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2026年03月24日 11:49 更新

AIを家事育児で使わないなんてもったいない! AI活用中の3児ママ・宮崎真理さんに今日使えるプロンプトを聞いた

生成AIを活用中の3人兄弟のママ・宮崎真理さんが、マイナビ子育てインスタライブに登場!家事育児におけるAIの便利な活用方法と使うときの活用ポイントを教えてもらいました。編集長・てるみんと一緒に気になる活用事例も実演。そんなインスタライブの様子をお届けします。

宮崎真理さんは、神戸大学大学院修了後、オムロン株式会社で技術職として勤務。妊娠・出産を機に退職し、現在は男の子3人(小6・小4・3歳)を育てています。3年前から日々の家事や育児に生成AIを取り入れはじめ、その体験をXやnoteで発信したところ、評判に。現在は雑誌のコラムやテレビ出演などでも活躍中です。

3月には初の著書『AI×家事 毎日バタバタな3児ママがAIを使ってみたら、一人で悩む時間が消えた。』(扶桑社)を発売しました。

AI×家事 毎日バタバタな3児ママがAIを使ってみたら、一人で悩む時間が消えた。
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家事育児に生成AIを使うってどういうこと?

てるみん「みなさん、生成AIは活用していますか?私は仕事では使いますが、プライベートでは使いこなせていないのが実情です……。そもそも『家事育児に生成AIを使う』とはどんなことなのでしょうか?」

宮崎さん家事育児でAIを使うというのは、いろいろな困りごと・悩みごとを一人で抱え込まないようにすること。家事や子育ては、毎日の献立であったり、子どものスケジュール管理であったり、簡単なことだけど、判断しないといけないことが次から次へと積み重なっていきますよね。その判断の部分でAIを使って、一人で小さなことを抱え込まないようにしよう、ということです。そうやって気持ちに余裕ができると、子どもたちに笑顔で接する時間が増えるんじゃないかな、と思っています」

たとえば学校のスケジュール管理。4月に年間スケジュールが配布されますが、自分ですべてカレンダーに入力するのは手間がかかるうえ、日時を間違えてしまうことも。それがGoogleが提供している生成AI「Gemini」を使えば一発で解決! プリントを撮影してGeminiに写真を送り、「カレンダーに登録して」と入力するだけで、すぐに1年分の予定が反映されるといいます。

また、日々の献立は考えるのも一苦労。そんなとき、レシピを考えることも任せられます。自分でレシピを検索すると、材料に家にない食材が入っていてあきらめてしまうことも……。けれどAIなら、冷蔵庫にある食材・家にある調味料だけで作れるものを提案してくれます。使っているうちに、家にいつもある食材や子どもの好き嫌いも覚えてくれて、反映してくれるのだそう。

宮崎さん「とにかく困ったことを誰かに相談するようにAIに聞いてみる。それだけで大丈夫です」

写真からオリジナルのぬり絵をつくってみる

宮崎さんは普段、ChatGPT、Geminiなど4つの生成AIを活用しているそう。そんなAIの活用実例のひとつとして、まず好きな写真からぬり絵を作ることを教えてもらいました。

子どもがぬり絵をしたいとき、検索してもちょうどいい素材が出てこない……そんなとき生成AIを使うと、子どもが撮った写真や子どもが作ったものの写真から、年齢に応じた難易度のぬり絵を作れるといいます。

宮崎さん「子どもがブロックで作った作品の写真を使って作ってみます」

この写真がぬり絵に!?

撮影した写真をAIにアップして、次のプロンプト(AIへの指示)を入力します。

▼プロンプト

これをぬり絵にしてください。3歳の子どもがぬるので、太い線でできるだけシンプルにしてください。背景は何も書かないで白黒にしてください。

すると、あっという間に写真がぬり絵になりました!

できあがったぬり絵

てるみん「これ、すごく使える! 特別感もあるし、子どもの想像力も育っていきますよね」

宮崎さん「あとは印刷して渡すだけで、子どもは大喜びです」

視聴者からは「パパやママの顔をぬり絵にしたら楽しそう!」とコメントがありました。

Geminiにぬり絵の作成を指示している様子

算数の問題をアニメーションで図解してもらう

次に、つまずきがちな算数の勉強を教える方法も。例えば、中学受験の問題でもよく出てくる「旅人算」。図で書いて説明するにもネットなどの解説動画を見てから子どもの問題に置き変えて説明するにも時間と労力がかかりますが……。

宮崎さん「動く図やアニメーションを作るのはChatGPTよりGeminiのほうが得意です。今日はこんな問題を持ってきました」

▼プロンプト

以下の算数の旅人算の問題を、子どもが視覚的に理解できるようにしたいです。AさんとBさんが池の周りを動く様子をシミュレーションできる「動く図解」を作ってください。

【問題】池の周りを、AさんとBさんが同じ場所から反対方向に進み、Aさんが分速70m、Bさんが分速50mで進んだところ、8分後に2人が出会いました。スタートボタンを押すと点が動き出し、出会うまでの時間がわかるようにしてください。

出力された旅人算の解説動画

図解と式が表示されました。そして「スタート!」を押すと、池のまわりにあるAさんを表す点とBさんを表す点が同時に出発し、出会うまでが動画に。

宮崎さんによると、勉強でAIを活用するポイントは、いきなり答えを見せないこと。まず動く図を見ることで、子ども自身に考えさせることが大切で、あくまでAIは「理解を助けるもの」として使うことだといいます。

動く図解に「Geminiで動く図が作れるなんて知らなかった!」と驚きのコメントが寄せられました。

ライブでは実際に図が動く様子を見せてもらいました

宮崎さん「AIは文章をたくさん出してくれるイメージかもしれませんが、こうして画像もアニメーションも簡単に作れます。最近、Geminiには『音楽を作る』という機能もできて。子どもが学校で描いた絵を写真に撮って(絵をイメージした)音楽を作ってみたんです。そうすると日本語の歌詞つきの歌ができました。とても面白かったので、ぜひやってみてください」

また「Geminiは有料ですか?」というコメントも。

宮崎さん「私は有料で使っていますが、無料でもできます。まずは無料で試してみてください」

てるみん「まず無料で使ってみて、もっと使いたいときは有料にするといいかもしれませんね!」

宮崎さんにAI活用のあれこれを質問

最後に、コメントで寄せられたAI活用に関する質問に答えていただきました。

Q:子どもには何歳からAIを使わせるといいですか?

宮崎さん「親と一緒に使うことが基本です。これは我が家でも大切にしているルール。子どもが大人になったときには、もっと高度なテクノロジーが使えるようになっているはずです。そのときに新しいことにどんどん挑戦してくれる人になってほしいので、私が試行錯誤している姿も見せていきたいと思っています」

てるみん「AIによって使用に年齢制限がある場合もあるので、親と一緒に使っていきたいですね」

Q:学習サポートはGeminiが適していますか?

宮崎さん「私はGeminiに漢字ドリルを作ってもらうこともあります。子どもが間違えた漢字、苦手な漢字を書いて、25問のドリルを作ってもらっています。今までは手書きで作っていたので、それより楽ですね。それから学習ポスターも『今知りたいもの』で作ってもらって壁に貼っています。慣用句やことわざが覚えられないときは、そのイメージのイラストをGeminiに作ってもらう。絵で見ると覚えやすいですよね」

Q:家事ではどんなふうに使っていますか?

宮崎さん「レシピのほかには、例えば洗濯機でエラーが出たとき、説明書を探すのではなくChatGPTに〇〇という洗濯機にエラーが出ています、どうしたらいいですか?と聞くと、こことここを確認してください、と教えてくれます。説明書を探して一人で見ていても、不安で後回しにすることもあるけれど、ChatGPTは『これでうまくいかなければ次はこうしてみて』と寄り添ってくれるのがいいですね。子どもが食べこぼして服に何かついたときに、『今、外出先でできることはなんですか?』『洗剤はないけど、できることはありますか?』と聞くこともあります」

まとめ

宮崎さんは最後に「使う際のポイントはいろいろありますが、まずは普通に話しかけるだけで大丈夫です。それで思った通りにいかなくても『思っていたのとちがうよ』というとまた考えて教えてくれるので。本当に誰かとしゃべっているような感じで使ってもらえれば」と話しました。

生成AIの家事育児での活用方法や、実際の使い方を丁寧に教わることができた大充実の30分でした。Instagramにアーカイブも残っているので、詳しく知りたい方はぜひ見てみてくださいね!

また、マイナビ子育てでは宮崎さんの著書『AI×家事 毎日バタバタな3児ママがAIを使ってみたら、一人で悩む時間が消えた。』の試し読みも掲載中です!

(文:マイナビ子育て編集部)

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