成人年齢は18歳だけど……「本当の意味で大人になる」条件とは
認知科学に基づくコーチングを法人・個人に提供するミズカラは2025年12月12日(金)、20歳〜59歳の既婚有職男女500名を対象とした「成人の大人率」調査を行いました。
「本当の意味で大人」になるってどういうこと?
日本では2022年に成人年齢が18歳に引き下げられ、大人の基準が更新されました。
ただ、成人式はこれまで通り20歳ということで「大人の基準」が揺らいでいる今日このごろ。ところで、法律的な「成年」は18歳ですが、その瞬間に「大人」になるわけではありません。
一般的には、本当の意味で「大人」になるためにはどんな条件が必要だと思われているのでしょうか? そして成人のうちどれくらいの割合の人がその条件をクリアした「本当の意味での大人」なのでしょうか?
そこで実施された今回の調査。どのような実態が明らかになったでしょうか。
本当の意味での大人になる条件は「自律的な振る舞いができること」
調査の結果「本当の意味で大人になる条件」として最も多くの人(4割)が挙げたのが「社会人として自立し、責任(約束・義務)ある行動ができる」でした。
一方で「18歳=大人」と考える人はわずか8.2%に留まりました。大人になる、とは単純に年齢を重ねたり所帯を持ったりすることではなく、社会人として自律的に振る舞える人間になることを意味するというのが社会的な「通念」のようです。
また、自身で考える「本当の意味で大人になる条件」を自分自身は満たしているのかを尋ねたところ、本当の意味での大人といえる成人は5人に1人しかいないことが判明。さらに10人に3人は条件には少し距離がある「まだまだ子ども」という状態であることもわかりました。
現代人の「真の成人年齢」は30歳前後
さきほどの質問で答えてもらった「本当の意味で大人といえる条件」ですが、それは一般的には何歳くらいでクリアできるものなのでしょうか? それについても調査を行っています。
調査の結果「本当の意味で大人といえる条件」を満たすのは、概ね「30歳前後」だと多くの人は考えていることがわかりました。
一般的な「成人」の基準よりも10年ほどタイムラグがあることからも、本当に大人になるには社会に出てからの様々な試練や経験が必要だと考えられていることがわかります。
また「大人になるのに年齢は関係なく、本人次第だ」と考える人も一定存在(21.0%)するようです。
大人になるとは、「自信を持って自分の人生を歩む」ということ
最後に「エフィカシー(自己効力感・自信)」とのクロス分析を見てみましょう。
自分自身の「大人の基準」を満たしている人ほど、エフィカシーが高いという傾向が明らかです。このことからも、「大人になるということは、自信を持って自分の人生を歩めるようになる」ということである、といえそうです。
成人式は「大人"への"階段」の1段目
現代においては、人は定量的ではなく定性的に、つまり内面から大人になる。ということが調査からわかりました。
成年(18歳)や成人式(20歳)とは、自分自身のことを自分の判断で決めることが社会的に許されるようになる最初の歳。いわば「大人"への"階段」の1段目です。
それ以降、様々な人生の局面において「判断」が迫られます。判断の度に、自分の人生の尺度が磨かれて人は大人になっていきます。
そして自律的に行動し、自分の判断に責任を持てる状態になった時、人は「本当の意味で大人」になり、そこから「大人の階段」がはじまります。
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調査概要
・調査名:「成人の大人率」調査
・調査対象:20〜59歳男女・有職者 500名(全国)
・調査期間:2025年12月12日(金)
・調査方法:インターネット調査
※表/グラフ中の数字は小数点以下を四捨五入しているため、合計しても100%にならないことがあります
ミズカラ
https://mizukara.com/
(マイナビ子育て編集部)
