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2025年05月28日 11:00 更新

食費?被服費?子育て家庭が物価高でも「削らない出費」が明らかに

iTANは、節約をしている大学生以下の子どもがいる主婦・主夫を対象に実施した「節約しても削らない出費ランキング」の結果を発表しました。

これだけはゆずれない!節約しない出費1位は「教育費」

子育て家庭が削らない出費第1位は「教育費」!家庭が守りたい支出の本音

家計の中で節約しない出費について尋ねたところ、最も多い回答は「教育費」(31.2%)で、「食費」(26.9%)、「レジャー費」(12.4%)と続きました。「通信費」「被服費」などは下位にとどまっています。

「ここだけは節約しない」と思う理由について聞くと、「子どもの将来のため」(46.3%)という回答が最も多く、2位は「子どもの教育や経験のため」(43.9%)、3位は「自分・家族が快適に過ごすため」(34.3%)となりました。

「ここだけは節約しない」ために工夫していることは何か尋ねると、最も多い回答は「クーポンやポイントを利用している」(61.8%)でした。「セールやキャンペーンを利用している」(51.0%)、「他の出費を見直している」(30.7%)も多くなっています。

「節約しないための工夫として参考にしている情報源」は、「クーポンサイト・アプリ」(64.5%)が最多でした。32.4%は「SNS」、26.5%は「Webサイト・記事」と答えています。

節約しないための工夫として参考にしている情報源

家計の中で、節約のために削った出費について尋ねたところ、TOP3は「食費」(44.5%)、「外食費」(43.8%)、「日用品費」(28.4%)でした。「食費」は、削る出費と削らない出費の両方に挙げられています。その出費を削ってもよいと思った理由について聞くと、「我慢できるため」(35.4%)が最多で、「優先順位が低いため」(32.6%)、「節約効果が大きいため」(29.2%)が続きました。

「食費」は、削る出費と削らない出費の両方

節約のために一度削ったものの、元に戻した出費はあるか尋ねたところ、79.7%は「ない」と答えました。「元に戻した」という回答は約2割で、どのような理由で戻したのか尋ねると、「ストレスが増えたため」(44.9%)が最も多い回答となっています。

元に戻した理由はストレス増加

「節約によるストレス」について聞くと、約6割が「とても感じている」「やや感じている」と答えました。節約しながら満足感を得るために必要なものについて尋ねたところ、「お得な工夫(クーポン・ポイント活用など)」(58.7%)が最も多く、「小さな贅沢」(46.4%)、「ご褒美や楽しみを設けること」(35.1%)が続いています。

節約のコツ

「節約しても削らない出費ランキング」に関する調査 概要

調査期間:2025年5月15日(木)~2025年5月19日(月)
調査方法:PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
調査人数:1,012人
調査対象:調査回答時に節約をしている大学生以下の子どもがいる主婦・主夫と回答したモニター
調査元:iTAN(https://itans.jp/
モニター提供元:PRIZMAリサーチ

iTAN
https://itans.jp/

(マイナビ子育て編集部)

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