
レシートの収納には何がおすすめ? 目的別のレシート管理術
レシートは家計管理の要です。でも、レシートは毎日増え続けるばかりで、管理がとても大変。今回は、そんなレシートをうまく収納して管理する方法を、目的別に紹介します。レシートをしっかり管理したい方もざっくり管理したい方も必見の内容ですので、ぜひ最後までご覧ください!
※記事内の商品を購入した場合、売上の一部がマイナビウーマンに還元されることがあります。
定期的に管理する人のレシート収納


レシートを毎日・毎週管理するには、簡単に仕分けができるような収納グッズを導入してはいかがでしょうか。買い物から帰ってきたら、すぐにお財布の中身を出してレシートを区分けするだけでも、とても管理しやすくなります。
レシートの仕分けに便利な収納グッズとして、ウォールポケットとじゃばら式のファイルケースをご紹介します。
ウォールポケット

ウォールポケットは、壁にかけておいてその場でポンポンとレシートを入れていける収納グッズです。仕分けを種類別にするのか日付ごとにするのかでウォールポケットのサイズは変わります。
ここで紹介しているウォールポケットは、カレンダー形式になっていて毎日レシートが仕分けられるようになっている商品です。
ウォールポケットのメリットは、壁面にあるため毎日目に入り「あ、レシート入れなきゃ」と意識できる点です。毎日の習慣になりやすい点では、優秀ではないでしょうか。また、場所を取らない点も魅力です。
デメリットは、毎月ポケットからレシートを取り出して、別のものに移し替える必要がある点。毎月の作業が少し面倒かもしれませんね。
毎日のレシート管理をしっかり習慣化したい方、毎月の作業が苦にならない方には特におすすめです。
じゃばらファイルケース

じゃばら式のファイルケースは、ドキュメント類全般を仕分けるのに便利。仕分けの単位も自由に設定でき、帰宅したらすぐにレシートを入れるだけで簡単に管理できます。
じゃばら式のファイルケースでレシート管理をするメリットは、自由度が高く、自分の仕分けたいように自由に決められる点も魅力です。
一方、デメリットは場所を取ること。デスクの上など、一定の置き場所を用意する必要があります。引き出しの中などにしまいこんでしまうと、レシートの仕分け作業自体忘れてしまうということも。置き場所には工夫が必要でしょう。
毎日・毎週仕分けたら後はあまり手をかけたくないという方や、自分なりの仕分け方法があって自由度の高い仕分けグッズが欲しいと考えている方には、じゃばら式ファイルケースがおすすめです。
レターケース

じゃばら式のファイルケースと同じように、レターケースも管理するのに使いやすいアイテムですね。引き出しの数は、自分が仕分けたい分だけあればOK。引き出し部分には、項目を書いておき、何のレシートを入れるべきかわかるようにしましょう。
ざっくり管理でOK! レシート収納


レシート管理はざっくりでOKという方には、以下のレシート収納グッズをおすすめします。
・無印ポリプロピレンペンケース
・ファイルケース
いずれも、大きな単位でざっくりとレシートを入れておけて、中身が見えやすく、レシートが入っていることがはっきり分かる点で使い勝手が良い収納グッズです。それぞれについて詳しく見ていきましょう。
無印ポリプロピレンペンケース

小・約170×51×20mm
¥ 150(税込)
(2018/05/06時点)
無印のポリプロピレンペンケースは、半透明で中身が識別しやすく、値段も安くていくつかを買いそろえられるのが魅力。レシートを仕分けたい数だけ購入してもいいですし、持ち運びしやすいのでバッグの中に入れておき、レシートをもらったらすぐにポリプロピレンペンケースに入れてしまう、という使い方もできます。
ファイルケース

透明のファイルケースも、レシートをざっくり保管するのに適した収納グッズです。大きいサイズを選べば、1年分のレシートも入るだけの収納力があります。「とりあえず1年単位でレシートがまとまっていればそれでいい」という方には使い勝手の良いアイテムでしょう。
かさばる紙は残さない! デジタル派


レシートを紙で残さず、すべてデジタル化してしまいたいという方もいるのではないでしょうか。最近では、レシートを写メなどでデジタル化して取り込むと、レシートの内容を識別してデータ化してくれるアプリも登場しています。
ここでは、家計簿管理アプリを4つ紹介しますので、自分にとって使い勝手の良さそうなアプリがあれば、ぜひお試しで使ってみてくださいね。
家計簿Zaimレシート
「家計簿Zaimレシート」は、700万ダウンロードを誇る、よく利用されている家計簿アプリです。最大の売りはレシートの内容を自動的にデータ化してくれるところ。約96%もの精度なので、データ入力がとても楽です。
有料になりますが、銀行やクレジットカードの履歴データも取得できますので、お金の流れが分かりやすく、無駄づかいにも気付けるような仕組みになっています。
▽「家計簿Zaimレシート」を見る
https://zaim.net/
家計簿レシーピ!
「家計簿レシーピ!」は、レシートのデータ化に特化した完全無料の家計簿アプリです。読み取り性能が高く、レシート撮影の中に対象の商品があると、dポイントや楽天Edyなどのポイントがもらえる仕組みは、他のアプリにはない魅力。支出のクセが分かる分析機能も豊富で、完全無料のアプリとしては非常に高機能です。
手軽に家計簿アプリでレシートをデジタル化したい、という方におすすめします。
▽「家計簿レシーピ!」を見る
http://receipi.jp/
家計簿Dr.Wallet
「家計簿Dr.Wallet」は、レシートの入力が自動読み取りではなく、オペレーターの手入力という点が他社と比べて大きく違う家計簿アプリです。また、交通系ICカードから乗車履歴を読み取ってくれるので、電車代なども簡単にデータ化できます。
月に100枚以上のレシートをデータ化する場合や、データ化のスピードアップのためには課金が必要な点はデメリット。少々お金がかかってもいいので、楽をしたいという方にはおすすめです。
▽「家計簿Dr.Wallet」を見る
https://www.drwallet.jp/
スマートレシート
スマートレシート対応店舗に限られますが、スマホのバーコードをレジで提示し、スキャンしてもらうだけで、レシートデータが送られてくるという仕組み。これならレシートのスキャンやデータ入力の手間がありません。
レシートデータは「家計簿レシーピ!」との連携ができますので、家計簿アプリとセットで使うと良いでしょう。まだまだ使える店舗が少ないですが、順次拡大中ということで期待できます。
注意点としては、確定申告でレシートが必要な方は使えないという点です。個人事業主の方はご注意くださいね。
▽「スマートレシート」を見る
http://www.smartreceipt.jp/
どうやって仕分けする? たまるレシートの対策


レシート管理について、収納アイテムやアプリを見てきましたが、問題はどう仕分けるかという点。レシートを仕分ける単位はいろいろあります。仕分け方法によっては、後から見返しやすかったり、手間がかからなかったりとメリット・デメリットがあります。そして、もっとも大切なのは、継続できるかということ。
ここでは、仕分け方法を3種類紹介しますので、自分にとって続けられそうな仕分け方法を選んで、参考にしてくださいね。
日/週ごと
日/週ごとの仕分け方法は、レシートの仕分けとしては一般的で、誰もが一度は試してみたことがある方法ではないでしょうか。仕分け単位が細かくなりやすいため、なかなか継続できないのがデメリット。しかし、収納グッズを使えば解決できる可能性がありますので、うまく使って、レシートの仕分けの習慣化を考えてみましょう。
購入したものごと
購入したものごとの仕分け方法も、よくある方法です。食品、文房具、日用品、衣類など、カテゴリーを決めることができれば、レシートの仕分けがしやすくなります。ただ、コンビニやスーパーマーケットなどさまざまな商品を一緒に購入する場合は、ひとつのレシートに複数の品目が含まれてしまい、仕分けがしづらいという点はデメリット。自分なりのルールを作り、仕分けに迷わないようにしましょう。
人ごと
家族がいる場合に使える仕分け方法です。誰がいくら使ったのかを知りたい場合に使います。誰が何にどんな無駄遣いをしているのかも明確になります。
まとめ
収納グッズを使うことで、レシート管理が仕分けしやすくなります。また、継続して行うことが大切ですので、自分がいかにやりやすいかをポイントに置き、収納グッズを選んでみましょう。これまで、家計簿管理やレシート収納が続かなかった方も、もう一度挑戦してみませんか?