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2025年11月04日 15:30 更新

産後すぐ会いに来てくれたくわばたりえさんに青木さやかさん感謝「わざわざ妊娠中に1人で来るって大変なことだよ」

「クワバタオハラ」くわばたりえさんのYouTubeチャンネルに、芸人仲間である青木さやかさんが登場。ふたりはちょうど同じ時期に第一子妊娠・出産を経験したといいます。

■「あかんねんって私知らなくて」

これが10年ぶり以上の再会だという、くわばたりえさんと青木さやかさんは、第一声がお互い「変わんないね!」。そんなくわばたさんは、青木さんをテレビなどで見かけるたびにずっと「申し訳ない」と思っていることがあると切り出しました。

青木さんは2010年の3月に長女を、くわばたさんは同年10月に長男を出産しており、子どもたちはそれぞれ高校一年生と中学三年生に。青木さんの出産直後、くわばたさんは自宅を訪問していたといいます。

当時はじめての妊娠中だったくわばたさんは「ママ情報が全然なくて、でもたぶん大変やということは分かる」と、食事を作るのも大変な時期である産後の青木さんを慮って、生クリームのケーキと手作りのニンニクたっぷり麻婆豆腐を持参。

しかし後で「授乳中にそんなん食べたらあかんらしい」と聞き、くわばたさんは「青木さんそんなこと何も言わんと黙って食べてくれて。ほんで『私辛いの苦手だからちょっとだけいただくね』って。あれっ辛いのあかんかったかな、と思った。ちゃうねん。あかんねんって私知らなくて」「そのことをずっと、もう、やってしもたってずっと思ってたのよ」と、謝りたい気持ちを長く持っていたことを明かしました。

すると青木さんは「正直言うと全然覚えてないんだけど(笑)」と笑い飛ばし、「でも、すごくうれしい。だって妊娠中に来てくれたってことでしょ」と、自身が妊娠中にもかかわらず、出産を労いに来てくれたくわばたさんに感謝。「わざわざ妊娠中に1人で来るって大変なことだよ。そんなに(自宅が)近くなかったもん、あの当時」と、15年前を振り返っていました。

■食べたものがそのまま母乳になるわけではない

「授乳中にケーキなどの甘いものや、辛いものは食べないほうがいい」と聞いたことがある人は多いようです。なんとなく、「おっぱいが詰まって乳腺炎になりそう」「母乳の味が悪くなりそう」と思うかもしれませんが、実はそのイメージに根拠はありません。

油っぽい食べ物がママの体に入ると、いかにもおっぱいの中で詰まりそうな感じがしますが、実は母乳に含まれる脂肪の大きさは乳管(乳房の中で母乳が通る管)の「およそ200分の1」のサイズしかありません[*1]。食事内容によって、この脂肪のサイズが大きくなることもないと言われています。つまり、ケーキを食べたことが原因で母乳中の脂肪が乳管に詰まるというのは、考えにくいことなのです。

また、授乳中に辛いものを食べたからといって、母乳まで辛い味になるわけではありません。食欲をそそる程度の辛さの料理を楽しむ分には問題ないでしょう。塩分の多い食事をしたら母乳が塩辛くなったり、スイーツを食べると母乳が甘くなったりすることはないのです。

ママが食べたものは母乳の中にある程度は出てくるようで 、特に「食べたもののにおい」に関しては母乳からも感じられたという研究結果があります。具体的には、ニンニクを食べたママの母乳からニンニクの香りがした、というもの[*2]。

だからといって「辛いものを食べたら母乳も辛くなる」わけではなく、また、においの変化に関しても、かえって赤ちゃんの飲みが良くなるケースがあるなど、必ずしも悪い影響が出るわけではありません。

乳腺炎は母乳(乳汁)の通り道である乳管が狭くなることで母乳の出が悪くなり、乳腺内に母乳が滞ってしまい炎症を起こした状態です。しかし、乳製品や肉をたくさん食べたからといって、母乳が脂っこくなったり、乳腺をつまらせる原因になったりすることはない、というのが今の主流の考え方です。ストレスを感じないように、特に制限せず美味しくバランスのよい食事をすることが大切です。

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