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2026年02月17日 11:50 更新

移住者が3年間で約3.5倍に!福井県坂井市が、子育て世代からも注目を集める理由とは?

福井県坂井市への移住者が、過去3年間で急激な右肩上がりを見せています。1月25日には、東京都内で初となる市単独の移住フェアを開催したところ、会場には20代から60代まで幅広い層が来場しました。

海も山も遊び場も!子育て世代から「住みたい田舎」として人気の坂井市

福井県坂井市が、初めて単独で開いた移住フェア
福井県坂井市が、初めて単独で開いた移住フェア

同市への移住者は、2021年度の58名から、2024年度には201名と、わずか3年間で約3.5倍という驚異的な右肩上がりを記録しています。人気雑誌「田舎暮らしの本」が発表した「住みたい田舎ベストランキング」(2026年版)では、北陸エリアの総合1位に選ばれました。全国の同規模自治体の中でも総合3位に選ばれたほか、若者世代・単身者部門・子育て世代でも「3位」に輝くなど、移住関係者から熱い視線が注がれています。

坂井市へ移住した人口の推移グラフ
坂井市へ移住した人口の推移グラフ

東京都内で行われた移住フェアでは、来場者から具体的な土地探しや「冬場の雪の暮らしは大丈夫?」「仕事はあるか」など、生活環境について熱心な相談が寄せられました。海や里山が身近にあり、都市機能も程よく調和した坂井市の環境は、自分らしい生き方を求める都会の方々にとって非常に魅力的な選択肢となっています。

手厚い支援と、リアルに暮らしを実感できるお試し移住体験

同市が、短期間で移住者を大幅に増やした背景には、新婚・子育て世代を対象とした支援金や住宅取得補助金といった経済的支援に加え、生活者視点に立った独自の体験プログラムがあります。

特に、一軒家を利用した「お試し移住ハウス」での宿泊を含むオーダーメイド型ツアーは、移住希望者の細かな要望を事前に聞き取り、保育施設や公園、スーパーなど、実際の生活導線を巡る「なりきり移住」ができる点が大きな特徴で、2025年度には約80人がこのハウスを利用しました。

子ども連れの家族には特に好評を呼んでいる「お試し移住」ハウスの一軒家
子ども連れの家族には特に好評を呼んでいる「お試し移住」ハウスの一軒家

市内には「エンゼルランドふくい」をはじめ、子どもがのびのびと遊べる広大な公園が点在しており、こうした充実した育児環境が子育て世代の安心感に繋がっています。また、三国や丸岡など特性の異なる4つの町から、自分たちの理想とするライフスタイルに最適な環境を選べる点も強みです。

市は、今回の都内での単独フェアの成功を受け、今後も独自の広報活動を強化していく方針です。坂井市役所の三上寛司課長は、「都会には少ない自然にあふれた土地や環境が、やはり移住希望者が求めている大きな条件。程よい田舎というのが、移住が増えている要因の一つではないか。これからも“移り住んでよかった”という市を目指したい」と語っています。

坂井市役所
https://www.city.fukui-sakai.lg.jp/

(マイナビ子育て編集部)

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