部屋のほこりの放置は危険! 掃除グッズで徹底的に取り除く方法
部屋のほこりを完全に取り除くことはできないとされていますが、だからと言って放置したままにすると、さまざまな問題が発生します。今回はほこりを効率よく取り除くおすすめの掃除グッズをご紹介します。
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部屋の掃除の大敵! ほこり対策とは?
少し前に掃除を終わらせたはずなのに、またすぐにほこりを見つけてしまった! ということはよくありますよね。そんなとき、「掃除はしたんだし、今日はいいや……」と見なかったことにするという方も多いのではないでしょうか。でも、ほこりにはさまざまな害があるため、注意が必要です。
こんなに怖い! ほこりの害
ほこりの性質は大きく分けて非生物粒子と生物粒子があります。非生物粒子は服の繊維や砂ぼこりなど、生き物ではない粒子のほこりのことを指します。生物粒子はダニやハウスダストなどの死骸や糞などのことを指します。
たかがほこりと思って放置しておくと、部屋を清潔に保てないだけではなく、健康被害や火事の危険があるため注意が必要です。
生物粒子による健康被害
健康被害の恐れがあるほこりは生物粒子です。これは、生物粒子に増殖したり、物質を変化させたり、有害物質を作ったりする性質があるため。アレルギーなどを引き起こすハウスダストは生物粒子に多く含まれていると考えられています。特にダニはアレルギーの可能性が高いと言われているので、注意が必要です。
ダニは、部屋のさまざまな場所にいると考えられています。ダニの種類は食品やカビなどをエサにしているものや、小さな虫をエサにしているもの、家ネズミに寄生しているものなどがあります。なかでもアレルギーの原因になるのが、ヤケヒョウヒダニとコナヒョウヒダニです。これらのダニは、死骸になった後でもアレルギーを引き起こすと言われています。
火事の原因になることも
コンセントに電源プラグを差し込んだまま、長時間放置しておくと、コンセントと電源プラグの間にほこりがたまります。プラグの間にたまったほこりが湿気を呼び、この状態で電圧がかかると、コンセントからプラグに流れている電気により、発火することがあります。これがトラッキングです。
トラッキングは、プラグをさしている電化製品を使っていなかったり、電源がオフになっていたりしても、プラグがささっていれば発生する可能性があります。トラッキングによる火災は気付かないうちに起こることがあるため、注意が必要です。
ほこりのたまりやすい場所と、その対策
ほこりを効率よく回収するコツは、ほこりがたまりやすい場所を把握することです。ほこりは、床にばかりあるように思えますが、天井や棚の上などの目線より高い位置や、テーブル、イスなどの手の届く高さの場所にたまっています。
もちろん、テレビなどの家電やソファの裏などにもほこりはたまっているので、気をつけましょう。ただし、家電の周りは静電気が起きやすいため、ほこりが舞うことなく集めやすい場所でもあります。ペーパーモップやほうき、ハンディモップなどの道具で集め、最後に掃除機で吸い取るとよいでしょう。
また、空気清浄機があるのであれば、掃除の前にスイッチを入れておくのがおすすめです。ない場合は、窓やドアを開けたり、換気扇を回したりしましょう。
ほこりはすぐにたまってしまうので、掃除をさぼるとあっという間にほこりっぽい部屋になってしまいます。週に1回~月に1回くらいの頻度でこまめに掃除することをおすすめします。
ほこり取りの強い味方! おすすめアイテム
ほこりをきれいに取り除きたいときは、空気清浄機をつけてから、ハンディモップで高い場所の掃除を行い、徐々に下に向かって掃除していきます。ほこりを取り除くうえでしっかり押さえておくポイントは、舞わないように取ること。ここでは、効率よくほこり取りができるアイテムをいくつか紹介します。
クイックルワイパー ハンディ ブラックカラー
目線よりも高い位置にあるほこりは、ハンディモップで静かに取り除くのがおすすめ。掃除機でむやみに吸い込もうとすると、ほこりが舞いやすくなるため注意が必要です。こちらのハンディモップはほこりが目立つブラックカラーなので、一目でほこりが取れたかどうかを確認することができます。
マイクロファイバー ミニハンディモップ インコ グリーン
洗濯や食器洗いは得意なのに、掃除をするのは腰が重い……という人は、かわいい掃除グッズで気分を上げてみてはいかがでしょうか。こちらのハンディモップはかわいいインコのキャラクター付きです。マイクロファイバーのモップがしっかりほこりを絡めとってくれます。
エチケットブラシ
非生物粒子には、糸くずなどの繊維が含まれます。洗濯物にもともとほこりがついていたり、繊維が落ちやすいタオルなどと一緒に洗ったりすると、洗いたての洗濯物であっても、ほこりの原因になります。
衣類から出るほこりを完全に取り除くことはできませんが、着る前にある程度取り除いておけば、ほこりの量を減らすことができます。こちらのエチケットブラシはローラーでほこりをからめとってくれるので衣服のうえからコロコロするだけで簡単にほこりを取ることができます。
鬼毛棕櫚 手箒 5玉
室内用のほうきのなかでも柔らかい毛でできており、畳やフローリングを傷つけることなく細かなほこりまで集めることができるほうきが棕櫚(しゅろ)ほうきです。
棕櫚は細分化することができ、なかでも、鬼毛棕櫚は古くから「一生のうち3本あれば足りる」といわれているほど、長持ちするのが特徴。修理しながらずっと使い続けられる、コストパフォーマンスに優れた掃除アイテムです。
加湿空気清浄機 プラズマクラスター
どんなに気をつけていても、掃除をしている間はどうしてもほこりが舞いやすい状態になっています。そのため、掃除をする前に、空気清浄機のスイッチを入れたり、窓を開けたりしてから掃除をスタートさせましょう。こちらの空気清浄機は加湿器とセットになっているタイプ。広範囲に使えるので、ほこり取りの相棒として一家に一台用意してみてはいかがでしょうか。
まとめ
どんなにていねいに掃除をしても、家の中のほこりを完全に取り除くことはできません。しかし、掃除のコツを押さえるだけで、ほこりの量を減らしたり、空気中に舞わないようにしたりすることはできます。今回ご紹介した掃除グッズをうまく活用して部屋を清潔に保ってくださいね。
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