介護の担い手、親子で大きな意識差。子は「長男・長女」、親は「連れ添った配偶者」を希望
LIFULL seniorが運営する業界最大級の老人ホーム・介護施設検索サイト「LIFULL 介護」は12月16日、子を持つ65歳以上の男女と、介護経験が無く、親が存命の男女428人を対象に実施した「介護の担い手に関する意識調査」の結果を発表しました。
親側は「子どもは何もしなくていい」……配偶者同士の介護で、老老介護のリスクも浮き彫りに
介護の担い手について聞いたところ、親側は自分の介護の主担当として 「配偶者」(59.8%)が最も多く、「介護サービスなど専門スタッフ」(28.8%)が続きました。一方、子ども側は、親の介護の主担当は「長男」(30.1%) 「長女」(24.3%)が多くなっています。親側は子どもに迷惑をかけまいと考えているのに対し、子ども側は自分たちで面倒を見るものと考える意見が多く、親子間でギャップがあることがわかりました。
親の介護や老後について、どのような事柄について話したことがあるか尋ねると、 最も多い回答は「親が老後を過ごす場所について(自宅・老人ホームなど)」(61.0%) で、「希望するケア・治療について」(52.4%) が続きました。しかし、「費用について」(44.4%)、「家族の役割分担について」(41.2%)は4割前後と半数を下回っています。
親と子それぞれに、親が要介護になった際、子どもが行うサポートの内容について聞くと、親側は「何もしなくて良い」(31.0%)が最も多く、次いで 「別居し多くを専門家に任せた最小限の関わり」(29.0%)となりました。しかし、子ども側がしたいサポートは 「別居しながらできる範囲で身の回りの世話」(36.0%) 、 「金銭的な支援」(35.3%) 、「悩み相談・話し相手」(30.8%) が上位となっています。
子どもからのサポートについて「何もしなくて良い」と回答した親側の人に、子どもの手を借りない老後の過ごし方についての情報収集ができているかを聞いたところ、「特に情報収集はしていない」が54.8%、「わからない」も7.1%と8割以上の人が情報収集できていないと答えています。
親と子どもそれぞれに、要介護になった際に施設入居を検討するタイミングを尋ねると、親子ともに「一人での入浴・着替えが難しくなったら」(親側:41.8%、子供側:31.5%)、「一人での排泄ができなくなったら」(親側:35.6%、子供側:33.6%)が上位でした。「サポートする家族が仕事と両立できなくなったら」は、子ども側は23.4%ですが、親側はわずか7.4%で、大きなギャップが見られました。
調査概要
調査期間:2025年12月4日?7日
調査対象:親側:子を持つ65歳以上の男女500人
子供側:介護経験が無く、親が存命の30歳以上の男女428人
調査主体:株式会社LIFULL senior
調査手法:インターネット調査
引用元:老人ホーム検索サイト『LIFULL 介護』
LIFULL
https://lifull.com/
(マイナビ子育て編集部)
