポーチなどをうまく活用できていない

ポーチはバッグの整理整頓に一役買ってくれる便利アイテム。ですが、ポーチがあるのにもかかわらず「面倒くさいから」といって、適当にバッグの中のポケットにモノをしまったり、ポーチの中身自体もぐちゃぐちゃに散らかっていたり。本来の整理する役割を果たしていないポーチが多いのです。

収納場所が決まっていない

私自身も、バッグの企画・デザインを始める前、よくやってしまっていたことなのですが、スマホやパスケース、家の鍵など、バッグからモノを取り出してしまうたびに適当なところに収納してしまい、いざ必要な時に「あれ!? 定期がない!! ちょっと待って!!」と改札前で慌てふためくことは日常茶飯事でした。バッグの中が散乱しがちな人は、なるべく内ポケットや仕切りが充実しているバッグを選び、取り出し頻度が高いモノは特に収納場所をあらかじめ決めておくのがコツ。

1つ1つでいれてしまっている

最近トレンドのクラッチに多いのですが、ポーチも使わず、モノをハダカの状態でバッグの中に入れてしまってはいませんか? リップ・スマホ・財布ぐらいのコンパクトな荷物量なら問題ないですが、ごくたまに荷物がそれなりに多いのに、ひとつひとつそのままポイッとバッグに収納しているケースを見かけます。これでは、散らかるのも当然。ポーチに小分けにするなど、ある程度まとめていれるようにしましょう。

バッグの中身を収納するアイディア

ポーチを有効活用

バッグの整理整頓におすすめなのが、バッグインバッグ!! 一昔前までは「バッグインバッグ」と聞くと、無地で“いかにも収納するバック”というものが多く、おしゃれなものはあまりありませんでした。しかし、最近ではバッグインバッグに見えない、おしゃれでかわいい柄のものが増えています。

また、バッグインバッグに必要なものをしまっておけば、バッグを変える時、そのバッグインバッグを入れ替えるだけで済むというメリットも。巾着タイプで自由自在にサイズを変更できるもの、メイク収納に特化したもの、バッグの使い勝手に特化したものなど、用途に応じていろんなタイプのものがありますので、ぜひ好みにあったバッグインバッグを探してみては?

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バッグの仕切りを活用

バッグインバッグに荷物をしまうのがそもそも面倒くさい、ポーチ使いに自信がない、という方は、仕切りや内ポケットが充実しているバッグを選んでみては? ポケットの数は、スマホやパスケースが入るポケットが2つ、通帳など薄い厚さのものが入るファスナーポケットが1つあることが最低条件。

これに加えて、ボールペンホルダーや鍵をしまえるポケット、小物が収納しやすいゴム入りの伸縮性あるポケットなどが充実しているとベター。ポケットには鍵やスマホ、パスケースなど、取り出し頻度の高いものを収納するようにしましょう。

縦収納を意識する

みなさん、荷物をバッグにしまう時、無造作にモノを横に置いて上へ、上へと重ねてしまってはませんか? そうするとバッグの中から荷物を取り出そうとしても、一番上のモノしか見えず、下のモノは掘り起こさなければなりません。取り出そうとしたときに、下からモノを取り出そうとすると、ぐちゃぐちゃに。

荷物をしまうとき、モノを立てていれるようにして縦収納を心がけると、上から見たときに荷物がどこにあるか一目瞭然になります。さらに、バッグの中身がとてもすっきりして見えるのでおすすめです。

バッグの中身を綺麗に保つ方法

Lazy dummy

持ち物は必要な物のみに絞る

お泊まり級に荷物が多い女性に「その荷物、本当に必要なの?」と聞くと、だいたい「ないと不安だから」「もしかしたら使うかもしれないし」という答えが返ってきます。しかし、それではいつまでたってもパンパンバッグのまま!! まずはバッグの中の断捨離を。最初は不安が残るかもしれませんが、“もしかしたら”のアイテムたちは一回バッグの外に出し、バッグの中に入れるのは、毎日必ず使うアイテムに絞りましょう。

帰宅後カバンの中身をだす

平日のお仕事バッグはわりと固定な方が多いかと思いますが、実はここも落とし穴。バッグの中のポケットを覗いてみると、コンビニで買ったコーヒーのレシートや、同僚にもらった飴の包み紙が無造作に入っていることも……。

うっかりそんなゴミたちを、男性やママ友に見られたらドン引きされてしまうかも!? 綺麗なカバンをキープするには、定期的にカバンの中身を取り出し、整理するのがベターです。

TPOに応じてバッグを使い分ける

入れ替えが面倒だからと、毎日同じバッグを使い続けてはいませんか? バッグは消耗品、ずっと同じモノを使い続けていると、ダメージの蓄積が進み劣化も早まります。気持ちのスイッチを切り替えるためにも、バッグはオンとオフ異なったものを使うのが◎。ファッションに合わせて選べるように、オフ用のバッグもクラッチやハンドバッグといくつか持っておくとコーデの幅が広がって楽しいですよ!!

まとめ

Lazy dummy

普段人から見えにくいモノだからこそ、その部分まできれいにこだわるのが素敵な女性の近道。ちらっと覗いた瞬間、マイナス要因になってしまわないよう、きれいなバッグを心がけてみてはいかがでしょうか?

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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